“こいつ、動くぞ!”「ガンダム」脳活動で“ザク”のコントロールに成功! バンダイ・NeUのリサーチコラボ | アニメ!アニメ!

“こいつ、動くぞ!”「ガンダム」脳活動で“ザク”のコントロールに成功! バンダイ・NeUのリサーチコラボ

株式会社バンダイの提供する「ZEONIC TECHNICS」と、国立大学法人東北大学と株式会社日立ハイテクのジョイントベンチャーである株式会社NeUのリサーチコラボレーションで、ミニチュアの“ザク”を自身の脳活動のコントロールにより動かすことに成功した。

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操作風景(C)創通・サンライズ
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株式会社バンダイの提供する「ZEONIC TECHNICS」と、国立大学法人東北大学と株式会社日立ハイテクのジョイントベンチャーである株式会社NeUのリサーチコラボレーションで、ミニチュアの“ザク”を自身の脳活動のコントロールにより動かすことに成功した。

構成(C)創通・サンライズ
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バンダイは、ミニチュアザクをスマートフォンアプリでコントロールする商品「ZEONIC TECHNICS Robotics and Programming Course I」を提供している。

一方、東北大学と日立ハイテクによる脳科学カンパニー株式会社NeUは、近赤外(NIRS)を用いて日常生活での脳血流量の活動を計測する技術を持ち、その超小型センサーを応用した家庭用のサービスとして、脳を計りながら鍛える脳トレ(Active Brain CLUB)などを提供する企業だ。

仕組みの図(C)創通・サンライズ
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今回のリサーチコラボレーションは、これらの技術を融合することにより実現した。

超小型脳活動センサー(XB-01)によって取得された脳血流量変化のデータは、無線通信によりスマートフォンに転送。スマートフォンには、ミニチュアザク(システム試験用)をコントロールする専用アプリケーションプログラムが内蔵され、今回XB-01専用SDK(ソフト開発用モジュール)を組み込むことにより、利用者の脳血流量変化を3段階のレベルに割り当てる。
これをあらかじめ設定した動作コマンドに変換し、無線通信を通じてミニチュアザクに送信、ユーザーが脳をコントロールすることでミニチュアザクを3段階に動作させることに成功した。


なお、今回試作開発したロボットやアプリケーションの販売については、現状未定とのこと。

(C)創通・サンライズ
[アニメ!アニメ!ビズ/animeanime.bizより転載記事]

《CHiRO★》

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