昨年2022年も、アニメやゲームなどのエンタメ業界では、たくさんの魅力的なコンテンツが生み出され、大変盛り上がった一年になりました。
オリジナルアニメ『リコリス・リコイル』の大ヒットや、新海誠監督の最新作『すずめの戸締まり』が公開されたのも記憶に新しいところ。また、『ガンダム』シリーズ7年ぶりのTVアニメ『機動戦士ガンダム 水星の魔女』は、今年も大注目作品で、第2クールを楽しみにしている方も多いのではないでしょうか？
そして今年は、巨匠・宮崎駿監督の最新作『君たちはどう生きるか』の公開も決定しており、アニメファンのみならず世間も“アニメ”から目が離せなくなる一年になること間違いなしです。
では果たして、2023年は一体どんな“アニメ”の年になるのか？ 今回アニメ！アニメ！では「2023年“アニメ流行”を大予想！ アナタの意見は？」と題して、【TVアニメ関連】【劇場アニメ関連】【キャラクター関連】【主題歌関連】【声優関連】【その他】の6つの項目に分けて、みなさんから2023年度アニメに関する予想や期待についてのアンケートを募集しました。
1月7日から1月14日までのアンケート期間で実施したところ、男女比は男性が約33パーセント、女性が約60パーセント。年齢層は10代が約70パーセント、20代が約10パーセント、30代が約5パーセントと若年層からのコメントが多く集まりました。以下、コメントを一部抜粋してご紹介します。
■TVアニメ関連の予想
TVアニメ関連の予想では、去年に引き続き2023年も『SPY×FAMILY』が流行るとの声が多数寄せられました。また『ブルーロック』や『文豪ストレイドッグス』の続編を期待している人も多くいらっしゃる様子。さらに新作アニメでは、『【推しの子】』の名前が複数の方から挙げられました。
●『SPY×FAMILY』が今年も人気になる！（20代・女性）
●『文豪ストレイドッグス』が流行るのではないでしょうか？ もともと声優さんが豪華だったのですが、シーズン4で千葉翔也さんや梶裕貴さんたちが増えるからです。（10代・女性）
●『ブルーロック』の人気が爆発しそう！ 2クール目はさらに面白くなるので、今から楽しみです！（20代・女性）
●『推しの子』。アニメならではの表現が見たい。（10代・男性）
●『水星の魔女』が再び話題になりそう。第一クールがTwitterでめちゃくちゃトレンド入りしてて、衝撃的なラストだったから。（10代・女性）
●『鬼滅の刃』が最終回までTVでやるんじゃないか!?（10代・女性）
『文豪ストレイドッグス』第4シーズンキービジュアル（C）朝霧カフカ・春河35/ＫＡＤＯＫＡＷＡ/文豪ストレイドッグス製作委員会
●オリジナルアニメが流行る！ 去年は女の子が活躍する『リコリコ』が話題になったので、今年は男性キャラがメインの話が流行るかも？（女性）
●ラノベ作品の映像化。『お隣の天使様』、『スパイ教室』などが話題になると思う。（20代・男性）
●『とんがり帽子のアトリエ』が流行りそう！ 原作の綺麗な絵が動くのがとにかく楽しみだし、今ブームになってる百合要素も含まれてるから期待してる！（10代・男性）
●『からかい上手の（元）高木さん』のアニメ化製作発表がありそう!?（50代・男性）
●『お兄ちゃんはおしまい！』。作画、カメラワーク、ストーリー、そして女児の体。全てを変態クオリティでおくる変態アニメ。このアニメが流行らない世界は“おしまい”だが、流行る世界もまた“おしまい”である。（10代・男性）
■劇場アニメ関連の予想
劇場アニメ関連の予想でも、『SPY×FAMILY』が一番人気となりました。続いて女性ファンから、『ハイキュー!!』と『名探偵コナン 黒鉄の魚影』への支持が多く集まっています。また『響け！ユーフォニアム』や『魔法少女まどか☆マギカ』の新作についてもコメントが寄せられました。
●劇場版『SPY×FAMILY』が流行りそう。（10代・女性）
●『リコリコ』の完全オリジナル映画が出て、劇場版アニメ興行収入ランキング『呪術廻戦 0』超え。（10代・男性）
●『魔法少女まどか☆マギカ〈ワルプルギスの廻天〉』が公開される。（10代・女性）
●『名探偵コナン 黒鉄の魚影（サブマリン）』。アニメも長年人気で、楽しみにしている人が多いんじゃないかと思ったから。（10代・女性）
●『ハイキュー!!』が、ゴミ捨て場の決戦や大人になってからの日向と影山の場面もあり、すごく楽しみです！（10代・女性）
●『プリキュア』が20周年を迎えるから、15周年の時のようにオールスター集結したり、それ以上に豪華な内容となることに期待しています。（10代・男性）
劇場版『名探偵コナン 黒鉄（くろがね）の魚影（サブマリン）』青山剛昌描き下ろしビジュアル（C）2023 青山剛昌／名探偵コナン製作委員会
●宮崎駿さんが監督する、吉野源三郎さんの『君たちはどう生きるか』が流行ると思う。（10代・女性）
●『特別編 響け！ユーフォニアム～アンサンブルコンテスト～』が流行る。（10代・女性）
●『劇場版アイドリッシュセブン』。7周年を迎えて念願のシネマ進出。ずっと「いつか必ずみんなに会いに行くよ」と言っていたアイドル達が、地元に来てくれる喜びでいっぱいのファンが多数。（30代・女性）
