BLマンガ「君となら恋をしてみても」TVドラマ化! 江ノ島舞台に“世話焼き同級生×甘えた転校生”描く | アニメ!アニメ!

BLマンガ「君となら恋をしてみても」TVドラマ化! 江ノ島舞台に“世話焼き同級生×甘えた転校生”描く

「ちるちるBLアワード2023」の「BEST次にくるBL」で部門6位に選ばれるなど人気急上昇中のBLマンガ『君となら恋をしてみても』が、TVドラマ化されることが決定した。これに伴い、原作者の窪田マルによる描き下ろしのイラストが公開。コメントも到着した。

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『君となら恋をしてみても』描き下ろしイラスト(C)窪田マル/白泉社(マンガPark)
『君となら恋をしてみても』描き下ろしイラスト(C)窪田マル/白泉社(マンガPark) 全 4 枚 拡大写真

「ちるちるBLアワード2023」の「BEST次にくるBL」で部門6位に選ばれるなど人気急上昇中のBLマンガ『君となら恋をしてみても』が、TVドラマ化されることが決定した。これに伴い、原作者の窪田マルによる描き下ろしのイラストが公開。窪田と松本花奈監督、脚本を手掛ける森野マッシュよりコメントも到着した。

『君となら恋をしてみても』1巻書影

『なら恋』こと『君となら恋をしてみても』は2021年より総合エンタメアプリ「マンガPark」で連載がスタートした、男子高校生たちのピュアでもどかしい恋を描くBLマンガ。過去に同性が好きであることを嘲笑され、もう真面目に恋なんてしないと思っていた転校生の海堂天と、実家の食堂を手伝う同級生の山菅龍司が江ノ島で出会い、少しずつお互いを想い惹かれ合っていく物語を描く。コミックスは累計10万部を突破しており、「ちるちるBLアワード2023」の「BEST次にくるBL」で部門6位に選ばれるなど、人気急上昇中の作品だ。

SNSでは作品の舞台である江ノ島に実際に足を運び、聖地巡礼の様子をアップするファンがいるなど人気を博す。原作の窪田は自身のSNSでも積極的に活動しており、描き下ろしイラストなども多く投稿する。その人気は国内のみに留まらず、韓国版のコミックスも発売されており、2023年7月には人気声優の内田雄馬と天崎滉平によりボイスドラマ化を果たした。8月4日からは渋谷でのポップアップストアの開催も控え、この夏注目を集める。

このたび決定したTVドラマ化は、映画&ドラマ『ホリミヤ』やドラマ『あのコの夢を見たんです。』、マカロニえんぴつ「ハッピーエンドへの期待は」のMVなどを手掛けてきた若手実力派の松本花奈が監督を務め、『ケの日のケケケ』にて「第47回創作テレビドラマ大賞」の大賞を受賞した新進気鋭の若手脚本家・森野マッシュが脚本を執筆する。原作者の窪田からはコメントと描き下ろしのイラスト、松本監督と森野からはコメントが寄せられた。

江ノ島を舞台に描かれる、“世話焼き同級生×甘えた転校生”の恋の物語ははたしてどのように映像化されるのだろうか。龍司と天を演じるキャスト陣やメインビジュアルなど、今後のさらなる続報を楽しみに待ちたい。

<以下、コメント全文掲載>


【原作・窪田マル】


いつも「君となら恋をしてみても」をご愛読いただきありがとうございます。
この度、皆様の応援のおかげでテレビドラマ化が決定いたしました! 夢のようなことが起こっていていまだに実感の湧かないままコメントを書かせていただいております。
ドラマ化のお話をいただいたときは、大切に育ててきた作品を自分の手から離していいものなのか心底悩みました。しかし、ドラマ制作スタッフの方々との話し合いで「『君となら恋をしてみても』で大切にしていることを教えていただけますか。」と聞いてくださったり、作品やキャラクターへの思いを伝えてくださったりするうちに、不安は期待に変わっていきました。熱意を持って考えていただけているのを身に染みて感じています。
私はいつも誰かの人生に影響を与えたいと思いながら漫画を描いています。ドラマ化することで、漫画では届かなかった場所にも「なら恋」を届けられることが嬉しくてたまりません。
何より、実際の江の島で龍司と天が恋をしていく姿を見届けられるのが一視聴者として心から楽しみです!
今までなら恋を私以上に大切にしてくださった読者のみなさま、そしてこれから知ってくださるたくさんの方々、ぜひ一緒に楽しんでいただけたら幸いです!

【監督・松本花奈】


ドラマ「君となら恋をしてみても」監督を務めさせて頂きます松本花奈と申します。
原作を読み、江ノ島の眩い夏の日差しの下繰り広げられる、龍司と天のピュアでまっすぐな恋愛模様に心打たれました。
実写化するにあたって『海の匂い』だったり、『美味しそうな生しらす丼』だったり、『触れ合った時のドキドキ感』だったり……。映像や音だけでなく、そうした五感全部を感じて楽しんで頂けるような作品にしたいと思っています。
窪田マル先生の創られた世界観に敬意を持ち、素敵な作品になるようスタッフキャスト一丸となって全身全霊で挑みます。

【脚本・森野マッシュ】


窪田先生が紡がれた『君となら恋をしてみても』の世界には、水面が光を乱反射するかのような煌めきと、寝苦しい夜のようなままならなさが同じ温度で存在しているように感じます。その両方を取りこぼすことなく脚本に込められるよう、チームのみなさまに助けられながら精一杯書かせていただきました。大切なものをまっすぐに大切にしようとする龍司と天の眩しさを、ドラマでもご覧いただけたら嬉しいです。君となら、と思える人に出会えることがどれだけ素敵かを教えてくれる、柔らかい優しさに溢れたこの物語がたくさんの人に届きますように!




『君となら恋をしてみても』

TVドラマ化決定!

(C)窪田マル/白泉社(マンガPark)

《仲瀬 コウタロウ》

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