『リゼロス』レムが死んだ世界、復讐を誓うスバルの “20年後”とは……そして最大の謎はエルザ!? 断片的な情報から「新章2」を妄想する【Re:ゼロから始める異世界生活】 | アニメ!アニメ!

『リゼロス』レムが死んだ世界、復讐を誓うスバルの “20年後”とは……そして最大の謎はエルザ!? 断片的な情報から「新章2」を妄想する【Re:ゼロから始める異世界生活】

7月15日より『リゼロス』で配信される新作オリジナルエピソード「新章2」。その配信に先がけて、現在わかっていること、そして情報の隙間から覗く興味深い「謎」をまとめてみた。

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(C)長月達平・株式会社KADOKAWA刊/Re:ゼロから始める異世界生活2製作委員会(C)SEGA
(C)長月達平・株式会社KADOKAWA刊/Re:ゼロから始める異世界生活2製作委員会(C)SEGA 全 17 枚 拡大写真
「ゼロから贖(あがな)う異世界生活」

それはスマートフォン向けRPG『Re:ゼロから始める異世界生活 Lost in Memories』(以下、リゼロス)に追加される新ストーリー「新章2」のタイトルだ。

正式名称は「ゼロカラアガナウイセカイセイカツ」

贖うとは「罪をつぐなう」こと。本エピソードは20年後のスバルを描く、原作者・長月達平氏が監修するオリジナルストーリーなのだが、エピソードから漂ってくるものは不吉で悲しみに彩られた重々しい空気のみ。はたして本エピソードではいったい何が描かれているのだろうか……?

7月15日より『リゼロス』で配信される本エピソード。

配信に先がけて、現在わかっていること、そして情報の隙間から覗く数々の「謎」をまとめてみようと思う。

▲「新章2」【ゼロカラアガナウイセカイセイカツ】ティザームービー

新情報が到着!

『リゼロス』はテレビアニメを追体験するストーリーのほか、ゲームの進行状況で分岐するオリジナルの展開、そして本作完全オリジナルシナリオである「新章」が楽しめるコンテンツだ。

いずれも原作者・長月達平氏が監修したもので、「新章1」では無実の罪で投獄されたスバルとオットーの活躍が描かれた。

話題の「新章2」は20年後のスバルを描く、本作のために作られた物語。すでに公開されたイラストからは悲壮な空気感が伝わってくる。

これからお見せする、新たに公開された2枚のスクリーンショットはいずれもストーリー選択画面であり、物語の発端や、ある程度のシナリオ構成などが見て取れる。

物語のあらすじは「レムを殺したペテルギウスに復讐を。自ら『死に戻り』を封じたスバルが、二十年後、ついにその機会を得る」というもの。

つまり本エピソードはレムがペテルギウスに殺されてしまった「if」の物語となる。確かにアニメ本編でもレムが命を落とす展開があり、その続きの物語と考えることも可能だ。

もう一枚のスクリーンショットから分かるのは、今回公開されるシナリオが8話、エンディングがひとつであるということ。コンパクトになっている分、疾走感あるシナリオが楽しめるかもしれない。

謎ばかりの「新章2」!判明している情報を総ざらい

本エピソードに登場するキャラクターは現在5名が確定している。以下、そのキャラクターと公開されたセリフを紹介しよう。

まずは主人公のナツキ・スバル。

スバルのセリフですでに公開されているのは、「やめろ。この痛みは俺のもんだ。誰かにくれてやるもんじゃない」と、ティザーPVのラストで語られる「どうか、俺みたいには、ならないで……」というメッセージ。

そこにはレムを失ったことへの喪失感と、おそらくレムを失ってから辿っただろう運命の悲惨さがにじみ出ている。その荒れた様子は彼の顔からも見て取れ、乱れた髪型、眉間に刻まれたシワ、そして無精髭が哀れだ。

