作詞家で作曲家の梶浦由記が、自身が手がけるアニメ「鬼滅の刃」の音楽の一部にシンガーソングライターの石川智晶も参加していることを明かした。音楽ユニット・See-Sawを彷彿させるコラボに、アニメファンから喜びの声が寄せられている。
「鬼滅の刃」は、「週刊少年ジャンプ」連載中の吾峠呼世晴による同名漫画が原作。時は大正の日本、炭売りの少年・竈門炭治郎は鬼に家族を皆殺しにされてしまう。しかも唯一生き残った妹の禰豆子は、鬼に変貌してしまった。炭治郎は、妹を人間に戻し、家族を殺した鬼を討つため、“鬼狩り”の道を進む決意をする。
同アニメの音楽は、梶浦由記と椎名豪が担当している。梶浦は初回放送後、「漫画原作の時からストーリーはもちろん、登場人物達の個性のせめぎ合いがともかく強烈に面白くて夢中になって拝読したんですが、それがまたえげつないほど美しい映像に乗って走り出した感じ。これからジェットコースターのように進む物語が楽しみでなりません……」とツイートしてアニメ版をアピールした。
さらに「私はおそらく導入の数話に主に使われるBGMを数曲書かせて頂き、共作と言わせて頂くのも申し訳ない感じなのですが、これからガンガン増えてゆくであろう椎名さんのカッコ良すぎるBGMもめっちゃ楽しみであります！」と音楽についても言及した。梶浦が手がけた「少し民謡めいた低めの造語歌」には、石川智晶も参加しているとのこと。「その時はもう映像は一部頂いており、雪のシーンのイメージに合わせ鬼滅の刃のストーリーや世界観についてじっくり話しながらレコーディングさせて頂きました」と制作の舞台裏を明かした。
梶浦と石川といえば、音楽ユニット・See-Sawとして、「あんなに一緒だったのに」や「君は僕に似ている」といった数々の名曲を生み出してきた（現在は活動休止中）。Twitter上では、「梶浦由記さんに石川智晶さんとか無敵か！」「梶浦由記と石川智晶コンビですって？！…大好物…」「梶浦由記の曲を石川智晶が歌っているとわかっただけでいい夢が見られる」「実質See-Sawじゃん！！！！！」と喜びの声が相次いだ。
※禰豆子の「禰」は「ネ＋爾」が正式表記
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