鈴木みのり:オリジナルアニソン番組「A-LIFE」スタート記念インタビュー「ネギ持って歌っていた人って、こういう人なんだと思っていただければ」 | アニメ!アニメ!

鈴木みのり:オリジナルアニソン番組「A-LIFE」スタート記念インタビュー「ネギ持って歌っていた人って、こういう人なんだと思っていただければ」

動画配信サービスDMMTVのオリジナルアニソン番組「A-LIFE」より、初回ゲストである鈴木みのりさんのインタビューをお届け。

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1月28日23時より、動画配信サービスDMMTVにて毎月1回配信されるオリジナルアニソン番組「A-LIFE」がスタート。本番組でMCを務めるのは、音楽プロデューサー兼音楽評論家の冨田明宏さんと、女優・タレントとして活動中の菅原りこさん。毎回ゲストを招き、「ライブで振り返るアーティスト人生」をテーマにさまざまなトークを展開するほか、アーティスト人生を振り返る上で重要な曲と“今”を表現する新曲をスタジオライブで披露していく。

今回は番組初回ゲストのひとりである鈴木みのりさんにインタビュー。番組に出演してみての感想や、自分なら誰を番組ゲストに呼びたいのかなどについてお聞きした。

[取材・文:M.TOKU 撮影:吉野庫之介]



――番組出演が決まったときの率直なお気持ちをお聞かせください。

内田真礼さんと合わせて初回放送にお邪魔できるということで、すごく光栄だと思いつつ、率直に嬉しいという気持ちでいっぱいでした! 声優活動やアーティスト人生を一からお話する場はソロラジオくらいしかなかったので、改めて私のことを知ってもらえる機会をいただけたことは、本当にありがたいことだなと思っています。

――誰かと話しているなかで、自分とは異なる視点からの意見をもらえて、新たな発見などもある気がします。

そうですね。そういう意味では、この番組は冨田さんがMCということも特徴だと思いました。今回の収録で冨田さんから「いい意味で変わっている経歴」と言っていただけたのがすごく嬉しかったです。あの言葉をバネに今後も頑張っていこうと、より気合が入りました。

――改めて、トークパートを収録してみての感想を教えてください。

もうサプライズの連続でした! もともと私とご縁のある方々のお話もするとは聞いていたのですが、まさかあんなことになるとは……。もちろん、見てくださる方に楽しんで欲しいという気持ちはありましたが、何だか自分がいちばん楽しんでしまった気がします(笑)。持って帰るものが多い収録になりました。

――本番組はライブパートもありますよね。そちらの収録はいかがでしたか?

照明や後ろに流れる映像などをはじめ、演出をすごく凝ってくださったんです。やりがいを感じられる収録でした。カメラがたくさんあったこともあってか、何だかお客さんがいるような感覚で歌うことができたんです。楽しかったですね!



――ライブパートでは、2023年1月にリリースされるアルバム『fruitful spring』とシングル「ミュージカル」の楽曲も歌唱されていました。改めてそれぞれがどういう一枚に仕上がっているのか教えてください。

アルバムは、お世話になってきた方々や初めましての方に楽曲提供をしていただきました。そういった意味でも、今までの集大成と次に向けてどういうアーティストとして飛んでいきたいのかという、両面を見せられるような一枚に仕上がったと思っています。

「ミュージカル」はシングルだと久しぶりとなる、明るい楽曲です。最近はタイアップアニメのご縁もあって自分的には挑戦的なカッコいい曲や少しダークな曲が多めだったのですが、今回はテンポ的にはわりと初心に戻ったような曲に仕上がっています。私は女性視聴者さんが多めのアニメ作品でもオープニング曲を歌うのが密かな夢だったので、『シュガーアップル・フェアリーテイル』とのタイアップが決まったのが本当に嬉しいです! アニメの世界観と一緒に曲を楽しんでもらえたら、という気持ちを込めて歌いました。

――アーティスト活動5年間の集大成となる本アルバム。5年活動してきたなかで、自分自身でも成長を実感することはありますか?

生歌のチェックをしているとき、技術的に少しは進歩しているかなと思う瞬間があります。作詞をさせていただくなかで、自分の考え方や思いがちょっとずつ変化しているなと感じるときもありますね。アルバムの初回限定盤に付属するBlu-rayにドキュメンタリー映像が収録されているのですが、そこで今まで関わってきた色々なスタッフさんからお言葉をもらえたんですよ。そういう客観的な意見を聞くと、より成長を実感することができますね。

――アーティストとしてもそうだし、声優としても成長していると感じている。

演じる役幅がどんどん広がっているような気はしていますね。

――『劇場版マクロスΔ 絶対LIVE!!!!!!』、すごく感動しました。

ありがとうございます! あの収録では、今持てるすべてを出し切りました。TVアニメが終わってからすぐではなく、自分のなかである程度の経験を積んだタイミングでアフレコをできたのが、すごくよかったと思っています。

――ハヤテとフレイアのことを応援したくなりました。

映画公開後から、ハヤテとフレイヤのふたりが好きと言ってくださる方が増えたんです!私はふたりが主人公だと思っているので、そういうお声をいただけるのはすごく嬉しいですね。

――貴重なお話ありがとうございました。今回番組に出演してみて、鈴木さんなら誰をゲストに呼んでお話を聞いてみたいと思いましたか?

身近なところですと、仲良しの亜咲花ちゃんにゲスト出演して欲しいです! あとは、一から歌手人生を追う番組となると、やっぱり先輩方のお話を聞いてみたいですね。名前を出すのが恐れ多すぎるのですが、同じレーベルだと坂本真綾さん、あとは声優という職業を深く知るきっかけとなった水樹奈々さんに出演していただきたいなぁ。一ファンとしても、同じ職業の後輩としても、自分が見て憧れてきた方々のアーティスト人生を知りたいです!

――鈴木さんも10年、15年経って、またこの番組へ出演することがあるかもしれないです。

それは嬉しいですね! 5年おきとか、2年おきとか。それは出過ぎか(笑)。

――いやいや、1年おきくらいのペースで出演されることを期待しています!

えー!? そんなに話すネタあるかなぁ(笑)。前より話が薄いって言われないようしないと……。お声がけいただけるならぜひ1年おきでも!

――期待しています! 最後に、読者の皆様へメッセージをお願いします。

私のことを名前は知っているけどパーソナルなことは知らないという方もたくさんいらっしゃると思いますが、この番組で1から10まで喋っていますので、興味を持ってくださったら嬉しいです! 「あぁ、ネギ持って歌っていた人って、こういう人なんだ」と思っていただければと(笑)。

――今度出演するときはネギを持って、ラーメンを食べて……。

たしか冨田さんもラーメンがお好きだったはずなので、番組で一緒にラーメンを食べてみたいです(笑)。

《M.TOKU》

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