JOYSOUNDが、カラオケ・ソーシャルメディア「うたスキ」の会員の歌唱に基づき集計した「2022年 年代別カラオケ年間ランキング」を発表した。年代別のカラオケ年間ランキングを徹底解剖している中、TVアニメ「『鬼滅の刃』遊郭編」のオープニングテーマに起用されたAimerの「残響散歌」が、世代を超えたヒット曲となっていることが結果に表れた。
「『鬼滅の刃』遊郭編」の大ヒットとともに注目を浴びたオープニングテーマのAimer「残響散歌」は、20代から50代という幅広い世代において首位を獲得した。イントロからスピード感と疾走感に溢れた本楽曲は、特に女性の支持が厚く、放送終了後もランキング上位を維持している。
また、アニメソングの上位入りが特に目立った世代としては、20代、30代、40代が挙げられる。最新アニメのトレンドが、カラオケヒット曲として最も反映されやすい20代は、Aimer「残響散歌」だけでなく『SPY×FAMILY』オープニングテーマのOfficial髭男dism「ミックスナッツ」、映画『ONE PIECE FILM RED』主題歌のAdo「新時代 (ウタ from ONE PIECE FILM RED)」など、今年アニメ界を賑わせた大ヒット作の関連曲がずらりと並んだ。
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さらに、アニメソングにVOCALOID楽曲、J-POPの最新曲など多様なジャンルの楽曲がランクインしている30代にも、Official髭男dism「ミックスナッツ」、Ado「新時代 (ウタ from ONE PIECE FILM RED)」など、2022 年にリリースされた最新のアニメソングが上位に入る。
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10代から30代とは異なり、VOCALOID楽曲のランクインはないもののアニソンやJ-POPの最新曲には敏感な40代は、首位のAimer「残響散歌」をはじめトップ5のうち4曲がアニソンという結果になった。