内田雄馬&日野聡&前野智昭「オリエント 淡路島激闘編」放送直前SP鼎談! 「第2クールは“物語の本格始動“と言える内容」 | アニメ!アニメ!

内田雄馬&日野聡&前野智昭「オリエント 淡路島激闘編」放送直前SP鼎談! 「第2クールは“物語の本格始動“と言える内容」

TVアニメ『オリエント』より、第2クール「淡路島激闘編」の放送が2022年7月11日からスタート。第2クールへの期待が高まるなか、武蔵役・内田雄馬と武田尚虎役・日野聡と上杉竜臣役・前野智昭による放送直前スペシャル鼎談が到着。「淡路島激闘編」の魅力を語った。

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「オリエント 淡路島激闘編」放送直前スペシャル鼎談 内田雄馬・前野智昭・日野聡
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TVアニメ『オリエント』より、第2クール「淡路島激闘編」の放送が2022年7月11日からスタート。第2クールへの期待が高まるなか、武蔵役・内田雄馬と武田尚虎役・日野聡と上杉竜臣役・前野智昭による放送直前スペシャル鼎談が到着。「淡路島激闘編」の魅力を語った。


『オリエント』第2クール「淡路島激闘編」メインビジュアル第2弾「武田武士団 ver.」
『オリエント』は、『マギ』や『すもももももも 地上最強のヨメ』で知られる大高忍が、「別冊少年マガジン」にて連載中のマンガを原作とする戦国バトルファンタジー。戦国時代の日ノ本に突如現れた“鬼神”が世界の覇権を握ってから150年。“武士団”だけがその支配に抗い戦い続ける中で、武士に憧れた武蔵と小次郎が「“最強の武士団”結成」の夢を誓い、鬼退治に挑むストーリーが繰り広げられる。

2022年1月より、第1クール「安芸旅立ち編」が放送され、7月11日からは、第2クール「淡路島激闘編」の放送がスタート。「淡路島激闘編」では様々な武士団が登場し、かつてない強さを誇る鬼神に挑んでいく。


『オリエント』第2クール「淡路島激闘編」第3弾メインビジュアル
そんな『オリエント』第2クール「淡路島激闘編」より、内田雄馬と日野聡と前野智昭による放送直前スペシャル鼎談が実現。キャラクターの魅力や演じてみての感想、「淡路島激闘編」の魅力などについて語っている。

以下、放送直前スペシャル鼎談 全文


――まずは間もなく放送開始となる、第2クール「淡路島激闘編」について率直なご感想をお願いします

内田「安芸旅立ち編」というサブタイトルのとおり、第1クールは武蔵と(鐘巻)小次郎が武士の道を歩き始める様子が描かれました。途中で(服部)つぐみが仲間に加わったり、武蔵と黒曜の女神の因縁が描かれたり、鬼を倒すための鬼鉄刀を手に入れたりと、盛りだくさんな内容でしたが、それらはすべて第2クール「淡路島激闘編」の布石だったりします。ある意味で、強大な鬼神との戦いが始まる第2クールは、物語の本格始動とも言える内容なので、放送がとても楽しみです。

日野僕が演じる(武田)尚虎について、第1クールではまだ顔見せくらいのイメージでした。そして第2クールでは、尚虎もキャラクターが掘り下げられていきます。武蔵をおちょくる気さくな兄(あん)ちゃんだった尚虎が、「淡路島激闘編」でどんな一面を見せるのか期待が高まりますね。

前野僕は第2クールからの参加なのですが、アフレコは途中参加でもすぐに馴染める温かい現場で、とても楽しかったです。じつは最初のオーディションでは尚虎を受けていたので、日野さんが演じる尚虎をアニメで観て、「さすがだな。同じ大武士団のリーダーとして頑張らないと」と気合いが入りましたね。


第13話 先行場面カット
――各キャラクターについて改めて教えてください。まず、新キャラクターの上杉竜臣はどんな人物ですか?

前野日ノ本屈指の武士団である上杉武士団の団長で、統率力に優れたカリスマ性のある人物です。一度“家族”と認めた者はとても手厚く扱いますが、家族以外には冷徹に振る舞う極端な性格をしています。味方にすると心強いけれど、敵に回るとやっかいな存在ですね。

内田眼光鋭いビジュアルからして、強キャラクターですよね。なのに作内屈指の家族思いというギャップがあって。同じ立場の(武田)尚虎ともタイプが異なる、かっこいいリーダーです。

日野竜臣も尚虎もリーダーとしての魅力にあふれているのですが、部下からの慕われ方が異なっているんですよね。例えるなら、竜臣が主従関係のきっちりあるプロ野球チームの監督で、尚虎が気心の知れた草野球チームの監督といったイメージかな(笑)。

