「劇場版ヴァイオレット・エヴァーガーデン」コロナウイルスの影響で公開延期　公式がコメント発表

2020年4月24日よりロードショーを予定していた『劇場版ヴァイオレット・エヴァーガーデン』の公開延期が発表。公式サイトでは、「新型コロナウイルス感染症拡大に伴う日本政府による発表を受け」と延期理由を説明するとともに、「作品の公開を楽しみにお待ち頂いていた皆様には深くお詫び申し上げます」と謝罪のコメントを掲載している。

『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』は、京都アニメーションの文庫レーベル「KAエスマ文庫」にて刊行された同名小説を原作として、代筆業に従事する元軍人の少女ヴァイオレット・エヴァーガーデンを主人公に、様々な人間模様を描くアニメ作品だ。

これまで、2018年1月～4月にTVシリーズを放送、2019年9月に『ヴァイオレット・エヴァーガーデン外伝- 永遠と自動手記人形 -』を劇場公開し、完全新作となる『劇場版ヴァイオレット・エヴァーガーデン』が4月24日にロードショー予定であった。

公式サイトでは、公開延期の理由について「映画本編は既に完成を目前にし、公開に向けて進めておりましたが、日本国内における新型コロナウイルス感染症拡大に伴う日本政府による発表を受け、慎重に検討を重ねた結果、公開日を延期することを決定致しました」と説明。

あわせて、「作品の公開を楽しみにお待ち頂いていた皆様には深くお詫び申し上げます」と謝罪を綴り、続けて「この度は公開日直前にこのようなご案内となり、ご鑑賞予定のお客様にご迷惑をおかけしますこと、大変心苦しい限りではございますが、スタッフ一同並々ならぬ思いを持って作り上げた作品でございます。公開がかないました折には、どうぞ皆様お誘いあわせの上、ご鑑賞頂けますと幸いです」とファンへ向けてのメッセージも掲載されている。

現時点では、延期後の公開日は未発表。続報を待ちたい。

（C）暁佳奈・京都アニメーション／ヴァイオレット・エヴァーガーデン製作委員会