『おこしやす、ちとせちゃん』は、夏目靫子が2016年より「BE・LOVE」に連載中のマンガが原作。観光地として不動の人気を誇る京都を舞台に、渡月橋や嵐山の竹林、伏見稲荷大社、清水寺といった誰もが知る名所をペンギンの「ちとせちゃん」の視点から描いた作品だ。10月5日からショートアニメとして放送がスタートする。
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このたび、本作のナレーションを俳優の堤真一が務めることが分かった。堤はドキュメンタリーやドラマのナレーションは数多く担当しているが、アニメは今回が初めて。
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主人公のちとせちゃんが喋らないこともあり、ナレーションは進行役として重要な役割を担う。アフレコについて堤は「主人公はゆるカワなペンギンなので、普段のナレーションはトーン低めですが、今回は“優しい目線”を意識してみました」と語った。
さらに各話に登場する人物キャラクターは、京都出身の遊佐浩二と小岩井ことりがすべて担当する。遊佐は「ショートアニメですが、時間に追われることなくゆったり観ることができます。京都の雰囲気をぜひ味わってください」、小岩井は「約10秒の間に6役を演じるシーンがありとても大変でしたが、頑張って演じさせていただきました。ぜひ、観ておくれやす」とコメントを発表した。
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エンディングテーマ曲は女性シンガーソングライター・にゃんぞぬデシによる「泣く子も笑う」に決定。アニメ主題歌を初担当する。
にゃんぞぬデシは「ちとせちゃんが見ている感じている世界を思い浮かべてみたら、優しくて温かくてひたむきな気持ちで曲が生まれました」とコメントを寄せている。
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TVアニメ『おこしやす、ちとせちゃん』
2018年10月5日25:35~ TOKYO MX、KBS京都にて放送開始
ナレーション
堤真一
キャスト
遊佐浩二、小岩井ことり
エンディングテーマ
にゃんぞぬデシ「泣く子も笑う」(三毛猫レコーズ)
(C)夏目靫子・講談社/VAP