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スパイク・チュンソフトより、ニンテンドースイッチ向けタイトル『超探偵事件簿 レインコード』が6月30日に発売されます。
本作は、小高和剛氏ら大人気シリーズ『ダンガンロンパ』の制作陣が再集結し作られた、ダークファンタジー推理アクションゲームです。舞台は、超巨大企業の支配下にある、雨が降り続く奇妙な街「カナイ区」。記憶喪失の探偵見習い「ユーマ=ココヘッド」(CV:福原かつみ)と、ある契約に基づき彼にとり憑く「死に神ちゃん」(CV:鈴代紗弓)は街で多発する未解決事件の調査を行っていきます。
本作の発売を記念し、インサイド内で「『ダンガンロンパ』好き」「『ダンガンロンパ』はちょっとだけ」や「声優好き」など、様々な観点から4人の「『超探偵事件簿 レインコード』めっちゃ気になる勢」を集め座談会を実施!全員がゲームの一部を先行プレイ済みということで、実際にプレイしてみて感じたことも含めて、『超探偵事件簿 レインコード』のどこが魅力的なのかを語り合いました。
『超探偵事件簿 レインコード』公式サイト◆座談会メンバー紹介
・インサイドちゃんMark2こと「つーちゃん」
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インサイドの公式VTuber、インサイドちゃんMark2こと「つーちゃん」だほ~!格闘ゲーム以外ならなんでもプレイするタイプ。『ダンガンロンパ』は、第1作『希望の学園と絶望の高校生』のみプレイ済み。食指に触れたそうで、現在『スーパーダンガンロンパ2 さよなら絶望学園』をプレイ中。推しキャラは不二咲千尋。
・インサイドちゃんMark3こと「THEe(しー)ちゃん」
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つーちゃんと同じくインサイドの公式VTuber。『ダンガンロンパ』のアニメを見て面白いと思っていたところ、同じソフトを2本買った同級生に譲ってもらって『希望の学園と絶望の高校生』をプレイ。ゲームはエンジョイ勢で、育成ゲーム・RPG・謎解きなどが好き。
・すえなが
インサイド編集部。普段はACTやFPSなどゴリゴリのアクションゲームしかやらないが、ミステリー・ホラー小説が好きなので『ダンガンロンパ』もプレイ。メガネっ子属性が好きで、腐川冬子に一目惚れ。『レインコード』ではハララさんとスワロさんで悩んでいる。
・ライター米田
2年前の『ダンガンロンパ トリロジーパック + ハッピーダンガンロンパS 超高校級の南国サイコロ合宿』発売時の座談会にも参加した、生粋の『ダンガンロンパ』ファン。謎解きゲームが好きだが、友達がいないのでリアル体験型イベントに参加できないのが悩み。
『ダンガンロンパ』ガチ勢とライト勢が揃った座談会。この4人が『超探偵事件簿 レインコード』をプレイしてみてどう感じたのか?さっそく話し合っていきましょう!
◆プレイして感じた『ダンガンロンパ』“らしさ”と“違い”
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すえなが:まずは、『レインコード』をプレイしてみてどうでしたか? 僕は「『ダンガンロンパ』が好きな人は、買って損はない」と思いました。
つーちゃん:わかります!『ダンガンロンパ』ファンがしっかり楽しめるよう、システムが踏襲されていましたよね。
米田:“『ダンガンロンパ』らしい”と表現するのは違うかもしれないのですが、血がピンク色だったり、癖の強いキャラクターだったり、ディストピアっぽい世界観だったり、ゲームシステムにおいても『ダンガンロンパ』ファンにはたまらない作りになっていましたよね。
すえなが:『ダンガンロンパ』といえば、あの独特な雰囲気ですよね~。
米田:でも、この『レインコード』じゃないと味わえない部分もたくさんあって。『ダンガンロンパ』では閉鎖的な空間で進行していたストーリーが、今作では街を歩き回れるようになったり、そこは新鮮に感じました。
THEeちゃん:違いで言うと、3Dになったことが大きいですよね。立体的に街を感じることができるので、その世界にすごく入りやすくなったと思いました。『ダンガンロンパ』は本を読んでいる感覚でプレイしていたけど、『レインコード』は自分が主人公になって本当に動いている感覚になりました。
すえなが:物理的な意味で街並みやキャラクター、事件を色んな角度から見られるのが良いですよね。
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THEeちゃん:「推しのスカートの中を覗けるかも?」みたいな(笑)。それはできないですけど、キャラ推しの私にとっては、色んな角度でキャラクターを眺められるのは嬉しいです!
