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ニンテンドースイッチ『リングフィット アドベンチャー』、遊んでますか? 本作は筋トレやヨガなどのフィットスキルで敵に攻撃を行うのですが、その性質上「リアル体力=ふつうのRPGのMP」だとゲーマーから言われています。つまり、リアル体力を使えば使うほど強力な攻撃を繰り出せる傾向にあるというわけですね。
確かに言われてみるとそんな感じで、「あの強大な攻撃を放つのにはこんなに肉体的疲労があるのか!」と新鮮な気持ちになるのです。今回の特集記事ではよりわかりやすいよう、それぞれのフィットスキルを『ドラクエ』の呪文にたとえてみました。
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◆「スクワット」はたとえるならば「メラ」
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『ドラクエ』の「メラ」は魔法使いの基本的な呪文で、『リングフィット アドベンチャー』だとこれは「スクワット」に該当するでしょう。序盤に使うところ、威力がそこそこなところも似ています。メラを一発撃つたびにスクワットしていたらそれなりにムキムキになると思うでしょうが、実際これはそういうゲームです。
威力が低いので序盤を過ぎると使いづらくなってしまいますが、そこはご安心を。『リングフィット アドベンチャー』では中盤以降、ランクアップした同フィットスキルが登場します。そちらはきちんと攻撃力が高く使いやすいので問題ありません。
●公式動画
◆「椅子のポーズ」は攻撃だけど「ホイミ」っぽい
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「椅子のポーズ」はヨガの一種。序盤はスクワットやらなんやらするたびにものすごい疲労に襲われると思いますが、これは比較すると楽なほうです(ヨガは回数自体が少なめなものの、威力は据え置き)。まるで体力を回復する「ホイミ」のようではないですか。
ただ、運動負荷(運動の強度、1~30の値を設定できる)を増やせばふつうに足に効きますし、後半に出てくる椅子のポーズをキープする移動装置はかなりたいへんです。ホイミに感じるのは序盤だけかも。
●公式動画
◆「サゲテプッシュ」は使いやすい「ギラ」
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大胸筋を鍛える「サゲテプッシュ」は範囲攻撃の「ギラ」にそっくり。序盤は敵の数もそこまで多くないので、ギラもといサゲテプッシュがなかなか活躍しますよ。
●公式動画
◆ならば「イオ」は「リングアロー」
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「リングアロー」は上腕三頭筋と広背筋を鍛える筋トレで、全体攻撃なのが特徴です。『ドラクエ』でいえば序盤に覚えるとかなり役立つ「イオ」に近いといえます。
●公式動画
◆ヤバいと言われる「プランク」はまるで「ベギラマ」
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『リングフィット アドベンチャー』の「プランク」は割と序盤に出てくるフィットスキルですが、あまりにもキツいと評判です。通常のプランクは肘をついて足を伸ばしそのまま耐えるのですが、本作の場合はお尻の上げ下げも行うのです。
これで筋肉痛になる人も多いようで、それだけに威力は高めでしかも範囲攻撃。特技がない時代の『ドラクエ』における「ベギラマ」くらい役に立ちます。しんどいですが。
●公式動画
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