山寺宏一、「宇宙戦艦ヤマト2202」第六章の主題歌担当に「ハンパないプレッシャーですよ!」インタビュー到着
『宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち』第六章「回生篇」の劇場上映が、いよいよ11月2日よりスタートした。ED主題歌「大いなる和」を担当した声優の山寺宏一が、オフィシャルインタビューでその心境を明かしてくれた。
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まず、オファーを受けた当時を「突然『ヤマトのエンディング主題歌が決まりました』とマネージャーに言われて。てっきりデスラーとして好敵手のようなイメージのオファーなのかと思ったら、『歌手として歌って欲しい』というお話だったんです。なにかの間違いじゃないかと思いました(笑)」と振り返った山寺。
「大いなる和」には、「プロデュースがS.E.N.S.Projectさんで、曲を聞かせて頂いたらとにかく素晴らしい曲でした。詞もきっと、みなさんが経験したことのあるような、懐かしい情景を歌っている、とても希望を感じさせる詞でした」との印象を抱いたという。
レコーディングではS.E.N.S.Projectの勝木ゆかりと安全地帯のギタリスト・武沢豊にディレクションされたそうで、「歌詞は台詞を言うように、その気持ちだけで歌ってくれたらそれでいい。心に刺さる、人の気持ちを動かす歌っていうのは、上手いとかテクニックがあるとか、そういうことではないんですと、おふたりは言ってくれました。そこで詞の内容と演奏、メロディを聞いて、それに乗っかるまま気持ちを込めて歌ったんです」と回想。
「上手く歌おうとか、そういうことは考えず、気持ちで。例えば、僕の地元宮城の風景を思い浮かべながら歌ってみたら、自分の中で色んな想いが溢れてきました。その気持ちが伝わってくれたらいいなと思いますね」との思い入れも述べる。
“ヤマト世代”の山寺にとって、『ヤマト』のエンディングを歌唱したのは「旧作から今作に至るまで、名だたる歌手のみなさんと名を連ねることになるわけですから、すごいことです。しかも重要な役、デスラーで出させていただいた上にさらにエンディング主題歌まで。ハンパないプレッシャーですよ!」とのこと。
第六章については、「まずは前章が、ヤマトが沈んだところで終わったんですよね。だからヤマトは一体どうなるのか、というのが大きな見所ですよ」としたほか、「そして銀河というヤマトに似て非なる戦艦と、山南のアンドロメダの活躍。もう鳥肌ものでしたね。あとはガトランティスです。ずっと謎だったんですけど、ズォーダーとは!? ガトランティスとは!? サーベラーとの関係も色々と明らかになります」ともアピールした。
最後にはファンに向けて、「『大いなる和』――人が集まってできる和を尊ぶ、大いなる『和』がタイトルの歌です。『2202』のファンは僕のようなヤマト世代の方もいれば、10代、20代でも観ている方はたくさんいらっしゃるでしょう。この歌はそのみんなの心に、すっと入ってくる。そういう歌にできあがっています」とメッセージ。
「みんなの心に思い浮かぶような風景から、未来へとぐぐっと広がっていく。ヤマトらしい大きなスケール感の曲を楽しんで下さい」とも呼び掛けた。
『宇宙戦艦ヤマト 2202 愛の戦士たち』第六章「回生篇」
(C)西崎義展/宇宙戦艦ヤマト2202製作委員会
《仲瀬 コウタロウ》
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