『機動戦士ガンダム 水星の魔女』の第1クール最終第12話「逃げ出すよりも進むことを」が2023年1月8日(日)から放送されます。本稿では、第12話放送前に、第11話「地球の魔女」を振り返っていきます。
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『機動戦士ガンダム 水星の魔女』は、ガンダムシリーズのTVアニメーションとして7年ぶりとなる最新作。数多の企業が宇宙へ進出し、巨大な経済圏を構築する時代“A.S.(アド・ステラ)122”を舞台に、モビルスーツ産業最大手の「ベネリットグループ」が運営する「アスティカシア高等専門学園」のパイロット科に、辺境の地・水星からスレッタ・マーキュリーという名の少女が編入してくるところから始まる物語が描かれます。
前回放送の第11話「地球の魔女」では、改修中のエアリアルを引き取るため、学園を出航し、ベネリットグループの巨大開発施設プラント・クエタへ向かう地球寮の一同。
だがスレッタは、ミオリネとのすれ違いにまだ思い悩んだままでいました――。
この回では、プロスぺラの本名が「エルノラ・サマヤ」であることが明らかになりました。そして、恨んでいるはずのデリングと繋がりがあることも示唆され、SNS上では「母、何を考えてるんだ!」など、困惑の声が上がります。
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また、前話終盤ですれ違ったままのスレッタとミオリネの関係性も描かれました。
スレッタは自分は誰にも必要とされていないのではないかと疑心暗鬼になり、ミオリネと距離を取ろうとしますが、そんなスレッタにミオリネは真正面からぶつかります。
「私から逃げないでよ」「任せてくださいって私に言ってよ」「ずっとそばにいて」など、ミオリネからのストレートな言葉にスレッタの心も溶かされ、印象的な和解シーンとなりました。
このシーンにTwitterでは、「これが言えるまでミオリネさんはどんな気持ちを積み重ねてきたんやろか」「エモすぎ」「お互いに大事に思ってることがわかる場面で素晴らしい」など、感動したという投稿が多数見られました。
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さらに、終盤ではシャディクのデリング殺害計画も動き出し、“地球の魔女”を名乗るソフィ・プロネたちがプラント・クエタを破壊。攻撃に巻き込まれたスレッタとミオリネは離れ離れになってしまいます。
デリングをはじめ、地球寮の生徒たち、そしてスレッタとミオリネは無事に生還することができるのでしょうか!? 次回も楽しみですね。
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『機動戦士ガンダム 水星の魔女』第12話「逃げ出すよりも進むことを」は2023年1月8日17時からMBS/TBS系全国28局ネットにて放送。
〈放送情報〉
2022年10月2日より毎週日曜午後5時~
MBS/TBS系全国28局ネットにて放送開始
〈スタッフ〉※短縮表記
企画・制作:サンライズ、
原作:矢立 肇/富野由悠季
監督:小林 寛
シリーズ構成・脚本:大河内一楼
キャラクターデザイン原案:モグモ
キャラクターデザイン:田頭真理恵/戸井田珠里/高谷浩利
メカニカルデザイン:JNTHED/海老川兼武/稲田 航/形部一平/寺岡賢司/柳瀬敬之
音楽:大間々 昂
〈キャスト〉
スレッタ・マーキュリー:市ノ瀬加那
ミオリネ・レンブラン:Lynn、
グエル・ジェターク:阿座上洋平
エラン・ケレス:花江夏樹
シャディク・ゼネリ:古川 慎
ニカ・ナナウラ:宮本侑芽
チュアチュリー・パンランチ:富田美憂
(C)創通・サンライズ・MBS