■変化を恐れない、『ペット』シリーズの進化を見てほしい
――アフレコを終えて、完成版をご覧になられていかがでしたか?
宮野:「変化を恐れないで」というメッセージが込められていると感じましたね。それを表現するうえで、この『ペット』というシリーズも進化して、パワーアップしています。
今回は3つのストーリーが並行して展開するのですが、それって前作からのキャラクターたちに確固たる個性があるからできることであって。どのストーリーにも個性があって、それが重なったときにまたパワーが爆発するっていうのが、『ペット2』のメッセージと合致していて素敵だなと思いました。
高木:僕は、マックスの成長していく姿に本当に感動しました。デュークとマックスの関係性がすごく良くて。この2匹は、バナナマンのおふたりが吹き替えを担当されているんですけど、僕たちもコンビで活動しているわけですから、そういう意味でも刺激をもらいましたね。
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宮野:あと、ウサギのスノーボールの存在感が素晴らしかったです! 中尾隆聖さんの声って、なんであんなに安心感があるんだろう。
高木:素晴らしいよね。
宮野:可愛いし、面白かった!
――また本作は、動物たちだけでなく、飼い主である「人間」にもスポットが当てられます。
宮野:そうなんですよね。赤ちゃんや子どもとペットの関係って、みんなすごく共感する部分だと思うんですよ。ペットは家族。しかもそれがペットの目線で描かれているのが面白いんですよね。
――おふたりは幼少期のペットの想い出はありますか?
宮野:僕は子どもの頃にダックスフントを飼っていました。
高木:実は僕、ペットを飼ったことがなくて。
宮野:でも僕に飼われてるようなもんだよ?
高木:そうなの!? でも今は飼いたい話で、飼われたい話じゃないから。
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宮野:そうだね、話が変わってきちゃうね(笑)。
高木:だからこの作品を見て、ますますペットが飼いたくなりました! 犬がいいですね。お散歩してみたい!
宮野:えー、きっと向こうがイヤだよ。
高木:なんで犬目線なの!?
――おふたりの関係性がとてもよく分かりました(笑)。それでは最後に、『ペット2』の見どころを教えてください。
宮野:今回は主人公チームに立ちはだかる悪役なので、「応援してください」とは決して言えませんが(笑)、物語の重要な役割をまっとうさせていただきました。
そのうえで、高木くんとの共演はすごくポジティブなエネルギーになりましたし、それがお芝居に表れていると思うので、ぜひ存分に楽しんでもらえたら嬉しいです。
高木:普段の僕たちを知っている方には、「あっ、作品の中でもこんな感じに扱われてる!」っていう楽しみ方もできるんじゃないかな、と(笑)。そういうシーンにも注目して見てもらいたいですね。
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『ペット2』
2019年7月26日(金)全国ロードショー!!
■監督:クリス・ルノー
■脚本:ライアン・リンチ
■製作:クリス・メレダンドリ、ジャネット・ヒーリー
■声の出演:バナナマン(設楽統・日村勇紀)/佐藤栞里/永作博美/伊藤沙莉/内藤剛志/木村昴/中尾隆聖/宮野真守/高木俊/梶裕貴/かぬか光明/沢城みゆき/青山穣 /銀河万丈ほか
2019年7月26日(金)全国ロードショー!!
■監督:クリス・ルノー
■脚本:ライアン・リンチ
■製作:クリス・メレダンドリ、ジャネット・ヒーリー
■声の出演:バナナマン(設楽統・日村勇紀)/佐藤栞里/永作博美/伊藤沙莉/内藤剛志/木村昴/中尾隆聖/宮野真守/高木俊/梶裕貴/かぬか光明/沢城みゆき/青山穣 /銀河万丈ほか