五穀豊穣を祝う宮中行事である新嘗祭をルーツに持つ国民の祝日です。
アニメでは特定の職業をフィーチャーした、いわゆる「お仕事アニメ」と呼ばれるジャンルが存在します。仕事内容を丁寧に紹介したり、業界の悲喜こもごもを描いたり、極端にデフォルメしてみたりと、表現方法もさまざまです。
そこでアニメ!アニメ!では「“お仕事アニメ”といえば?」と題した読者アンケートを実施しました。11月6日から11月13日までのアンケート期間中に101人から回答を得ました。
男女比は男性約35パーセント、女性約65パーセントと女性が多め。年齢層は19歳以下が約50パーセント、20代が約20パーセントと若年層が中心でした。
■アニメ業界から体内まで! さまざまな場所で働く作品が集結
第1位
1位は『WORKING!!』。支持率は約13パーセントでした。
本作はファミリーレストラン・ワグナリアを舞台にしたコメディ。「ファミレスという身近な仕事場で意外と知らない裏側の日常が見られて面白かった。ありえない部分もあるけれど……」や「題名からもうお仕事アニメ! 意外にお仕事をしていないシーンも多いですが、個性豊かな店員たちが魅力的で、あんな職場で働いてみたいと思いました」とファミレスという題材や、変わった職場仲間が人気を博しています。
第2位
2位は『はたらく細胞』。支持率は約11パーセントでした。
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「はたらく細胞!!」キービジュアル(C)清水茜/講談社・アニプレックス・davidproduction
こちらは体内で働いている細胞たちを擬人化した作品。「体の仕組みについて詳しく学べるし、細胞たちがさまざまな問題に直面しながらも頑張る様子が印象的でした」や「自分の体の中で働いている細胞たちに申し訳なさを感じ、規則正しく生きるように心がけています」と勉強になるし、健康にも意識するようになるというコメントが多数。
今年TVアニメ第2期とスピンオフ『はたらく細胞BLACK』が放送されたシリーズが上位に入りました。
第3位
3位は『SHIROBAKO』。支持率は約10パーセントでした。
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『SHIROBAKO』新ビジュアル(C)2020 劇場版「SHIROBAKO」製作委員会
アニメ業界を描いた『SHIROBAKO』には「アニメが完成するまでの過程や苦悩が見られる作品です。すべての工程の登場人物全員にドラマがあり、仕事に疲れたときに見返して元気をもらっています。実在の人物をモデルにしたキャラクターがいるのも面白い」や「アニメが毎週楽しめることのありがたさがよくわかる」、「それぞれの登場人物が自分の思いを持って仕事に取り組んでいることがよくわかりました」と群像劇としての魅力も備わっているという意見が届いています。
■そのほかのコメントを紹介!!
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『かくしごと』キービジュアル(C)久米田康治・講談社/かくしごと製作委員会
『かくしごと』には「“描く仕事”と“隠し事”の二つの意味を持つタイトル。娘にマンガ家であることを隠しているけれど、彼女を育てるために頑張っている姿を応援しながら見ていました」。
『NEW GAME!』には「ゲーム制作会社が舞台。好きなものをお仕事にしているのがすごく楽しそうでいいなぁと思いました!」。
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『NEW GAME!!』(C) 得能正太郎・芳文社/NEW GAME!!製作委員会
『勇者になれなかった俺はしぶしぶ就職を決意しました。』には「ファンタジー世界が舞台でありながら扱うものは家電。スペシャルサンクスにヤマダ電機が名を連ねていたり、コンビニのローソンがそのまま登場するなどリアリティのある作品だったから」。
『白い砂のアクアトープ』には「水族館を舞台に、主人公たちが仕事の困難を乗り越えていく姿に勇気をもらえるから。2クール目から仕事色も増したように思います」と現在放送中のタイトルにも投票がありました。
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『白い砂のアクアトープ』キービジュアル(C)project ティンガーラ
今回のアンケートではサービス業から何でも屋まで幅広い職業にまつわるタイトルが集結。仕事にまつわるあるあるネタなどを楽しめる作品もランクインしています。
次ページの全体ランキングもぜひご覧ください!
■ランキングトップ10
[“お仕事アニメ”といえば?]
1位 『WORKING!!』
2位 『はたらく細胞』
3位 『SHIROBAKO』
4位 『うらみちお兄さん』
5位 『世界一初恋』
6位 『銀魂』
6位 『NEW GAME!』
6位 『花咲くいらは』
9位 『かくしごと』
9位 『ヲタクに恋は難しい』
(回答期間:2021年11月6日~11月13日)
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※本アンケートは、読者の皆様の「今のアニメ作品・キャラクターへの関心・注目」にまつわる意識調査の一環です。結果に関しては、どのキャラクター・作品についても優劣を決する意図ではございません。本記事にて、新たに作品やキャラクターを知るきっかけや、さらに理解・興味を深めていただく一翼を担えれば幸いです。