「スパイダーバース」小野賢章、宮野真守の“はるか上をいく演技”に驚き【インタビュー】 | アニメ!アニメ!

「スパイダーバース」小野賢章、宮野真守の“はるか上をいく演技”に驚き【インタビュー】

2019年3月8日公開のアニメーション映画『スパイダーマン:スパイダーバース』より、マイルス・モラレス役を務める小野賢章にインタビュー。もともとマーベル作品が大好きで、「アベンジャーズ入りするのが夢だった」という小野が語る『スパイダーマン』の魅力とは?

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「スパイダーバース」小野賢章、宮野真守の“はるか上をいく演技”に驚き【インタビュー】
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『スパイダーマン』の映画としては初となるアニメ作品『スパイダーマン:スパイダーバース』が、2019年3月8日に日本公開される。

アメリカでは2018年12月に公開され、第91回アカデミー賞の長編アニメーション賞、第76回ゴールデングローブ賞のアニメ映画賞、第24回放送映画批評家協会賞のアニメ映画賞など多くの賞を獲得している。

日本のファンも公開を待ち望んでいただけに、注目を浴びたのが、吹き替え版で主要キャラクターを演じる声優たち。
主人公のマイルス・モラレス役には、若干12歳であの『ハリー・ポッター』シリーズのハリー役の吹き替えを担当した小野賢章。さらに、これまでの実写『スパイダーマン』で主人公だったピーター・パーカーの吹き替えは、『ファンタスティック・ビースト』での活躍が目覚ましい宮野真守。
その他にも、悠木碧(スパイダー・グウェン役)、大塚明夫(スパイダーマン・ノワール役)、吉野裕行(スパイダー・ハム役)、玄田哲章(キングピン役)など、錚々たる顔ぶれが名を連ねた。

今回は、そんなファン待望となる『スパイダーマン』最新作で主人公・マイルスを演じる小野賢章にインタビュー。もともとマーベル作品が大好きで、「アベンジャーズ入りするのが夢だった」という小野が語る『スパイダーマン』の魅力や、宮野が演じるパーカーの印象についてなど、たっぷりと話を聞いた。
[取材・構成=米田果織]

■「夢が叶った!」小野賢章、スパイダーマン役に喜び



――『スパイダーマン』が大好きだという小野さん。ご自身がそのスパイダーマンを演じると決まった時、どのようなお気持ちになりましたか?

小野
「まさか自分が!」というのが一番大きかったです。もともとマーベル作品が大好きで、アベンジャーズ入りを果たしたいという夢があったので(笑)。
中でもスパイダーマンが一番好きだったので、本当に嬉しかったです。夢が叶いました!

『スパイダーマン:スパイダーバース』
――今回の『スパイダーマン:スパイダーバース』はアニメ作品ですが、吹き替えでのご出演となります。アニメを吹き替えるという作業は、アフレコと何か違いはあるものですか?

小野
お芝居をするという点ではあまり変わりはないと思いました。
原作のある作品のキャラクターを演じることと共通してくるのですが、表情などが確認できる“参考書”があるということに近いというか。なので、アフレコと特に違いは感じませんでしたね。


――『スパイダーマン』といえばアニメ化より先に実写映画化され、空前の大ヒットを飛ばしました。先ほど小野さんも好きだとおっしゃっていますが、今回の吹き替えで参考にされた部分はあったのでしょうか?

小野
もともと好きな作品なので、もしかしたらどこかで自分の演技に影響があった部分はあるのかもしれないですが、意図的に参考にした部分はありませんでした。

スパイダーマンといえば、他のアベンジャーズに比べてコミカルな要素が多いのが特徴。そういう部分は絶対に壊してはいけないと思って演じました。
アニメーションになって、もしかしたらグレードアップしているかもしれません(笑)。


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《米田果織》

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