歌がうまいと思う声優は？谷山紀章、古川慎、宮野真守…ライブ、キャラソン、カバー曲でも活躍する声優陣が集結！＜23年版＞

5月8日は声の日。
「こ（5）え（8・エイト）」の語呂合わせが由来の記念日です。

声優はキャラクターに息を吹き込むだけでなく、歌声を披露する機会も多い職業です。キャラクターソングを歌い上げたり、作品の主題歌を担当したり、ライブでパフォーマンスを披露したりと、幅広い活躍を見せています。歌手顔負けの歌唱力を誇る声優も珍しくはありません。

そこでアニメ！アニメ！では、読者からリクエストが多いテーマ「歌がうまいと思う声優は？」と題した読者アンケートを昨年に引き続き実施しました。4月21日から4月27日までのアンケート期間中に1412人から回答を得ました。
男女比は男性約20パーセント、女性約80パーセントと、女性が多め。年齢層は19歳以下が約45パーセント、20代が約25パーセントと若年層が中心でした。

■キャラソンやカバー曲、ライブでも大活躍の面々が集結！

第1位

1位は谷山紀章さん。支持率は約11パーセントでした。

谷山紀章さんは2005年に音楽ユニット・GRANRODEOを結成。ボーカル・KISHOWとして数多くの楽曲を手がけてきました。4月26日にはライブBlu-ray「GRANRODEO LIVE 2022 SUMMER L△KE “Hot OH～!! 河口湖！！”」がリリースされたばかりです。

「GRANRODEOでの歌唱力はもちろん、女性ボーカル曲も原曲で歌えるなんて『本当に同一人物？』と思ってしまうほど。低音から高音まで幅のある音域と、シャウトしても潰れない強靭な声帯をボイトレなしで飼い慣らしているのも驚き！」や「どんな曲でも自分のものにしてしまう歌唱力と、バラードやメタルなどの曲に合わせた表現力が魅力。しっかりと歌を聞かせる時、盛り上げる時を使い分けるライブパフォーマンスも卓越しています」と絶賛のコメントが届いています。
「男性声優として初の武道館単独ライブを開催、ブルーノートではライブを2回行い、Guns N' Rosesのオープニングアクトとして歌唱するなど、多くの偉業を成し遂げてきたから」と歩んできた音楽活動に触れた読者もいました。

第2位

2位は古川慎さん。支持率は約7パーセントでした。

古川慎さんは2018年にアーティストデビュー。2023年7月5日にはデビュー5周年を記念したシングルの発売が、そして11月12日には記念ライブの開催が決定しました。
「キャラソン、ロック、ジャズ、ラップ、レゲエ、ボカロカバー、ミュージカル風などなど……。どんな曲を歌っても度胆を抜かれます。歌詞に感情を乗せるのが抜群に上手い！次は何を披露してくれるのか楽しみです」や「ハイテンポなジャズからしっとりとしたバラードまで、必ず曲に合う声で歌っているから。キャラソンでの自由自在な歌声も見事の一言」と多彩なジャンルを歌いこなしています。

「ライブでの生歌がCD音源を軽々と超えてくる歌唱力！」や「キャラソンではキャラによって発声を巧みに変えていて、その歌い分けにいつも驚かされる。そして何よりも声量！ぜひ古川さんが出演するライブに行って、その声量を現地で浴びてみてください」とライブの生歌に魅了されたという読者が目立ちました。

第3位

3位は宮野真守さん。支持率は約6パーセントでした。

宮野真守さんは2008年に本格的に歌手デビュー。2023年春アニメ『THE MARGINAL SERVICE』でOPテーマ「Quiet explosion」を担当し、4月26日には同名のニューシングルが発売されました。

読者からは「さまざまなジャンルの曲を歌い、キャラソンも披露するなど幅広い音域の持ち主。ライブでは激しい振り付けでも声がまったくブレないのもスゴイです」や「YouTubeチャンネルでカラオケ動画を配信していて、その歌の上手さにビックリ！あの透き通ったボイスで気持ちの乗った歌声を聞かされたら……もう最高！」と絶賛のコメントが。「宮野真守さん独特のビブラート、通称マモラートが素晴らしいから。表現の仕方を見習いたいです」と声を揺らすテクニックでもファンを虜にしています。

なお
女性声優は4位に水瀬いのりさんがランクイン。「高音から低音まで使い分けが上手くて、カバー曲でも原曲のアーティストに寄り添った声色が素敵でした」や「『五等分の花嫁』の中野五月、『魔王城でおやすみ』のスヤリス姫、『ヒロインたるもの！～嫌われヒロインと内緒のお仕事～』の涼海ひよりと、まったく異なる声でキャラソンを歌っているから」といったコメントが寄せられました。