『鬼滅の刃』の作者・吾峠呼世晴による直筆原画約380点を展示する「『鬼滅の刃』吾峠呼世晴原画展」が、2023年3月25日より名古屋会場にてスタート。会場でしか見ることのできない描き下ろしイラストも展示するイベントだ。
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吾峠呼世晴が2016年11月から2020年5月まで「週刊少年ジャンプ」で連載した『鬼滅の刃』。家族を鬼に殺された少年・竈門炭治郎が、鬼になった妹の禰豆子を人間に戻すため、「鬼殺隊」へ入隊することから始まる物語は、人と鬼の切ない物語、鬼気迫る剣戟、そして時折描かれるコミカルなシーンは人気を呼んだ。
ufotableが制作し、2019年4月より始まったTVアニメは第1期『竈門炭治郎 立志編』に続き、2020年10月より劇場版『無限列車編』、2021年10月より劇場版を再構成したTVシリーズ『無限列車編』を展開。2021年12月より第2期『遊郭編』が放送、2023年4月には第3期『刀鍛冶の里編』の放送が決定している。
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吾峠呼世晴原画展では、直筆原画を展示して作品の魅力を伝える。世界観を表現した迫力の立体造形や、「大正コソコソ噂話~原画展特別版~」など初公開となるイラストも多数展示。また、名古屋会場では公式パンフレットを含むオリジナルアイテム105点に加え、新規4アイテムを追加販売する。
展示内容は、23冊の単行本表紙と“竈門炭治郎と禰豆子第0巻フィギュア”が来場者を迎える「【序章】煌(きらめき)~不滅への旅立ち~」に始まり、各キャラクターの背負っている運命や過去エピソードなどを振り返る「【壱ノ章】絆(きずな)~兄と妹、そして仲間たち~」、上弦の鬼たちの姿と記憶を覗く「【弐ノ章】鬼(おに)~人の果て、悲しみの果て~」などが用意されている。
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さらに9人の剣士「柱」の強さや誇り高き姿を伝える「【参ノ章】柱(はしら)~絶対なるその呼吸~」、隊士が背負った過去・宿命・未来に託した希望に想いを巡らせる「【肆ノ章】繋(つなぐ)~全てを懸けて~」、最終決戦を多数の原画と大判グラフィックで伝える「【伍ノ章】刻(とき)~千年の夜明け~」、そして物語の結末を見届ける「【終章】継(つぐ)~幾星霜を越えて~」と続く。終章で本展初公開となるイラストは必見だ。
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チケットは「全日日時指定制」と「各日数量限定」の2種のほか、カードスタンド(化粧箱&カード付き)が付属する「グッズ付き日時指定券」もある。ローソンチケットで1月30日より先行抽選販売の受付開始。一般発売は3月4日から行う。来場者特典には、吾峠呼世晴描きおろしの原画展限定「特製ミニ色紙」が用意されている。
・会場:金山南ビル美術館棟(旧名古屋ボストン美術館) 名古屋市中区金山町1-1-1
・会期:2023年3月25日~5月28日(4月22日より後期になる)
・入場料:一般/2,000円、中高生/1,500円、小学生/1,000円、グッズ付き(年齢区分なし)/3,600円(各税込)
・営業時間:10:00~19:00(最終入場は18:00)
・主催:『鬼滅の刃』原画展名古屋実行委員会
(C)吾峠呼世晴/集英社