だかやはり20年後のスバルで気になるのはその服装である。すでに多くのファンが指摘している通り、このスバルの格好は、プリシラの騎士アルデバラン(アル)そっくりなのだ。

それに服装だけではない。右腕の傷と、義手と思しき左腕も合致しており「スバル=アル説」の濃度を増している。

しかし仮にそうだったとして、なぜ「スバル=アル」は過去に存在できたのか、なぜ「スバル」が同じ時間軸に2人も存在できたのか、なぜプリシラ陣営についたのかが謎だ。

その謎がはたしてこのエピソードで明かされるのか? その点にも注目したい。続いてベアトリスを見てみよう。

ベアトリスは、ティザーPVでも紹介されていた「……お前は、ベティーに、一緒に死ねと言っているのかしら?」と、スクリーンショットにある「わかったなら、とっとと失せるのよ」という突き放したようなセリフが印象的だ。

気になるのは、こうまで警戒する「困難な目的」のために、どうしてベアトリスが選ばれたのか? ということ。ほかに協力者はいなかったのだろうか。そしてどんないきさつがあって彼女は禁書庫から出てきたのか? 謎は尽きない。

クルシュの騎士、フェリックス・アーガイルことフェリスは別人かと思うような変貌ぶりだ。女装をしておらず、「……本当に、お馬鹿さんだネ」「ねえ、答えてほしいなぁ?」「気にしないで。それが今の私の仕事なんだから」とスバルへの当たりが強い。

また「いいよネ、スバルくんは。そうやって自分一人だけ悲劇の主人公ぶってればいいんだもの」というセリフからは、フェリス自身も何か辛い出来事があったようで気になる。

なおフェリスが女装をしていたのはクルシュへの忠誠心の証なのだが、それをやめてしまったということは……?「if」の世界なので最初から男装だった可能性もあるが、胸には女装をしていた頃の髪飾りらしきアクセサリーをつけているので嫌な予感しかしない。

『腸狩り』のエルザ・グランヒルテが一行に加わっているのも興味深い。「あなたのお腹を開く私の楽しみを他人に譲るつもりはないもの」や、PVで公開された「相性がよかったということかしらね」というセリフからは、少なくとも今は信用していいと思われる関係性が感じられる。

しかしなぜ共闘する気になったのだろうか?

本エピソードのラスボスと思しきペテルギウスは、なぜか「別の器」に入った状態のスクリーンショットが公開されている。しかもティザーPVでは「アナタが、殺したのです!」というセリフもあり、スバルとペテルギウスの間に何があったのか謎だ。ちなみにティザーPVのボイスは松岡禎丞さんなので、オリジナルのペテルギウスも登場すると思われる。

このほかティザーPVでは、ラインハルトの「スバル……!」というセリフ、ロムじいの「……久しぶりじゃな」、ミミ・パールバトンの「どどーん!」、レムの「い、きて。だ、す……きぃ……」「レムが、スバルくんの痛みを引き受けてあげられたらいいのに」というセリフが公開された。

そのあたりのキャラクターにも出番がありそうで期待したいところだ。

「新章2」公開直前記念特番の配信が決定

物語の導入部は明らかになったものの、周囲のキャラクターの状況や、「スバル=アル」説の行方など、まだまだ謎がいっぱいな「新章2」。

個人的にもっとも気になるのはエルザについての謎だ。

みなさんお気づきだろうか? 本エピソードは20年後の物語。つまり……、

エルザさん40代!

20年経ってもこの美貌とプロポーションは『リゼロス』最大の謎だ。

そんな「新章2」だが、なんとエピソード配信直前の7月12日は、20時より「新章2」公開直前記念『リゼロス』特番の配信が決定した。

ナツキ・スバルを演じる小林裕介さんを迎え、「新章2」の最新情報が公開されるというのでお楽しみに!

(C)長月達平・株式会社KADOKAWA刊/Re:ゼロから始める異世界生活2製作委員会

(C)SEGA

《気賀沢 昌志》

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