前野わかります! 竜臣のほうが尚虎よりも年上なこともあってか、上司感がありますよね。いっぽう尚虎は竜臣と比べて、団員との距離が近い印象です。


武蔵役:内田雄馬
――第2クール「淡路島激闘編」において、それぞれのキャラクターを演じる上で心がけたことを教えてください。

内田「淡路島激闘編」では、第1クール以上に武蔵の成長が数多く描かれています。大きく異なる点は、武蔵が身を置く状況ですね。これまでは親友の小次郎など、気心の知れた仲間と一緒に行動していましたが、「淡路島激闘編」では離れ離れになってしまうんです。そんな心細い状況のなかで自身と向き合う様子が赤裸々に描かれていくので、僕も武蔵ともっと心を通わせるべく体当たりの演技で臨みました。

――「淡路島激闘編」の序盤で描かれる武蔵の状況は、誰もが共感できる内容ですよね。

内田新しいグループや新しい環境に加わるとき、多くの人が直面する問題だと思います。空気をむちゃくちゃ読む武蔵が、そんな状況でどのように立ち回るのか、またどんな問題に直面するのかも注目してもらいたいです。


武田尚虎役:日野聡
――日野さんは「淡路島激闘編」の尚虎を演じるうえで、第1クールと比べて意識されたことはあったのでしょうか。

日野第1クールとは打って変わって、シリアスな展開がたくさん描かれるのですが、どんな状況でも“下町の兄ちゃん感”は忘れないようにしました。尚虎の大きな魅力のひとつは、あの親しみやすさだと思っていて、それが武田武士団のアットホームな雰囲気にも繋がっています。だからどんなに重々しい場面であっても、尚虎らしさが感じられるように心がけました。

前野尚虎は「淡路島激闘編」の登場シーンからして、大武士団の団長と、お茶目なお兄ちゃん感が同時に描かれますからね。

内田あの登場シーンは本当にヤバイ! その場に居合わせた武蔵の心情を慮ると、同情せずにはいられないです(笑)。

日野尚虎好きにはたまらないシーンだと思うので、第13話(第2クール第1話)をお見逃しなく(笑)。


上杉竜臣役・前野智昭
――前野さんは、竜臣を演じるうえでいかがでしたか?

前野竜臣のシーンは、上杉武士団の団長としての顔が一番多かったので、まずはリーダーとしてどっしり構えた雰囲気を持ち続けることを意識しました。ストーリーが進んでいくと竜臣の弱さも明らかになっていくので、物語の後半ではそういった人間味あふれる部分にも注目してもらいたいです。あとは、上杉武士団の結束力の強さも感じてもらいたいですね。アフレコでは直江兼竜役の花江夏樹くんや宇佐美黒子役の日笠陽子さん、甘粕政紀役の中島ヨシキくんと一緒に収録する機会をたくさん作っていただきました。彼らと一緒に作った上杉武士団独自の雰囲気を楽しんでください。

内田第13話では、竜臣と武蔵が語り合うシーンもありますよね。竜臣が武蔵たち若い武士を戦に送り出すことへの葛藤を口にしていて、部下への思いの強さとか、リーダーとしての責任感の強さとか、竜臣の魅力が詰まったすごくエモいシーンなので、そこもぜひ観てもらいたいです。

前野ただ、そのあと武蔵をとんでもない目に合わせちゃうけどね(笑)。


第13話 先行場面カット
――「淡路島激闘編」にはさまざまな武士団が登場しますが、みなさんだったら、どの武士団に入りたいですか?

日野武田の良さはよく分かっているので敢えて外して考えると、僕が入団するなら、上杉武士団です。上杉武士団は絶対的リーダーの竜臣がいて、参謀の黒子がいて、攻撃の要に兼竜がいてと、適材適所な人事が素晴らしいじゃないですか。組織が大きくなるほど、人材のマネジメントが必須だと思うので、その能力がとても高い上杉武士団で働いてみたいです。

前野僕も上杉武士団に入団したいですね。自由でアットホームな武田武士団も惹かれるんですけど、僕自身が自由を持て余すタイプなので、能力に見合った仕事をくれそうな上杉武士団を選びました。あと、「俺に付いてこい。俺が守ってやる」な竜臣の性格が、上司として心強いと感じたのも理由のひとつです。

内田悩みましたが……鐘巻武士団にします。理由はまだ団員が少ないことと、「“最強の武士団”を作る」以外ほぼ何も決まっていないからですね。結成したばかりなのでなんでもありだし、自分たちでイチから育てていくという経験は貴重かなと。スタートアップ企業に入社するイメージでワクワクしますしね。

前野小次郎と武蔵、どっちが社長を務めるの? ダブル社長?

