「京まふ」の愛称で知られる本イベントは、西日本最大のコンテンツ見本市として2012年に初開催され、今年で7回目の開催を数える。多くの声優陣が登場するステージや人気作品の出展ブースなどが集う、マンガ・アニメファンにはおなじみのイベントだ。
開催初日、会場の一つであるロームシアター京都ではオープニングセレモニーが開催された。壇上には主催である京都市の門川大作市長をはじめ、NPO法人映像産業振興機構理事長・手塚プロダクション社長の松谷孝征実行委員長などが列席。
開幕の挨拶にて門川氏は、「今年は京都発・京都ならではを大きなテーマとしている」と、今回の京まふ開催概要をアピール。
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松谷氏は「手塚治虫・90周年」を取り上げ、生前の手塚氏が京都が大好きであったことを紹介。マンガ出張編集部などの成果に期待するコメントが寄せられた。
後半には、京まふ応援サポーターの声優、梶裕貴とデジタル声優アイドルグループ「22/7(ナナブンノニジュウニ)」が舞台袖から登場。客席からの大きな拍手で迎えられた。
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挨拶時に梶は、22/7メンバーの一員として頑張るなどとコメントし、会場は一気に笑いに包まれた。
本物の22/7からは、関西・兵庫県出身の帆風千春が代表として挨拶。今回のイベントを通じてマンガやアニメ、そして開催地である「京都」の魅力を発信していきたいと、応援サポーターとしての意気込みを語った。
今回、公式の応援サポーターという形で関わることになり光栄だと語る梶は、京都は思い入れの深い都市であると説明。仕事やプライベートでも頻繁に訪れる地であり、特に神社仏閣といったスポット、中でも三十三間堂や伏見稲荷は京都に来るたびに毎回訪れるお気に入りの観光地であると語っていた。
今回の「京まふ2018」出展作品の中での注目ポイントは?という質問では、梶は自身の出演作品でもある『PEACE MAKER鐵』をチョイス。作品の舞台でもある京都での開催ということで、聖地巡礼といった意味を含め特に思い入れが深いということだった。
7/22の帆風は『Fate』シリーズのファンで、この日開催された『Fate/Grand Order』のゲストトークといったステージイベントが気になると発言。もちろん7/22のライブも期待してほしいと、自身らのステージにも言及した。
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ステージの最後には登壇者らによる鏡開きが盛大に行われ、京まふ2018の開催が宣言。
客席からは大きな声援と拍手が送られた。