すえなが:アクションゲーム好きの僕にとっては、アクション要素が格段に増えていることがすごく嬉しかったです。謎迷宮でのシーンで「こんなにちゃんとアクションさせてくれるんだ!」と驚きました。
米田:小高さんにインタビューした時、アクションシーンを3Dにすると「距離感などがすべて丸見えになってしまうので、そういった部分の見え方の調整は苦労した」とおっしゃっていました。実際にアクションシーンをプレイしてみて全く違和感がなかったのは、その苦労の結果なのだと知ると感動しましたね。
すえなが:なるほど。2Dなら成立するけど、3Dでは違和感になるということは、ゲームだけじゃなくてアニメを見ていても割とよくあることですもんね。
米田:小松崎類さん(※『ダンガンロンパ』および本作のキャラクターデザイン)の絵って、2Dだからこそ表現できる不気味さみたいなものがあると思っていたのですが、3Dになってもそれが保たれたままだったのも個人的には注目ポイントだと思いました。
THEeちゃん:この色味や雰囲気を3Dにしちゃうと、確かに違和感になるかも…と思いますよね。それが違和感なく仕上げられていたのは、本当に制作陣の苦労のたまものだと思います。感動!
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◆謎解きの難易度は?『ダンガンロンパ』やってなくても楽しめる?
すえなが:謎解きに関してはどう感じましたか?
米田:『ダンガンロンパ』って仲間の手助けが手厚くありませんでした?
つーちゃん:ヒントが豊富でしたよね。それに比べて『レインコード』はもう少し考える要素が増えて、かつアクションが入って来るので、落ち着いて考える余裕を与えてもらえない(笑)。
米田:わかります。『ダンガンロンパ』と比べて謎解きの要素が骨太になったなと感じました。
つーちゃん:ね!『ダンガンロンパ』の時は横で霧切響子さんが「こうなるってことは、こうよね苗木くん!」と手厚くヒントをくれていたのが、『レインコード』ではそのハシゴが良い意味で外されていました。もちろん、ある程度サポートはしてくれていますが!
米田:上手いですよね。しっかり調査パートを読み込んでいないと、謎が解けない。「ストーリーも謎解きもどっちもしっかり楽しませる!」という制作陣の意気込みを感じます。
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THEeちゃん:私は『ダンガンロンパ』をシリーズとして少しだけしかやったことなかったので、本作のストーリーはフラットに見ていましたが、純粋にお話として、謎解きとしておもしろいものになっていたと思います。
すえなが:確かに。もちろん、『ダンガンロンパ』から続くあのテイストも魅力的ですが、それ抜きでも推理アドベンチャーや謎解きが好きな人にはプレイしてほしいですね。『ダンガンロンパ』をやったことなくても刺さると思います。
逆に推理や謎解きが少し苦手、でもキャラクターや設定に魅力を感じるという方に対しても、推理が簡単になりすぎない程度にはサポートが入っていて、ゲーム画面をくまなく見ていけば必ず解けるようないい塩梅になっていると感じます。
米田:そうですね!『ダンガンロンパ』とのお話上のつながりというのもなく、今回は完全新作になっていますから。これまで『ダンガンロンパ』をやっていなかった、という方でも、全く問題なくプレイできますし、今回はアクション要素が増えていて、プレイ感も全然違います。『ダンガンロンパ』未経験だけど推理や謎解きが好きな方も、すえながさんのようにアクションが好きという方も、色々なタイプのプレイヤーが楽しさを見いだせる作品になっているんじゃないかと思います。
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◆裏切る?裏切らない?気になるキャラクター
米田:先ほどTHEeちゃんが言ったように、3Dでキャラクターを楽しめるのも良いですよね。私は死に神ちゃんに一目惚れしてしまったのですが、皆さんはどのキャラクターが気になるとかありますか?