内田小次郎ですね。鐘巻武士団の団長は小次郎なので。

日野じゃあ武蔵は営業バリバリやっている感じかな。

内田営業もやりますし商品開発もやりますよ! なんせ団員数3名ですから(笑)

――またお3方はYouTubeのavex pictures公式チャンネルで配信予定の、動画企画『TVアニメ「オリエント」最強はだれだ!?激闘戦!』でも共演されているそうですね。

内田武蔵たちが掲げる「“最強の武士団”結成」の夢になぞらえて、“最強”をかけて対決する動画企画ですね。第1クールでは、僕と小次郎役の斉藤壮馬くんがさまざまな企画で競い合っていました。日野さん前野さんに僕による3人での企画自体が初めてだったので、めちゃくちゃ楽しかったです!

日野かなり難しかったね。

前野ですね。まったく縁のない分野だったので、勉強になりました。

――バトルは白熱しましたか?

日野どうだろう。誰か1位を目指してた?

前野順位にこだわる余裕がないくらい別のことに必死でした(笑)。

内田みんな勝つことより、笑いに貪欲でしたね。なので勝敗は覚えていませんが(笑)、面白い内容にはなっていると思うので、そちらもご視聴いただければと思います。


左:内田雄馬 中央:前野智昭 右:日野聡
――最後に、ファンに向けてメッセージをお願いします。

前野竜臣はもちろん、「淡路島激闘編」には魅力的な新キャラクターがたくさん登場します。なかでもおすすめは、上杉武士団の勘定方・直江兼竜です。竜臣と兼竜の絆の強さや、兼竜の鬼気迫る闘いに注目してください。きっと上杉武士団を好きになっていただけると思いますよ。第1クールをご覧になっていない方でもハマる、熱い展開が目白押しなので、少しでも『オリエント』が気になっている方は、第13話をご覧ください。応援、よろしくお願いします。

日野原作マンガでも屈指の激熱バトルが描かれた「淡路島激闘編」のアニメ化ということで、第1クール以上の熱量をお届けできるように僕らキャスト陣も気合いを入れてお芝居をさせていただきました。シリーズ最大の敵・八岐大蛇を相手に、武蔵たちがどのように立ち向かうのかぜひご期待ください。さらに尚虎は第1シリーズで見せたことのない一面をたくさん披露しているので、彼の新たな魅力をお楽しみいただけたら嬉しいです。

内田第1クールに続いて第2クールをお届けできることは非常に幸せなことで、ひとえに応援してくださっている皆さんのおかげです。改めて、本当にありがとうございます! そしてお待たせしました。ドラマもキャラクターもバトルもすべてパワーアップした「淡路島激闘編」がついに始まります。“戦国バトルアクション“の真骨頂が味わえる内容になっていますので、1度では終わらず、2度3度と観返して、さまざまな角度から楽しんでいただければと思います。また武蔵たちと一緒に、心躍る冒険へと旅立ちましょう!

<TVアニメ「オリエント」作品情報>   
【放送】
【テレビ東京】7月11日から毎週月曜25:30
【BSテレ東】7月14日から毎週木曜24:30
【AT-X】7月12日から毎週火曜23:00 
※AT-X リピート放送:毎週木曜11:00/毎週月曜17:00
※放送日時は変更になる場合がございます

【STAFF】
原作:大高 忍(別冊少年マガジン連載/講談社)
監督:柳沢テツヤ
シリーズ構成:國澤真理子
キャラクターデザイン:岸田隆宏、松本文男
総作画監督:松本文男、崎本さゆり
アクション監修:須賀重行
プロップデザイン:きむらひでふみ
色彩設計:舩橋美香
美術設定:浅見由一
美術監督:坂上裕文
撮影監督:間中秀典編集:山岸歩奈美(REAL-T)
音響監督:納谷僚介
音響制作:スタジオマウス
音楽:深澤秀行
アニメーション制作:A・C・G・T
製作:「オリエント」製作委員会

【CAST】
武蔵:内田雄馬
鐘巻小次郎:斉藤壮馬
服部つぐみ:高橋李依
猿渡みちる:安野希世乃
武田尚虎:日野聡
真田青志:石谷春貴
山本春雷:大西沙織
上杉竜臣:前野智昭
直江兼竜:花江夏樹
宇佐美黒子:日笠陽子
甘粕政紀:中島ヨシキ
島津秋弘:内山昂輝
尼子勝巳:梶原岳人
犬飼四郎:下野紘
犬川静六:新垣 樽助
犬坂七緒:和氣あず未
犬田八咫郎:杉田智和
小雨田英雄:羽多野渉
鐘巻自斎:小西克幸
黒曜の女神:桑島法子

(C)大高忍・講談社/「オリエント」製作委員会

《umi》

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