※サポートカード「SSR [ブスッといっとく？ ]安心沢刺々美」および「R [笹針師]安心沢刺々美」の育成イベント内容に触れます。ネタバレが気になる方は、ご注意ください。
『ウマ娘 プリティーダービー』は、トレーナー（プレイヤー）とウマ娘が二人三脚でレースを勝ち抜いていく育成シミュレーションゲーム。レースで競い合う主役はウマ娘であり、トレーナーの役目はトレーニングや日常面でそれを支えること。言わばトレーナーは影の功労者です。
――しかし、それも過去の話。ついに“トレーナー本人がレースへ出走する展開”がやってきました。主な原因は、サポートカードに登場した「安心沢刺々美」です。
◆笹針に強化された人間が競い合う「ササバリィンクル・シリーズ」
トレーナーが出走したのは「トゥインクル・シリーズ」……ではなく「ササバリィンクル・シリーズ」です。笹針界のビッグイベントで、笹針に強化された人間たちが繰り広げるレースの総称。出走者たちはその頂点「笹針賞」での優勝を目指し、レースで競い合います。
ビッグイベントというだけあり、会場も東京競馬場らしき大舞台。観客席も満員のほか、本格的な実況までいるガチっぷり。笹針賞へ出走するには、まず実績を積んで出走資格を獲得する必要があるなど、一見ふざけたイベントに見えますが、細かい部分はちゃんとしています。
トレセン学園の笹針関係者が安心沢刺々美しかいないため、中には「危ない違法イベントなのでは？」と思う方もいるでしょう。ですがご安心ください。笹針賞へ出走した際には、担当ウマ娘と「駿川たづな」が応援に来ていたので、たぶん世間一般にも知られているイベントです。きっと安全です。
ところで、担当ウマ娘のため全力でトレーナー業務に勤しむトレーナーが、どうして時間を取られるササバリィンクル・シリーズに参加したのでしょうか？実はこれも担当ウマ娘のためなのです。
トレーナーは、些細な出来事でも担当ウマ娘の成長に活かしてしまう天才。今回も「レースに出れば、その経験を担当ウマ娘のトレーニングに活かせる！見るのと実際やるのとでは、全然違う！」という一理ある提案を受け、参加を受け入れたのでした。
◆トレーナー、ウマ娘に近い存在へとパワーアップ
ササバリィンクル・シリーズの出走条件でもある笹針施術をしたのは、誰であろう安心沢刺々美です。ウマ娘にやっている「ブスッと大成功！」をトレーナーにもキメ、身体強化や疲労軽減に努めてくれました。ただし、笹針施術を受けるのもタダではありません。トレーナーは「ウマ娘に近い存在」となることを指示されたのです。
そもそも笹針施術を受けたのは、トレーナーに不審者扱いされた安心沢刺々美が「ならあなたに施術させてよ！身をもって体験すれば安心だってわかるでしょ？」と言ったことが始まり。その際、施術する相手もウマ娘と近い存在でなければ安心の証明にはならないと諭されました。
これに応え、トレーナーは「フィットネスバイク」や「背泳ぎ」といったトレーニングを積むことに。いずれも育成モードでウマ娘たちが行う“ウマ娘式のトレーニング”です。
ササバリィンクル・シリーズが決まってからは、トレーニングもより苛烈に。なんと「ショットガンタッチ」や「高速犬かき」など、ウマ娘式トレーニングの最高レベルに挑戦します。ウマ娘の人外っぷりがよくわかる「巨大タイヤ引き」までやりきった模様。おまけに笹針賞に向け、隠れて自主練までしていました。
常人には到底不可能なメニューをこなしてきたトレーナー。その努力は着実に実っており、とある事件で野犬に襲われた際には、飛びかかってくる野犬を軽々と対処。「今や、野犬ですら自分の敵ではないようだ……」とその成長ぶりを実感するのでした。
もともとトレーナーは、ゴールドシップの助走付きドロップキックに耐えたり、ロングスカートで走りづらかったとはいえ、逃げ出したメイショウドトウに追いついたりと、人間離れした身体能力の持ち主です。それがウマ娘式のトレーニングを積み、おまけに笹針施術を受け続けたとなれば、超人的な身体能力になっているはず。
エイシンフラッシュが言った「ウマ娘に人間が勝てるわけがない」という一般常識も、このトレーナーならば覆せるかもしれません。
安心沢刺々美と過ごす中で、トレーナーは友情トレーニングや勝負服がもたらす効果まで実体験。これらの経験を「その時、ふと閃いた！このアイディアは、担当ウマ娘とのトレーニングに活かせるかもしれない！」とし、担当ウマ娘の成長につなげました。
ササバリィンクル・シリーズへの挑戦は、サポートカード「SSR/R 安心沢刺々美」のお出かけイベントを通して描かれます。また1つ明らかとなった『ウマ娘』の世界の特殊なイベント。今後も実装キャラクターが増えていくことで、意外なイベントや設定が明らかになるかもしれませんね。
