『マクロスF』は、放送開始から40周年を迎えた『マクロス』シリーズの25周年記念作品として、2008年にオンエアされたTVアニメ。
謎の地球外生命体“バジュラ”が迫る第25次新マクロス級移民船団“マクロス・フロンティア”を舞台に、パイロットの早乙女アルト、“銀河の妖精”ことトップシンガーのシェリル・ノーム、歌手を目指す少女ランカ・リーによる三角関係と、可変戦闘機“バルキリー”による派手なメカアクションが描かれている。
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中島愛
この日の『うたコン』では、『マクロスF』よりシェリル・ノームの歌を担当したMay'n、ランカ・リーの声と歌を担当した中島愛、音楽を担当した菅野よう子が出演し、生放送かつ生演奏で「ライオン」を披露。3名揃っての「ライオン」のパフォーマンスはテレビ初だ。
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菅野よう子
May'n、中島、菅野が出演する『うたコン』は、2023年1月31日19時57分~20時42分にNHKで生放送。
<以下、コメント全文掲載>
May'n
「マクロスF」はMay'nが生まれたきっかけであり、たくさんの出逢いをくれた始まりの作品です。海外公演では、全員が日本語で日本と同じようにライブを楽しんでくれて、変わらないんだなあということに本当に感動しました。音楽があれば世界中たくさんの国があるけど、一つになれるんじゃないかなあと実感しました。音楽はとても無力ではあります。でも、音楽にしかない力があることも信じています。音楽はいつでもそばにいます。そばにいられます。精一杯の想いをのせて、全力で歌います!
中島愛
「マクロスF」でランカと出会えたことで人生が変わりました。たくさんの奇跡や夢をくれた、大切な作品です。海外公演でマクロスの歌を歌うと、みなさんが必ずといっていいほど日本語の歌詞で一緒に歌ってくれるのが本当に嬉しくて、言葉や距離をこえて音楽で繋がっているんだなと感じます。「ライオン」は発表から15年たって、いつ聴いてもいつ歌っても新鮮さが失われない、色褪せない曲だと実感します。初めて聴く世代の方にも、この楽曲のエネルギーが届いたらいいなと思います。
菅野よう子
マクロスでは、一人の男性をめぐる二人の女の子の三角関係が描かれますが、「敵ながらあっぱれ」という相手への敬意や、同じ目標を目指すからこそ、実は誰よりも近くにいるという感覚を中心に曲を書いてきました。彼女たちだからこそ、このシェリルでこのランカ。たくさんのクリエイティブな影響を、彼女たちからもらいました。二人がいなければ書けない音楽を書かせてもらい、見せてもらった世界があります。そんな二人と、時を超えて「ライオン」をパフォーマンスできることがとても楽しみです。