歌がうまいと思う声優は？谷山紀章、水瀬いのり、古川慎…今年アニメ主題歌を担当した面々が上位に！【#声の日】＜22年版＞

5月8日は声の日。
「こ（5）え（8・エイト）」の語呂合わせが由来の記念日です。

声優はキャラクターに息を吹き込むだけでなく、歌声を披露する機会も多い職業です。キャラクターソングを担当したり、作品の主題歌を歌い上げたり、ライブでファンを盛り上げたりと、幅広い活躍を見せています。歌手顔負けの歌唱力を誇る声優も珍しくはありません。

そこでアニメ！アニメ！では、読者からリクエストが多いテーマ「歌がうまいと思う声優は？」と題した読者アンケートを昨年に引き続き実施しました。4月22日から4月29日までのアンケート期間中に1,670人から回答を得ました。
男女比は男性約20パーセント、女性約80パーセントと女性が多め。年齢層は19歳以下が約45パーセント、20代が約25パーセントと若年層が中心でした。

■2022年にアニメ主題歌を務めた声優陣が集結！

第1位

1位は谷山紀章さん。支持率は約11パーセントでした。

谷山紀章さんはの音楽ユニット・GRANRODEOのボーカル・KISHOWとして活動中。今年はTVアニメ『最遊記RELOAD -ZEROIN-』や実写『映画文豪ストレイドッグス BEAST』で主題歌を担当し、3月23日には9thアルバム「Question」をリリースするなど、多彩な活躍を見せています。

読者からは「谷山紀章名義、キャラクターソング、GRANRODEOのKISHOWなど、多くの場面で歌っているが、どれも同一人物とは思えないくらいの声色。声優だからこそできる見事な表現力は秀逸の一言！」や「男性声優によるボーカルとして初めて日本武道館での単独ライブを達成。近年はロックだけに限らず、ジャズやブルースなどのジャンルも歌いこなすほどだから」、「女性キーの高音も安定して綺麗に出せて、ライブでのロングトーンも素晴らしい」とあらゆる楽曲を歌いこなす歌唱力に絶賛の声が届いています。

「ライブでステージを駆け巡ってもクオリティがまったく落ちず、アドリブやフェイクが本当に最高！あの圧倒的歌唱力がボイストレーニングではなく趣味のカラオケで培われたものというのも驚き！さまざまなアーティストの歌い方をどんどん吸収していく姿はまさに『変幻自在のマジカルスター』です」とライブパフォーマンスに圧倒されたというファンも多かったです。

第2位

2位は水瀬いのりさん。支持率は約6パーセントでした。

水瀬いのりさんは2015年にアーティストデビュー。2022年は1月9日にはTVアニメ『現実主義勇者の王国再建記第二部』のOPテーマである2nd配信シングル「REAL-EYES」をリリース。7月20日には4thアルバム「glow」の発売を控えています。

「キャラソンでもソロ曲でも歌唱力が素晴らしい。高めの幼い声や低めの凛々しい声など、幅広い声色を持っていて、透明感のある表現が大好き」や「あの素通った声は彼女ならではの持ち味。優しい歌声の中にどこか力強さを感じます」と繊細な表現に触れたコメントが寄せられました。

「『魔王城でおやすみ』のスヤリス姫として担当したOPテーマで、改めて良い声だなと思いました」や「『心が叫びたがってるんだ。』の成瀬順の劇中ミュージカルが好きです」と特定の楽曲をオススメする読者も目立っています。

第3位

3位は古川慎さん。支持率は約5パーセントでした。

古川慎さんは2018年にアーティストデビュー。今年は2月16日に4thシングル「我、薔薇に淫す」、6月22日に5thシングル「荊棘輪舞曲」と、TVアニメ『薔薇王の葬列』のOPテーマをシリーズを通して歌い上げています。

「本人名義では自分の世界観を披露し、キャラクターソングではキャラそのものを表現。どちらも聴く者の心を鷲掴みにする歌声は声優界の中でも特筆すべき逸材です」や「色気の少し混じった声色と迫力のある歌い方がどんな雰囲気の曲にもマッチしていて、聴いていると惚れ惚れしてしまう」と声量や表現が票を集めた理由です。

「古川さんのビブラートが最高！『かぐや様は告らせたい』ではメチャクチャ音痴な役を演じていたけれど、下手に歌うのも上手い（笑）」と意外な配役で見せたテクニックに驚いたというコメントもありました。

2022年版では今年アルバムやシングルをリリースする声優陣が並ぶ結果に。トップ3の3人は今年TVアニメの主題歌を担当したという共通点もありました。
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