THEeちゃん:声優でキャラクターを見ることもある私にとっては、今回は全員が豪華すぎる…!
すえなが:僕はハララ=ナイトメア(CV: 石川由依)かなぁ。
米田:出た!メガネ好き!
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つーちゃん:今のところ一番好きなのは、ヨミー=ヘルスマイル(CV:松岡禎丞)。癖(へき)が詰まってる!「こういうの好きでしょ?」というのを集めてお皿に乗せて渡されている感じ(笑)。
すえなが:その右腕的存在のスワロ=エレクトロ(CV:伊藤静)も良いですよね。…メガネだし。
つーちゃん:ヤコウ=フーリオ(CV:子安武人)はやっぱり気になりません?「夜行探偵事務所」の所長ではありますが、本当に信頼していいの?という…。声優も子安さんですし、一筋縄ではいかなそうな雰囲気がプンプンする。
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つーちゃん:私は『ダンガンロンパ』で一番好きなキャラクターが不二咲千尋なのですが、声優が宮田幸季さんだった時点で「あれ、こうじゃないかな?」という先の展開を予想したりしていました。今回も声優で展開が読めるのでは?と思ったり……。
米田:でも、『ダンガンロンパ』は大御所声優が演じるキャラクターだとしてもどんどん死んでいきましたよね。
つーちゃん:確かに~!「このキャラ好き!」と思ってもすぐ死んでしまって悲しい展開がいっぱいありました。
すえなが:米田さんが先行プレイレポートで死に神ちゃんのかわいさを爆推ししていましたが、きっと制作陣も死に神ちゃんが好きですよね。表情絵の差分がすごいですし(笑)。
THEeちゃん:死に神ちゃん、私も好きです! かわいすぎる!
つーちゃん:私も好き~!でも、ビジュアルから「信じていいのか?」と疑心暗鬼してしまいませんか?
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THEeちゃん:かわいいけど、思考回路的に残虐ですもんね。やっぱり『ダンガンロンパ』を経験しているから、「この人は裏切るかな?」と疑ってしまうキャラクターが多い。それでいうと、ハララさんは霧切さんポジションだと思うので、裏切ってほしくないなぁ…。
すえなが:スワロさんが腐川さんみたいなキャラクターだったらどうしよう…とは思います(笑)。
つーちゃん:とすると、ヨミーは十神白夜枠ですかね?スワロさんがヨミーにそういう感情を抱いていたら面白い(笑)。
米田:どのキャラクターが裏切るのか、信じてよいのかなども想像しながら楽しめるのは、『ダンガンロンパ』が良い伏線になっていますよね(笑)。
すえなが:これは伏線なのかわかりませんが、死に神ちゃんの、人間とはかけ離れた倫理観を持っているところも重要になっていると思いませんか?かわいく残酷的なことを言っているのが魅力的ではありますが、今後話が進むにつれて、その残虐な一面がユーマと対立していったりとか…。
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THEeちゃん:第1章では本当に悪い人が犯人だったので、死に神ちゃんと謎迷宮を突破していくのは爽快感がありましたが、今後、信頼していた人物が犯人になってきたりすると、なんとも言えないモヤモヤを抱えてしまいそう……!
つーちゃん:そういう葛藤に苛まれるユーマも見てみたい!
米田:先の展開は本当に読めませんね!それを想像しながらプレイするのも絶対楽しいと思います!
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『ダンガンロンパ』が好きだという方はもちろん、『ダンガンロンパ』をプレイしたことがなくても、ミステリー好き、謎解き好き、声優さんファンなど、どんな入口からでも入りやすい『超探偵事件簿 レインコード』。この記事を読んで気になった方は、是非プレイしてみてくださいね。
『超探偵事件簿 レインコード』はニンテンドースイッチ向けに6月30日発売です。
『超探偵事件簿 レインコード』公式サイト