「キャッツ アイ」中心に「シティーハンター」も!原画展が北条司の郷里・福岡にて巡回開催 | アニメ!アニメ!

「キャッツ アイ」中心に「シティーハンター」も!原画展が北条司の郷里・福岡にて巡回開催

『キャッツ アイ』を中心とする北条司作品の原画展「キャッツ アイ40周年記念原画展 ~そしてシティーハンターへ~」が、2022年11月19日より福岡・キャナルシティ博多のサウスビルB1「バンダイナムコ Cross Store博多」内で開催される。

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「キャッツ アイ40周年記念原画展 ~そしてシティーハンターへ~」『キャッツ アイ』
「キャッツ アイ40周年記念原画展 ~そしてシティーハンターへ~」『キャッツ アイ』 全 15 枚 拡大写真

『キャッツアイ』を中心とする北条司作品の原画展「キャッツアイ40周年記念原画展 ~そしてシティーハンターへ~」が、2022年11月19日より福岡・キャナルシティ博多のサウスビルB1「バンダイナムコ Cross Store博多」内で開催される。5月に東京にて開催された話題の原画展が、原作者・北条司の郷里である福岡にていよいよ巡回開催となる。

「キャッツ アイ40周年記念原画展 ~そしてシティーハンターへ~」は、本展のために北条が描き下ろした瞳・泪・愛の怪盗3姉妹のイラストをはじめ、『キャッツ アイ』の貴重なカラー原稿やマンガ原稿、『シティーハンター』のカラー原稿などを含めた約200点の原画を展示する原画展だ。

『キャッツ アイ』については、コミックスの表紙や雑誌掲載時のカラーページ、パブに使用された作品、連載後に発表されたイラストなど、カラー原画もモノクロ原稿も全て複製ではなく、生原稿が展示される。東京会場に展示された作品の中から、さらに厳選された約160点の作品たちはまさに圧巻のボリュームだ。

瞳・泪・愛のそれぞれ異なる3姉妹の魅力や爽快なアクション、俊夫やキャッツ特捜班の刑事面々に泥棒紳士ねずみなど、『キャッツアイ』の世界を余すことなく網羅した多数の原画を楽しめる。

一方の『シティーハンター』はそのプロトタイプとなった、1983年に「週刊少年ジャンプ」の愛読者賞用の読切作品として発表された『シティーハンター ‐XYZ‐』の貴重な生原稿が展示される。現在の『シティーハンター』の設定とは若干違うアナザーストーリーで、ここから『シティーハンター』が始まったことを確かめることができる。

そしてジャンプコミックスの表紙作品を含む、『シティーハンター』のカラー原画もあわせて約40点が登場する。選りすぐられた美麗な原画の数々で、『キャッツアイ』から『シティーハンター』へ至る進化の過程をより体感できるだろう。

さらに、北条の創作のルーツのひとつとも言える、1979年の手塚賞応募作品から生まれた読み切り『スペース・エンジェル』も、北条自らの手でセルフリメイクされた。北条は「私的に描いたもので外に出すものではない」としたが、担当が無理を言って会場限定で公開されている。

会場ではこのほか、当時の雑誌や書籍、作画に使用された資料なども展示される。SNS用の撮影にぴったりのスポットも、『キャッツアイ』と『シティーハンター』で3箇所が登場する。来場の際は、北条と『キャッツアイ』の担当編集者・堀江信彦によるスペシャルインタビューのパネル展示や、博多開催を記念した新作版画を含む合計100アイテム以上の商品の物販なども見逃さないようにしたい。

入場特典

「キャッツ アイ40周年記念原画展 ~そしてシティーハンターへ~」は、11月19日から11月30日まで福岡・キャナルシティ博多のサウスビルB1「バンダイナムコ Cross Store博多」内で開催される。詳細はイベント情報ページまで。

<以下、コメント全文掲載>


【北条司】


連載当時、カラー原稿には紫を含む色や、紫寄りの青やピンクなどは印刷した時に色の再現が難しいため、あまり使わないようにと言われていましたが、私は好んで使っていました。今回の版画作品は実際に描いた色も、地の紙の色も原画にかなり近く、原画か版画か一目では分からないくらいの仕上がりになっています。
あれから40年後の今、昔は印刷で出せなかったオリジナルの色味が再現できました。
版画になった作品が、皆さんのお手元に渡ることを嬉しく思っています。

「キャッツアイ40周年記念原画展 ~そしてシティーハンターへ~」
開催期間:2022年11月19日(土)~11月30日(水)
営業時間:10:00~21:00 ※展示の最終入場は20:30まで
開催場所:キャナルシティ博多 サウスビルB1 バンダイナムコ Cross Store博多 内

《仲瀬 コウタロウ》

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