●『魔入りました！入間くん』が映画化。（10代・女性）
■キャラクター関連の予想
キャラクター関連の予想では、『呪術廻戦』や『鬼滅の刃』、そして『文豪ストレイドッグス』のキャラクターが多数エントリーしました。また世間に関係なく、とにかく自分の“推し”が流行って欲しい！ との願いが込められた、アニメファンならではのメッセージが多数届きました。
●『SPY×FAMILY』アーニャの人気が止まらなさそう！（10代・女性）
●『水星の魔女』のグエル君!!（10代・女性）
●『東リベ』の新キャラ、イヌピーとココは人気が出そう。関連グッズも増えるかも。（女性）
●3期の制作が決定している『ようこそ実力至上主義の教室へ』の主人公・綾小路清隆が人気になると思う。（10代・女性）
●『リコリス・リコイル』の千束とたきなが今年も流行る。（40代・男性）
●夏の始めに『ワンピース』のルフィに関して、『ONEPIECE FILM RED』以上の盛り上がりになる。（10代・男性）
●『呪術廻戦』の夏油傑。（10代・女性）
●『鬼滅の刃』の時透無一郎。（10代・女性）
●『文スト』から、太宰治、ドストエフスキー、ゴーゴリ、条野採菊。（10代・女性）
●『氷属性男子とクールな同僚女子』の氷室くんが流行ると思います。吹雪を出す真似をする人が出てくると思います。（10代・男性）
■主題歌関連の予想
アニメの主題歌については、担当アーティストとしてOfficial髭男dismの名前が複数の方から挙がりました。また、大ヒット作品『鬼滅の刃』の主題歌にも再び注目が集まっています。
●『鬼滅の刃』の主題歌が流行る！（10代・女性）
●春アニメのどれかの主題歌をOfficial髭男dismが担当して大バズり。（10代・男性）
●ブシロード関連のアニメの主題歌が、『バンドリ』、『D4DJ』に全部統一。（10代・男性）
●声優さんが歌う主題歌が増えそう！（10代・女性）
●オープニングなしや、エンディングなしのアニメが放送されると思う。（20代・男性）
●『アンデッドアンラック』は好きな人が多いので、主題歌もそれがキッカケで流行ると思う。（10代・女性）
●オーイシマサヨシ、またはOxTが歌うアニメ主題歌が流行りそう。（20代・男性）
●「めざせポケモンマスター」が流行ると思います。1月からのアニメがサトシ引退を記念した特別バージョンのものなので、今までのものも話題になると思います。（10代・男性）
■声優関連の予想
声優さんに関連する予想では、神谷浩史さんや花澤香菜さんらベテラン声優の名前を挙げる方が多数いらっしゃいました。そこに、近年の話題作に出演されている種崎敦美さんや戸谷菊之介さんへのメッセージが寄せられています。
●種崎敦美さん、休みなし。ひっぱりだこ。（10代・男性）
●戸谷菊之介さん。『チェンソーマン』で名演技を見せてくれ、メディア出演の機会もあったのでこれから伸びると予想。（10代・男性）
●千葉翔也さんが流行ると思う。可愛い系の声から少し闇のあるような声まで、広い範囲の声を使いこなせるから。（10代・女性）
●神谷浩史さんにどハマりしています！ 昨年『うる星やつら』など人気の作品にも出演しているし、今年ヒットする作品にも出演すると思います！（10代・女性）
●例年以上に、声優アーティストのライブは増えるのではないだろうか。（20代・男性）
●花澤香菜さんが話題になりそう！（10代・女性）
●出演作品数が多くなっている、村瀬歩様が大人気になる!!（10代・女性）
●新たな『ポケットモンスター』の主人公の声優が、新人なのかベテランなのか話題になると思います。（10代・男性）
■その他の予想
その他の予想では、人気シリーズの最終回が来るのではないかとの大胆なものや、アニメ作品の舞台化がさらに加速するのではとのコメントが届きました。
●『呪術廻戦』＆『ヒロアカ』最終回が来ると思う！（10代・女性）
●『四つ子ぐらし』や『霧島くんは普通じゃない』などの児童文庫作品が次々とアニメ化されて、児童文庫ブームが起きてほしい。（10代・男性）
●アニメの舞台化がだんだん増えてくると思います。2.5次元俳優さんたちも増えていて、面白くなってくると思います。（10代・女性）
●中国アニメ『非人哉（ひとにあらざるかな）』。『万聖街』と同じ感じの中国アニメにしたい。（10代・男性）
●新アニメ発表予想！『ウイッチウォッチ』、『アオのハコ』、『薫る花は凛と咲く』、『不治の病は不死の病』。（20代・女性）
●願望ですが、今よりコロナ禍が落ち着いて、アニメ関連のイベントがもっと盛り上がってくれたら良いなと思います。（女性）
以上、寄せられたコメントを一部ですが、ご紹介いたしました。
どの項目でも『SPY×FAMILY』関連の予想が多く、引き続き注目度の高さがうかがえるものとなりました。また劇場アニメ関連では、『響け！ユーフォニアム』や『魔法少女まどか☆マギカ』、宮崎駿監督の『君たちはどう生きるか』など、有名タイトルの新作を期待しているコメントが多く集まり、ファンのみなさんの胸に秘めた思いを垣間見ることができました。
2023年のアニメも予想の当たりハズレに関係なく、引き続きみなさんと一緒に盛り上がって行けたらと思います。
今回はたくさんのご応募、どうもありがとうございました！
