「第24回手塚治虫文化賞」大賞の最終候補を発表 「鬼滅の刃」など8作品がノミネート | アニメ!アニメ!

「第24回手塚治虫文化賞」大賞の最終候補を発表 「鬼滅の刃」など8作品がノミネート

第24回手塚治虫文化賞の最優秀作に贈られるマンガ大賞の最終候補8作品が明らかになった。結果は選考会を経て4月下旬ごろに発表される。

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「鬼滅の刃」アニメビジュアル(C)吾峠呼世晴/集英社・アニプレックス・ufotable
「鬼滅の刃」アニメビジュアル(C)吾峠呼世晴/集英社・アニプレックス・ufotable 全 5 枚 拡大写真
第24回手塚治虫文化賞の最優秀作に贈られるマンガ大賞の最終候補8作品が明らかになった。結果は選考会を経て4月下旬ごろに発表される。

手塚治虫文化賞は日本のマンガ文化の発展と向上に大きな役割を果たした手塚治虫の業績を記念して、1997年に朝日新聞社が創設したアワードである。
年間を通じて最も優れた作品を選ぶマンガ大賞のほか、新生賞、短編賞、特別賞があり、受賞者には鉄腕アトム像と賞金が贈られる。

「第24回手塚治虫文化賞 アトム像」
手塚治虫文化賞 アトム像
このたびマンガ大賞の最終候補が発表された。吾峠呼世晴『鬼滅の刃』、三島芳治『児玉まりあ文学集成』、伊図透『銃座のウルナ』、遠藤達哉『SPY×FAMILY』、高浜寛『ニュクスの角灯』、山口つばさ『ブルーピリオド』、原作:松田未来、作画:※Kome『夜光雲のサリッサ』、島田虎之助『ロボ・サピエンス前史』の8作品となっている。
最終候補は8名の社外選考委員による投票と、「関係者推薦」(書店員・マンガ関係者・読者からの推薦、得票1位は『鬼滅の刃』)によって選出された。

「第24回手塚治虫文化賞」
第24回手塚治虫文化賞
選考委員は秋本治(漫画家)、杏(俳優)、桜庭一樹(小説家)、里中満智子(マンガ家)、中条省平(学習院大学フランス語圏文化学科教授)、南信長(マンガ解説者)、みなもと太郎(漫画家・マンガ研究家)、ヤマダトモコ(マンガ研究者)と、朝日新聞社の執行役員編集担当、東京本社文化くらし報道部長が務めた。

どの候補がマンガ大賞を受賞するのかを予想する投票企画も実施中だ。大賞受賞作に投票した方から抽選で5人に、6月4日開催予定の贈呈式ペア招待券がプレゼントされる。

第24回手塚治虫文化賞 マンガ大賞 最終候補作品
『鬼滅の刃』 吾峠呼世晴(集英社)
『児玉まりあ文学集成』 三島芳治(リイド社)
『銃座のウルナ』 伊図透(KADOKAWA)
『SPY×FAMILY』 遠藤達哉(集英社)
『ニュクスの角灯』 高浜寛(リイド社)
『ブルーピリオド』 山口つばさ(講談社)
『夜光雲のサリッサ』 原作:松田未来、作画:※Kome(徳間書店)
『ロボ・サピエンス前史』 島田虎之助(講談社)

《高橋克則》

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