内田真礼×日笠陽子、あのシーンのアフレコ秘話を明かす「ドメスティックな彼女」【インタビュー】 3ページ目 | アニメ!アニメ!

内田真礼×日笠陽子、あのシーンのアフレコ秘話を明かす「ドメスティックな彼女」【インタビュー】

ひとつ屋根の下で暮らすことになった男女の複雑な関係を描く、流石景のマンガ『ドメスティックな彼女』がTVアニメ化。2019年冬アニメとして1月11日より放送スタートする。そこで、アニメ!アニメ!では、橘瑠衣役・内田真礼さんと橘陽菜役・日笠陽子さんにインタビュー。

インタビュー 声優
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内田真礼×日笠陽子「ドメスティックな彼女」【インタビュー】撮影=YOU ISHII
内田真礼×日笠陽子「ドメスティックな彼女」【インタビュー】撮影=YOU ISHII 全 22 枚 拡大写真

■アフレコ舞台裏は……?


――アフレコは後半に差し掛かっていると聞きました。現場の雰囲気はいかがですか?

日笠
明るいよね?

内田
明るいですね! みんなで話をしている感じがあります。

――ムードメーカーは、明るい日笠さんですか?

日笠
それが、意外と江口拓也くん(フミヤ役)なんです。いろいろ話してくれて、話題に事欠かないんですよ! 八代拓くん(夏生役)と一緒にね。仲良いんだろうね。

内田
そうみたいですね。

日笠
ずっと喋ってますよ。何度も共演していても、男性陣の関係性とか女性陣の関係性には意外と知らないことがいっぱいあったんですよ。そこまでガッツリ話すことはないので。

この作品の場合、出演者が少ないというのもあると思いますけど、まとまって話しています。
あと、アフレコにすごく力が入っていて時間をかけて録っているんです。
大体2~3時間で終わる作品が多いんですけど、その倍くらい一緒にいるので自然と話しますし、仲良くなりますね。

内田
いち視聴者みたいな感じで、キャラクターの言動についてあれこれ言うのがお決まりです。

日笠
男性目線ってこうなんだみたいな発見があります。例えば、陽菜のことを「本当にずるい!」って言いますよ。

内田
そう、「ずるい」って言うんですよね。発見でした。

日笠
あと、ももは「いるいるこういう子!」で、柊さんは「サイコパス」とかね。魔法を使ったりする非現実的な作品ではないので、身近に感じられて盛り上がります。

内田真礼×日笠陽子「ドメスティックな彼女」【インタビュー】撮影=YOU ISHII
――いい雰囲気なのが伝わってきます。ともあれ、今後発売されるパッケージの特典映像収録は、いつもよりさらに緊張感が漂ったのでは? 初体験のシーンが本放送より少し長くなっていると聞きましたよ。

内田
そのシーンは、(八代と)ふたりだけ居残ってやりました。「ほかのみなさんはお疲れ様でした~」みたいな。なかなかないパターンなので、テストで探りながら収録しました。
しかも、ディレクションもあまりなくてほぼおまかせ状態だったんですよ。

――それはそれは。不安も増しますね。

内田
逆にどうしよう! でしたよ。拓くんも同じ感じでしたね。
で、無音で、絵があって、っていう状態。

日笠
そういうときって、まわりが気をつかってくれるんですけど、それがまた心苦しいんだよね? 生々しいから。

内田
そうなんですよ! ギャグじゃないから。難しかったです。

――でも、それが最初のほうに言ってくださった「挑戦」だったんですね。その特典映像も注目ですが、ひとまずはTV放送の第1話です。最後に見どころを教えてください。

内田
ドキドキすると思います。
BGMも凝ってて、そこもドキドキポイントですが、キャラクター同士が話している間とか静かになる瞬間とかの“温度感”です。人間臭くてドキドキすると思います。
第1話からそういうところも楽しめるので気になったらぜひ観ていただきたいです。

日笠
男女を描くうえで、そういうシーンって最終話にあるべきなんですよ。でも第1話でそういうことが起こっちゃって、この先どうなるんだ! と展開が気になると思います。

原作を読んでいる方は知っていると思いますけど、初めて見る方はどういう物語になっていくのか注目してほしいです。好きという気持ちは制御できるものではないんだなと、甘酸っぱい気持ちを思い出してもらいたいですね。
好きが巻き起こす昼ドラ感だとか誰かひとりが悲しい思いをする瞬間とか、どこに感情移入するかで恋愛の見方って変わると思うので、楽しんでいただきたいです。

■放送情報
MBS 毎週金曜深夜1:55~
TBS 毎週金曜深夜1:55~
BS-TBS 毎週土曜深夜1:00~
AT-X 毎週月曜22:00~
(リピート放送:毎週水曜日 14:00/毎週土曜日 6:00)
ITV 毎週木曜深夜 1:36~ 
ATV 毎週月曜深夜 1:28~

■配信
Amazon Prime Video にて放送に先駆けて日本独占配信

■スタッフ
原作:流石 景 (講談社「週刊少年マガジン」連載)
監督:井畑翔太
シリーズ構成:高橋龍也 
キャラクターデザイン:井出直美 
美術監督:魏 斯曼 / 美術設定:高橋麻穂 
色彩設計:林 由稀 / 撮影監督:伊藤康行
編集:小島俊彦 / 音響監督:立石弥生 
音響制作:ビットプロモーション / 音楽制作:フライングドッグ
音楽:甲田雅人 / アニメーション制作:ディオメディア

■キャスト
橘 瑠衣:内田真礼 / 橘 陽菜:日笠陽子 / 藤井 夏生:八代 拓
柏原 もも:佳村はるか / 葦原 美雨:小原好美 
藤井昭人:飛田展男 / 橘都樹子:日野由利加
栗本文哉:江口拓也 / 柾岡悠弥:益山武明 / 木根和志:梶原岳人
桐谷怜士:緑川光 / 萩原柊:平川大輔 / 小林昌樹:津田健次郎

■音楽
オープニングテーマ:「カワキヲアメク」美波
エンディングテーマ:「わがまま」瀧川ありさ


(C)流石景・講談社/ドメカノ製作委員会
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《取材・構成=松本まゆげ/撮影=YOU ISHII》

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