「キャロル&チューズデイ」渡辺信一郎総監、なぜカナダ出身アーティストを劇伴に起用? 音楽担当・Mockyと対談 | アニメ!アニメ!

「キャロル&チューズデイ」渡辺信一郎総監、なぜカナダ出身アーティストを劇伴に起用? 音楽担当・Mockyと対談

TVアニメ『キャロル&チューズデイ』が、いよいよ4月10日深夜よりフジテレビ「+Ultra」にて放送がスタートする。これに先駆けて、渡辺信一郎総監督と劇中音楽を担当するカナダ出身のアーティスト・Mockyによるスペシャル対談が公開された。

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『キャロル&チューズデイ』渡辺信一郎総監督×Mocky(photo:YasuhiroOhara)
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TVアニメ『キャロル&チューズデイ』が、いよいよ4月10日深夜よりフジテレビ「+Ultra」にて放送がスタートする。これに先駆けて、渡辺信一郎総監督と劇中音楽を担当するカナダ出身のアーティスト・Mockyによるスペシャル対談が公開された。

渡辺総監督は元々Mockyが手掛けた楽曲をよく聴いていたそうだが、劇伴に起用したのは「来日公演を観たのがきっかけ」とのこと。
「どの曲も映像が浮かんでくるような感じがして、すごくサウンドトラックに向いてる音楽」だと感じたことに加えて、「メンバー全員がすごく音楽を楽しんでる感じ」の心地よさが、「丁度そのころ『キャロル&チューズデイ』の企画を考えてたころで、音楽をやっていくうえで幸せって何だろう、と考えてた」ことにも結びついたのだという。

一方のMockyは、渡辺総監督から依頼を受けたことについて「ビッグで才能のある方からオファーを受けるというのはとても良いことだよ」との感想を吐露。
Mockyいわく、渡辺総監督の作品も「音楽と繋がりが深い」そうで、「渡辺さんの映像もすごく音楽を思い起こさせる。だから依頼があったときは嬉しくて飛びついたね。そのオファーを真剣に受け止めて、渡辺さんの作品にふさわしい雰囲気を持った音楽を作ろうと強く思ったよ」と思い入れを打ち明けた。

さらに実際に対面した際は、Mockyは「すぐに繋がりを感じることができるアーティストだと思った」そうで、渡辺総監督も「打ち合わせがすごく短かったんだよね」と回想。
渡辺総監督は「とても気さくで陽気な人だったから、逆に“この人のどこからあんな切なく寂しい曲が出てくるんだろう”って思った」と明かし、Mockyは渡辺総監督との以心伝心ぶりについて「渡辺さんの場合はユーモアというのもすごく大きな要素だと思うね。それで繋がりを感じられたんじゃないかな」と語った。

このスペシャル対談の全文は、「ele-king Powerd by DOMMUNE」にて掲載されている。


またYouTube「キャロル&チューズデイ」チャンネルでは、全3回にわたるドキュメンタリー映像の最終回「『キャロル&チューズデイ』Story of Miracle Vol.3」が公開中だ。

『キャロル&チューズデイ』
2019年4月10日よりフジテレビ「+Ultra」にて毎週水曜日24:55から放送開始(初回は25:05~)
NETFLIXにて4月10日配信開始。2話~毎週木曜日配信(日本先行)

(C)ボンズ・渡辺信一郎/キャロル&チューズデイ製作委員会

《仲瀬 コウタロウ》

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