「宇宙戦艦ヤマト 2205 後章」小野大輔「希望に満ちた新たな始まりでもある」完成披露舞台挨拶レポ | アニメ!アニメ!

「宇宙戦艦ヤマト 2205 後章」小野大輔「希望に満ちた新たな始まりでもある」完成披露舞台挨拶レポ

『宇宙戦艦ヤマト 2205 新たなる旅立ち 後章 -STASHA-』の完成披露舞台挨拶が、1月19日に東京・新宿ピカデリーにて開催された。中村繪里子のMCのもと小野大輔、畠中祐、森永千才、安田賢司監督、シリーズ構成・脚本の福井晴敏が登壇し、本作の魅力を語った。

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『宇宙戦艦ヤマト 2205 新たなる旅立ち 後章 -STASHA-』完成披露舞台挨拶(C)西崎義展/宇宙戦艦ヤマト 2205 製作委員会
『宇宙戦艦ヤマト 2205 新たなる旅立ち 後章 -STASHA-』完成披露舞台挨拶(C)西崎義展/宇宙戦艦ヤマト 2205 製作委員会 全 8 枚 拡大写真

『宇宙戦艦ヤマト 新たなる旅立ち』をモチーフに、以降のシリーズの要素を集結させて描く全2章の後章にあたる『宇宙戦艦ヤマト 2205 新たなる旅立ち 後章 -STASHA-』が、2022年2月4日より劇場上映ほか各種展開を開始する。

『宇宙戦艦ヤマト 新たなる旅立ち 後章 -STASHA-』メインビジュアル

このたび、その完成披露舞台挨拶が1月19日に東京・新宿ピカデリーにて開催。桐生美影役・中村繪里子のMCのもと古代進役・小野大輔、土門竜介役・畠中祐、キャロライン雷電役・森永千才、安田賢司監督、シリーズ構成・脚本の福井晴敏が登壇し、本作の魅力を語った。

成披露舞台挨拶はまず、登壇者の挨拶からスタート。小野は「『宇宙戦艦ヤマト 2199』で最初に古代進を演じてから約10年、旅を続け、新しい仲間も増えました。一緒に艦を進めてくれたキャスト、スタッフの方々と共に舞台に立てて光栄です。これまでのファンの方、新しいファンの方もこの喜びを分かち合いましょう」と述べる。

『宇宙戦艦ヤマト 2205 新たなる旅立ち 後章 -STASHA-』完成披露舞台挨拶

畠中は「本作の上映を、僕自身とても待ち望んでいました。皆さんの心に何が残るのか楽しみです。熱量のある作品になっていますのでぜひお楽しみください」、森永は「収録から上映まで長かったですが、やっとお届けすることができて嬉しいです。皆さんの期待を越えるものになっていると思います」と、本作が完成した感慨をコメント。

『宇宙戦艦ヤマト 2205 新たなる旅立ち 後章 -STASHA-』完成披露舞台挨拶

安田監督も無事に完成したことに安堵しつつ、ファンの期待を裏切らない仕上がりになったと語り、福井は「新作が上映されるときはいつもドキドキしますが、今は早く皆さんの感想が聞きたいです」と上映を楽しみにする様子を見せた。

『宇宙戦艦ヤマト 2205 新たなる旅立ち 後章 -STASHA-』完成披露舞台挨拶

次に、『2205』から宇宙戦艦ヤマトの艦長となった古代に焦点を当てたトークが展開された。古代を演じる小野が、「『2205』の古代は“艦長はこうあるべきだ”とどっしり構え、覚悟が決まっていたように見えました。多くを語らない姿勢が、男らしくて好きでしたね」と振り返ると、福井から「周囲からの評価は良くなかったですね(笑)」とツッコミが入る。畠中も「古代はかっこよかったが、確かに何を考えているか分からないところも多かったですね」と笑いつつ、古代が胸に秘めた思いを吐露する姿には共感を覚えたと明かした。

また小野は、新人クルーを演じた畠中と森永に対し、「戦闘中の緊張感がしっかりと表現されていて、収録は別々でしたが、同じ戦艦や戦闘機に乗って一緒に戦えたと感じました」と役者の目線からもコメントした。

『宇宙戦艦ヤマト 2205 新たなる旅立ち 後章 -STASHA-』完成披露舞台挨拶

続いて、出演者から本作の見どころが紹介された。畠中は「古代とデスラーのドラマが濃密でした」、森永は「物語が進むにつれ、キャラクターにそれぞれの成長があり、新たな魅力を発見できると思います」、小野は「スターシャにまつわるシーンは“次の世代に繋げよう”と思えました」と各々の印象を語る。安田監督は「『ヤマト』シリーズは人間ドラマが魅力だと思い、丁寧に描くようにしました。特に“人間”としてのデスラーにはこだわりました」と説明した。

最後には、畠中が「土門の父親が最期に見せた笑顔の真相は、とても胸に刺さるもので、皆さんにも何か感じてもらえるものになると思います。ぜひ注目してほしいです」、森永が「目の離せない展開の連続に圧倒されると思います。『ヤマト』シリーズに新人として参加することにプレッシャーを感じていましたが、温かく迎えて貰えてよかったです」とコメント。

『宇宙戦艦ヤマト 2205 新たなる旅立ち 後章 -STASHA-』完成披露舞台挨拶

小野大輔は「本作がひとつの終わり、10年の集大成のように思え、感無量です。しかし、“これからヤマトは未来へ飛び立つんだな”という、希望に満ちた新たな始まりでもあると思います」と述べる。

安田監督は「後章は、冒頭から怒涛の展開と泣けるラストが待っています。私は自画自賛することは多くありませんが、本作は本当に良い作品になったと思います」、福井は「ヤマトは人に希望を与える艦でなければならないと思っています。悲しいことも起こる本作ですが、最後には“人間っていいな”と思えるものになっています」と語り、イベントが締めくくられた。


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『宇宙戦艦ヤマト 2205 新たなる旅立ち 後章 -STASHA-』完成披露舞台挨拶

劇場:新宿ピカデリー(東京)

登壇者:小野大輔(古代進役)、畠中祐(土門竜介役)、森永千才(キャロライン雷電役)、安田賢司(監督)、福井晴敏(シリーズ構成・脚本)、MC 中村繪里子(桐生美影役)

日時:2022年1月19日(水) 17 時

(C)西崎義展/宇宙戦艦ヤマト 2205 製作委員会

《仲瀬 コウタロウ》

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