「海街diary」2015年6月13日公開決定 新たに大竹しのぶ、堤真一ら
是枝監督が撮る実写映画『海街diary』の新たなキャストが発表され、大竹しのぶさん、堤真一さん、加瀬亮さん、風吹ジュンさんなどが豪華キャストが並ぶ。
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是枝監督は2013年に公開された『そして父になる』で第66回カンヌ国際映画祭審査員賞他国内外の賞を多数受賞している。
今回の発表では新たなキャストとして豪華な顔ぶれが並んだ。まず佐々木都役に大竹しのぶさん、椎名和也役に堤真一さん、坂下美海役に加瀬亮さん。そして二ノ宮さち子役に風吹ジュンさん、福田仙一役にリリー・フランキーさん、尾崎風太役に前田旺志郎さん、井上泰之役に鈴木亮平さん、浜田三蔵役に池田貴史さん、藤井朋章役に坂口健太郎さんとなっている。
長女の幸(綾瀬はるか)、次女の佳乃(長澤まさみ)、三女の千佳(夏帆)の実の母役が大竹しのぶさんだ。
是枝作品に初出演となったことについて、「是枝監督とは、監督がデビューする前からの知り合いだったのですが、なかなか御一緒できなくて、今回やっと実現できて本当に嬉しいです。想像していたとおり、細やかで優しくて丁寧に映画を作っていらして、感動しました。」とコメントした。
そして同じく是枝作品に初出演となった堤真一さんは「一言で言うなら、是枝監督は「こだわりの人」です。とてもおだやかな方なのですが、照明やセットの細部にまで徹底的にこだわる姿勢からは、作品に対する並々ならぬエネルギーがあふれていました。とてもプロフェッショナルな空気に満ちた現場は、居心地がよくて楽しかったです。」と現場を振り返った。
本作で監督・脚本を務める是枝監督は、この実力派俳優たちについて「うまい役者さんというのは主役もはれるけれど、脇にも回れる人のことだと思います。自分だけがいい芝居をすればいいというのではなく、ちゃんと物語の中で生きて主演を立たせる。今回はそういった俳優陣を配置させてもらいました。」と語っており、是枝監督にとって納得のいくキャスティングとなった様子が伺える。
是枝監督は2007年に初めて『海街diary』の一巻を読んでからずっとこの作品を映像化したいと考えており、2012年に念願かなって企画が始動した。
『海街diary』は2013年に文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞、マンガ大賞2013を受賞している。原作の吉田秋生さんは『BUNANA FISH』や『ラヴァーズ・キス』などの代表作を持っており、細かな心理描写や一際違った世界観を見せてくれる、少女漫画の中でも少し際立った存在だ。
その吉田秋生さんが大切にされている「鎌倉の四季」をスクリーンに映し出すべく、この映画はそれぞれの季節に少しずつ撮影されたそうだ。
人の心の動きを切ない風景と共に生々しく描きながらも、何かが心に残る映画を撮る是枝監督とあって、今までのマンガの実写化とは違いリアルな人間像を細かく描いていくれるのではと、期待が膨らむ。
《animeanime》
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