「鬼滅の刃」妓夫太郎役・逢坂良太、“正統派”だからこそ魅せた表現とは?22年出演作品にも期待! | アニメ!アニメ!

「鬼滅の刃」妓夫太郎役・逢坂良太、“正統派”だからこそ魅せた表現とは?22年出演作品にも期待!

TVアニメ『鬼滅の刃』遊郭編の第7話(1月16日放送)にて、妓夫太郎の声優が判明。『ダイヤのA』の沢村栄純役や『革命機ヴァルヴレイヴ』の時縞ハルト、『東京リベンジャーズ』の橘直人役などで知られる逢坂良太さんが演じられていることがわかりました。

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TVアニメ『鬼滅の刃』遊郭編の第7話(2022年1月16日放送)にて、妓夫太郎の声優が判明。『ダイヤのA』の沢村栄純役や『革命機ヴァルヴレイヴ』の時縞ハルト、『東京リベンジャーズ』の橘直人役などで知られる逢坂良太さんが演じられていることがわかりました。

妓夫太郎は鬼舞辻無惨配下の精鋭「十二鬼月」の一人で、妹の堕姫と共に“上弦の陸”の数字を与えられた強敵。堕姫役の沢城みゆきさんは事前発表があり、大きな話題となっていたことから「妓夫太郎の声優は一体誰なんだ?」とSNSにて“声優予想合戦”が繰り広げられていました。

多くの人が注目していただけあり、第7話で妓夫太郎が初登場した際はTwitterのトレンドに「妓夫太郎」や「逢坂良太」「逢坂くん」といった関連ワードがズラリ。その中には「逢坂くんが妓夫太郎なの意外だった」「エンディングロール見るまで誰の声かわからなかった」というコメントも。

筆者も「意外」だと思った一人。逢坂さんは上記に上げた作品で演じた役柄のような、正統派主人公のような真っ直ぐとした声が魅力だと思っていました。そこで今回、これまで逢坂さんが出演してきた作品や演じたキャラクターを振り返っていこうと思います。

■逢坂良太ってどんな人?



逢坂さんは1986年に徳島県で生まれ、現在は35歳。2010年に声優デビューし、2012年にノイタミナ枠(フジテレビ系)で放送された『つり球』の真田ユキ役でTVアニメ初主演を果たしました。

その後は『革命機ヴァルヴレイヴ』時縞ハルト役、『ダイヤのA』沢村栄純役、『はたらく魔王さま!』真奥貞夫(魔王サタン)役、『ハマトラ』ナイス役ほか多数の作品で主演を務め、2015年には第9回声優アワードで新人男優賞を受賞しています。

また、プライベートでは2019年に同じく声優の沼倉愛美さんと結婚したことを発表。2021年12月には第一子となる男児が誕生したとも自身のTwitterを通じて発表されました。

■妓夫太郎役が「意外」だった理由とは?


『鬼滅の刃』遊郭編 第2キービジュアル(C)吾峠呼世晴/集英社・アニプレックス・ufotable


冒頭でも記しましたが、逢坂さんがメインで出演した作品・キャラクターを振り返ると、試練や仲間との出会いを通じて成長していく正統派主人公のような役柄が多数。癖のない真っ直ぐな演技が魅力だと、筆者は感じていました。

しかし、今回の妓夫太郎役ではこれまで聞いたことのないような不気味な声色を披露しており、癖がないどころか、耳にまとわりつくようなねっとりとした表現を見せています。

毎回新たなキャラクターが出る度に「誰が声優なんだ?」とファンの期待値が上がっていた『鬼滅の刃』。その分、キャストにかかるプレッシャーは凄まじいものでしょう。実際、出演決定に際して「上弦の鬼という大事な役どころを演じるのはかなりのプレッシャーではありましたが、自分なりに他の役者の方にも引っ張ってもらいながら全力で演じております。ぜひ最後まで楽しんでいただければ嬉しいです」と想いを寄せていました。予想合戦の末、逢坂さんのキャスティングは「意外」だったものの、いざ実際に妓夫太郎が動き話す様子を見て、これほどまでにしっくり来たことにも驚き。

癖がない、透き通ったような、いわゆる“なにも色がついていない声”を本来持っていたからこそ、ここまで妓夫太郎に合わせた色・表現が出せたのではないでしょうか。

■『リーマンズクラブ』で演じる役柄は?これからの活躍にも期待


『リーマンズクラブ』(C)Team RMC/サンライトビバレッジ広報部


逢坂さんは『鬼滅の刃』以外にも2022年出演作が決まっています。1月29日からスタートする『リーマンズクラブ』は、バドミントンの実業団選手を題材に、サラリーマンとしての生活、スポーツ選手としての生活という異なる2面を描くオリジナルアニメ。プロスポーツでも学生スポーツでもない、実業団スポーツ選手たちの成長や葛藤を描く、今までにない新機軸の作品となります。

逢坂さん演じる佐伯橙也は、持ち前の瞬発力や直感で活躍するダブルス選手。仲間のことを気に掛ける優しい性格の持ち主で、おそらく主人公の尊(CV:榎木淳弥さん)や物語を支える重要な役割となるはず。

『鬼滅の刃』『リーマンズクラブ』ほか、これから出演する作品で逢坂さんがどんな表現を見せてくれるのか、楽しみです。

《米田果織》

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