エイベックス子会社、エクシヴィと合弁会社を設立 次世代アニメ制作ツール「AniCast Maker」の商用化へ
エイベックス子会社「エイベックス・テクノロジーズ(ATS)」が、VR/AR/MRの企画・開発・コンサルティングを行う「エクシヴィ(XVI)」と合弁会社を設立。次世代アニメ制作ツール「AniCast Maker(アニキャスト メーカー)」の商用化に向けた動きとなる。
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昨今、動画配信サービスやSNSなど新たなメディアが普及したことで、エンタテインメントにおける消費スタイルは多様化し続けている。一方でデバイスやツールの高機能化、インフラの整備によって、コンテンツの制作および発信のハードルは下がり続けてきた。
毎日のように無数のコンテンツが登場する中で、消費サイクルが短くなり、即時性のあるコンテンツ提供が求められているという実情がある。
ATSとXVIはそのような環境のもと、従来よりも短期間・小人数・低コストのアニメ制作を確立すべく、2018年9月より「AniCast Maker」の研究を行うプロジェクト「AniCast Lab.(アニキャスト ラボ)」に取り組んできた。
「AniCast Maker」とは、VR空間上に自由にキャラクターやカメラマンを配置し、それらのアバターの中に入って演技をすることで、アニメーションを制作することができるというツールだ。
これにより、誰でも素早く簡単にアニメを制作できるようになり、例えば動画配信サービスやSNS上で毎日「短編アニメを配信する」ことも可能となる。
ATSとXVIは、今後「AniCast Maker」をコミックや小説などをアニメ化する際の1つの手法として提供すべく、その商用化を進めている。
このたび設立される合弁会社は、「AniCast Maker」に関する特許管理を戦略的に行う予定。両社は「AniCast Maker」の商用化に向けたプロジェクトを、これでより一層加速させていく構えだ。
[アニメ!アニメ!ビズ/animeanime.bizより転載記事]
《仲瀬 コウタロウ》
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