神谷浩史さんは1990年代にデビュー。第2回声優アワードの助演男優賞を筆頭に、主演男優賞、パーソナリティ賞など複数の賞を受賞した経験があります。2022年は『ドラゴンボール超 スーパーヒーロー』、『映画 バクテン!!』、『うる星やつら』などのタイトルでメインキャラクターを担当。
また、誕生日前日の2023年1月27日には、最新出演映画『金の国 水の国』が公開されました。
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『金の国 水の国』は、岩本ナオさんの少女マンガを原作とするファンタジー作品です。商業国家で水以外はなんでも手に入る「金の国」のおっとり王女サーラと、貧しいが豊かな水と緑に恵まれ「水の国」の建築士ナランバヤルが、敵対する両国の思惑に巻き込まれ“偽りの夫婦”を演じるうちに惹かれ合い、やがて国の未来をも動かす奇跡を起こしていく物語が描かれます。
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映画『金の国 水の国』本編映像
さて、神谷浩史さんのお誕生日と『金の国 水の国』の公開を記念して「演じた中で一番好きなキャラクターは?」と題した読者アンケートを昨年に引き続き実施しました。1月6日から1月13日までのアンケート期間中に1735人から回答を得ました。
男女比は男性約20パーセント、女性約80パーセントと女性がメイン。年齢層は19歳以下が約55パーセント、20代が約15パーセントと若年層が中心でした。
目次
■完結が迫る『進撃の巨人』リヴァイがトップに!
第1位
1位は『進撃の巨人』のリヴァイ。支持率は約19パーセントで、3年連続トップとなりました。
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『進撃の巨人 The Final Season完結編』キービジュアル
「人類最強の兵士と呼ばれるリヴァイの強さだけでなく、仲間思いだったり潔癖症だったりと、人間らしい複雑な感情も演じているから」や「神谷さんの低めの声が残酷な世界で生きるリヴァイ兵長にぴったり。とくにOAD『悔いなき選択』ではいつもは冷静な兵長の叫び声をエモーショナルに演じていて素晴らしかった」、「リヴァイは作品を引っ張る存在だと思う。完結編の最後にどんな声が聞けるのか、今から楽しみ!」と2023年放送予定の『The Final Season 完結編』に期待が集まっています。
TVアニメ『進撃の巨人』The Final Season完結編(前編)PV第1弾
「海外在住ですが、現地の友人たちも“日本語の意味はわからないがオリジナルで見る!”と言うぐらい、神谷さんの声にはリヴァイの想いが乗っています。言語の壁を越えるリヴァイ兵長と神谷さんは、やっぱり人類最強!」と海外で暮らす読者からもコメントが届きました。
第2位
2位は『夏目友人帳』の夏目貴志。支持率は約16パーセントで、こちらは3年連続の2位でした。
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『劇場版 夏目友人帳 ~うつせみに結ぶ~』第2弾キービジュアル
「妖怪が見えるせいで周囲から気味悪がられてた貴志くんが、ニャンコ先生や藤原夫妻と日々を過ごすことで笑顔を見せるようになっていく様子を丁寧に演じられているから」や「神谷さんの穏やかで清涼感のある声と、『夏目友人帳』の温かくも切ない物語がとてもマッチしています」と作品の世界観に合っているとの声が。「“小さい頃から時々変なものを見た”から始まる冒頭の語りだけで、夏目がどんな環境で育ってきたのかがわかるところがすごい!」や「どこか儚い雰囲気を漂わせつつも、友人のためには全力になれる芯の強さが、神谷さんの声によって表現されているから」と芝居でもファンを魅了しています。
第3位
3位は『文豪ストレイドッグス』の江戸川乱歩。支持率は約11パーセントで、昨年の7位からランクアップしました。
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『文豪ストレイドッグス』第4シーズンキービジュアル
江戸川乱歩は武装探偵社のメンバーである名探偵です。読者からは「普段は飄々としているのに超推理を披露するときはカッコイイというギャップが魅力。探偵社のみんなに慕われているのも頷けます」や「乱歩の饒舌っぷりと神谷さんの滑舌の良さが相性抜群。26歳児という言葉がぴったりな子どもっぽい性格と、天才的な能力の落差がたまらない」と自由気ままな性格が人気。「第4シーズンでは探偵社設立秘話が放送されていますが、若い頃の乱歩さんの声が普段より高めでキュンとさせられ、もっと好きになってしまいました!」と現在オンエア中の最新作で活躍しているのも昨年から順位を上げた理由でしょう。
■そのほかのコメントをご紹介!
『斉木楠雄のΨ難』斉木楠雄には「ギャグアニメには珍しいクール系主人公。早口で淡々と喋る感じが心地良くて笑いを誘われる一方で、ここぞというときの感情の込め方には痺れさせられる」。
『化物語』阿良々木暦には「ツッコミ、早口、長ゼリフ、イケメンボイスなど、ハイテンションからローテンションまで多様なお芝居で神谷さんの魅力を一度に堪能できるキャラだから」。
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『斉木楠雄のΨ難』完結編 メインビジュアル
『ブルーロック』絵心甚八には「冷たさや不気味さのある声でちょっと怖いが、実は選手を正当に評価しているブルーロックプロジェクトの仕掛け人。選手に失格を宣言する“ロックオフ”の言い方が好き!」。
『うる星やつら』諸星あたるには「古川登志夫さんが演じた初代あたる役の雰囲気を壊さない、あまりにも自然な演技にビックリしました。大好きな作品に出演されて、神谷さん自身が楽しく演じているのが伝わってきます」と新作アニメが放送中のタイトルにも投票がありました。
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『うる星やつら』キービジュアル
2023年版では長期シリーズのタイトルが目立つ結果に。ときには主人公以上の活躍を見せるキャラクターも複数ランクインしています。
次ページのトップ20もぜひご覧ください!
■ランキングトップ10
[神谷浩史さんが演じた中で一番好きなキャラクターは? 2023年版]
1位 リヴァイ 『進撃の巨人』
2位 夏目貴志 『夏目友人帳』
3位 江戸川乱歩 『文豪ストレイドッグス』
4位 トラファルガー・ロー 『ワンピース』
5位 松野チョロ松 『おそ松さん』
6位 斉木楠雄 『斉木楠雄のΨ難』
7位 阿良々木暦 『化物語』
8位 赤司征十郎 『黒子のバスケ』
9位 折原臨也 『デュラララ!!』
10位 表田裏道 『うらみちお兄さん』
(回答期間:2023年1月6日~1月13日)
次ページ:ランキング20位まで公開
- そのほか募集中のアンケートテーマはコチラ!あなたの想いを教えて下さい。>>https://animeanime.jp/special/1898/recent/
※本アンケートは、読者の皆様の「今のアニメ作品・キャラクターへの関心・注目」にまつわる意識調査の一環です。結果に関しては、どのキャラクター・作品についても優劣を決する意図ではございません。本記事にて、新たに作品やキャラクターを知るきっかけや、さらに理解・興味を深めていただく一翼を担えれば幸いです。