東映アニメーション、日中米でCGアニメ映画合作へ 「ソニック」大島直人が「西遊記」から着想
東映アニメーションなど4社が香港「A REALLY GOOD FILM COMPANY LIMITED(Bona Film Group)」と協力し、国際合作アニメ映画『The Monkey Prince(仮)』を制作することがわかった。
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『The Monkey Prince(仮)』は、中国の古典『西遊記』から着想を得て、『ソニック・ザ・ヘッジホッグ』のキャラクターデザイナー・大島直人がストーリーおよびキャラクター原案を手掛けるファミリー向けアニメ映画。日本のコンテンツ力、中国のCGアニメーターの技術力とマーケット力、アメリカのストーリーテリングという日中米の強みを統合させる、グローバル市場を見据えた作品だ。
監督は『ジミー・ニュートロン 僕は天才発明家!』『アントブリー』のジョン・A・デイビスが務め、脚本は『シュレック2』『スマーフ』シリーズのJ・デビッド・ステム&デビッド・N・ワイスが執筆。また『ヒックとドラゴン』の野口孝雄がキャラクター・デザインとアソシイエイト・ディレクターを兼任し、「マーザ」所属で元「ディズニー/ピクサー」のプロデューサーであるチャック・ウィリアムズが、その経験から日中米のアニメーション制作文化を融合させる役割を担うことになった。
映像制作は「東映アニメーション」「SOLA」「サミー」「サンジゲン」の関連会社「ギャラクシーグラフィックス」の共同出資によって設立された「TENH ANIMATION MAGIC」を中心に、日中米のトップクリエイターと協力しながら展開していく。
《仲瀬 コウタロウ》
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