2021年も残り約1か月。今年も数多くのアニメ作品とともに、ストーリーを彩る音楽が生まれました。
作品のオープニング・エンディングを飾る主題歌をはじめ、劇中で流れる挿入歌。また物語を盛り上げるBGM・劇伴音楽や、キャラクターの個性が表現されたキャラクターソング。さらに昨今では、アイドル活動をするキャラクターたち名義の楽曲なども多く世に出ています。
そこでアニメ!アニメ!では「2021年“アニソン”」に関する読者アンケートを実施。【その1】「あなたにとって一番好きな“アニソン”は?」と、【その2】「2021年リリース楽曲の中で、あなたが一番聞いた“アニソン”は?」という【2部門】を開設し、皆さまから自由回答形式で、これだと思う楽曲名や作品名をお答えいただきました。
今回は「あなたにとって一番好きな“アニソン”は?」のランキングを発表します。
★「2021年リリース楽曲の中で、あなたが一番聞いた“アニソン”は?」の結果はこちら
>>https://animeanime.jp/arti/JtJrYK/
■1位:Official髭男dism「Cry Baby」
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1位に輝いたのは、2021年大ヒットアニメ『東京リベンジャーズ』のオープニングを飾ったOfficial髭男dism「Cry Baby」。本作のためにヒゲダンが書き下ろした曲となっており、犯罪組織“東京卍會”の抗争に巻き込まれて亡くなった恋人を助けるため、何度もタイムリープを繰り返し戦う主人公・タケミチを彷彿とさせる歌詞が印象的でした。
寄せられたコメントでは、「とにかくアニメと曲が合いまくっている」という感想が多数。さらに、公式YouTubeチャンネルにてマイキー役の林勇さんがカバーする映像も上がっており「本家も好きだけど、それを聞いて大好きになりました」という声も見られました。
■2位:LiSA「炎」
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2位は、LiSAの「炎」。興行収入300憶円を超え、歴史的ヒット作となった「劇場版『鬼滅の刃』無限列車編」の主題歌であると同時に、「オリコンストリーミングランキング」史上、女性ソロアーティスト初の3億回再生を突破した名曲となりました。
『鬼滅の刃』のメインキャラクター・煉獄杏寿郎の“炎”を彷彿とさせる歌詞で、さらに劇場版のラストで流れることから「この曲を聴くと涙が止まらなくなる」というコメントが。特に多かったのは「感動した」というものでした。
■3位:Eve「廻廻奇譚」
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3位も2020年~2021年に放送されたヒット作『呪術廻戦』の主題歌がランクイン。Eveが歌う「廻廻奇譚(かいかいきたん)」です。スタイリッシュな曲調の中に、作品に対する愛と熱量が込められた歌詞が印象的。さらに、『呪術廻戦』の映像を使用したミュージックビデオは、再生回数が1億回を突破しました。
コメントでは「Eveさんの澄んだ歌声にやる気が出る」「通勤電車で聴いて元気をもらっています」と感謝の気持ちがつづられていました。
■上位10曲をご紹介!
1位:Official髭男dism 「Cry Baby」(アニメ『東京リベンジャーズ』OP)
2位:LiSA「炎」(「劇場版『鬼滅の刃』無限列車編」主題歌)
3位:Eve「廻廻奇譚」(アニメ『呪術廻戦』第1クールOP)
4位(同率):涼宮ハルヒ(平野綾)「God knows...」(アニメ『涼宮ハルヒの憂鬱』劇中歌)
4位(同率):LiSA「Catch the Moment」(『劇場版 ソードアート・オンライン -オーディナル・スケール-』主題歌)
6位:高橋洋子「残酷な天使のテーゼ」(アニメ『新世紀エヴァンゲリオン』OP)
7位(同率):DOES「曇天」(アニメ『銀魂』第5期OP)
7位(同率):ReoNa「ANIMA」(アニメ『ソードアート・オンライン アリシゼーション War of Underworld』第2クールOP)
7位(同率):鈴木このみ「This game」(アニメ『ノーゲーム・ノーライフ』OP)
7位(同率):supercell「君の知らない物語」(アニメ『化物語』ED)
この「好きなアニソン」に関しては今年という制約を設けなかったのですが、見事に2020年~2021年発表という若い曲がトップ3にランクイン。来年以降も続々と新たなアニメが放送されると同時に、新たなアニソンも生み出されていきます。2022年をキラキラと彩ってくれる新しい曲との出会いも楽しみにしたいですね。
たくさんの投票、本当にありがとうございました!