花江夏樹さんは2011年にデビュー。2014年度の第9回声優アワードでは新人男優賞、2016年度の第11回ではパーソナリティ賞、そして2019年度の第14回では主演男優賞に輝きました。2020年も『ランウェイで笑って』や『天晴爛漫！』など、多くのタイトルでメインキャラクターを担当しています。
そこで、花江夏樹さんのお誕生日をお祝いする気持ちを込めて「演じた中で一番好きなキャラクターは？」と題した読者アンケートを昨年に引き続き実施しました。6月13日から6月20日までのアンケート期間中に333人から回答を得ました。
男女比は男性約20パーセント、女性約80パーセントと女性がメイン。年齢層は19歳以下が約60パーセント、20代が約20パーセントと若年層が中心でした。
■『鬼滅』『東京喰種』『君嘘』主人公が上位に！
第1位
1位は『鬼滅の刃』の竈門炭治郎。支持率は約25パーセントで、昨年に続きトップとなりました。
「劇場版『鬼滅の刃』無限列車編」(C)吾峠呼世晴／集英社・アニプレックス・ufotable
「素直で正直な家族思いの頼れるお兄ちゃんだけど、鬼との戦いになるといつも全力！ そんな心の折れない姿がとにかくカッコイイ!!」や「鬼になった妹を元に戻すため、必死に戦っていく優しさと勇気に惚れた」、「家族や仲間を大切にできて、鬼にも慈悲の心を向けられる優しい心の持ち主だから」と穏やかな性格が人気の秘訣です。
「強さも優しさも凛々しさも演じ分けられていてすごい。アニメを見るたび、“炭治郎が生きている…！”と感動します。『鬼滅ラヂヲ』でのやり取りも面白くて大好きです」とラジオ番組のトークでもファンを魅了しています。
第2位
2位は『東京喰種トーキョーグール』の金木研。支持率は約15パーセントで、昨年と同順位でした。
「東京喰種トーキョーグール」（Ｃ）石田スイ／集英社・東京喰種製作委員会
「人間と喰種、両方を持ち合わせた主人公。個人的には人間と喰種の間で揺れているころの葛藤や、悲痛な叫び声の演技が印象深いです」や「金木の人格が変わるごとに演技も変化していて、優しさも怖さも巧みに演じ分けている。観ていて引き込まれました」と感情の起伏が激しい悩める主人公を演じました。
とくに拷問シーンでの絶叫は多くの視聴者の記憶に残っており、「恐怖の感情が伝わってきて、今でも忘れられない」とのコメントが寄せられています。
第3位
3位は『あんさんぶるスターズ！』の巴日和。支持率は約7パーセントで、昨年の8位からランクアップしています。
TVアニメ『あんさんぶるスターズ！』第2弾キービジュアル（C）Happy Elements K.K／あんスタ！アニメ製作委員会
ユニット・Eveのリーダーである巴日和は「花江さんの明るさが日和君に似ていて、とても元気が出るようなキャラクターです。ときおり見せる大人っぽさもグッと来る感じで大好き」や「おひいさんのキラキラした素晴らしさは、花江さんにしか表現できません」と明るく社交的なところが魅力。「良い日和」という彼を象徴するセリフも印象的です。
■そのほかのコメントを紹介!!
『凪のあすから』先島光には「男の子らしくてカッコ良くて、言葉が強いときもあるけれど声はどこまでも優しい。主人公の光が花江さんだったことも『凪あす』が切なくも優しい物語になった理由だと思っています」や「花江くんのTwitterの現在地も『凪あす』関連の用語で作品愛を感じます」。
「刀剣乱舞」シリーズの髭切には「いつもは柔らかな物腰で弟の名前も忘れちゃう程のんびりしているのに、戦闘時には“源氏の重宝”に相応しい、威厳のある声になるギャップがたまらない！」。
『続「刀剣乱舞-花丸-」』(C)2018 Nitroplus ・ DMM GAMES/続『刀剣乱舞-花丸-』製作委員会
『アルドノア・ゼロ』界塚伊奈帆には「クールでありながら意外と熱い奴。絶望的な戦局をことごとく覆していくさまには爽快感を感じます」。
『かくしごと』十丸院五月には「みんなの邪魔ばかりしてウザいけど、どこか憎めないキャラを上手く演じていたから」や「たまに毒を吐くときの少しトーンが低い声を聴いて毎回胸キュンしています」と2020年春の新作TVアニメのキャラクターにも投票がありました。
『かくしごと』（C）久米田康治・講談社／かくしごと製作委員会
2020年版のアンケートは1位と2位は変わらなかったものの、3位以下は大きく変化しました。アニメだけでなくゲームのキャラクターも複数ランクインしており、注目キャラが揃っています。
次ページの全体ランキングもぜひご覧ください。
■ランキングトップ10
[花江夏樹さんが演じた中で一番好きなキャラクターは？ 2020年版]
1位 竈門炭治郎 『鬼滅の刃』
2位 金木研（佐々木琲世） 『東京喰種トーキョーグール』
3位 巴日和 『あんさんぶるスターズ！』
4位 鳥束零太 『斉木楠雄のΨ難』
5位 有馬公生 『四月は君の嘘』
6位 十丸院五月 『かくしごと』
7位 小湊春市 『ダイヤのA』
8位 リドル・ローズハート 『ディズニー ツイステッドワンダーランド』
9位 星谷悠太 『スタミュ』
10位 榎本虎太朗 『告白実行委員会～恋愛シリーズ～』
10位 エラム 『アルスラーン戦記』
（回答期間：2020年6月13日～6月20日）
次ページ：ランキング20位まで公開
※本アンケートは、読者の皆様の「今のアニメ作品・キャラクターへの関心・注目」にまつわる意識調査の一環です。結果に関しては、どのキャラクター・作品についても優劣を決する意図ではございません。本記事にて、新たに作品やキャラクターを知るきっかけや、さらに理解・興味を深めていただく一翼を担えれば幸いです。
