宮野真守、横浜アリーナでファン12,000人を魅了! アーティストデビュー10周年記念ライブレポ
9月9日、宮野真守がアーティストデビュー10周年を記念し、「宮野真守アニバーサリーライブ ~REQUEST II~」を開催した。会場の横浜アリーナは宮野からの尽きせぬ感謝の気持ちと、埋め尽くしたファン約12,000人の大きな愛で包まれた。
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ライブは「それでは行きましょう!」の合図で「SUN」からスタート。軽快なリズムに合わせ、客席も早くもヒートアップしていく。
2曲目の敬愛する平井堅の楽曲「僕は君に恋をする」では、アレンジの柔らかな音色と優しくも叙情的な歌声を披露。3曲目はリク役を務めた『キングダム ハーツ』主題歌「HIKARI」で、ジャズやネオソウルなどの斬新なアレンジが取り入れられる。
中学生時代に初めてバンドで歌ったという「星になれたら」では、ブルースハープを取り出した宮野から青春時代を思い出したかのような笑顔が飛び出す。
興奮冷めやらぬ中、刹那・F・セイエイを演じた『劇場版 機動戦士ガンダム00 -A wakening of the Trailblazer-』の主題歌「クオリア」が歌われると、響き渡る歌声は次第に神がかり的な力を帯びた。
カバーソングを終えると、続いては『文豪ストレイドッグス』太宰治の「永遠未遂にグッド・バイ」、『ちはやふる』真島太一の「何度も生まれては消えていく雪のようなもの」、『Free! -Eternal Summer-』松岡凛の「Over the Dream」とキャラクターソングを連投。会場を熱気の渦に巻き込んでいった。
オリジナルソングを歌う後半戦は、3rdアルバムから「EGOISTIC」、1stアルバムから「BE」を2曲続けて披露。11曲目、2009年の1stライブ以来となった「久遠」には驚きと喜びの歓声があがり、情感たっぷりの「FOREVER LULLABY」ではメロディーに寄り添いながら歌の世界観に引き込む。
13曲目は「SUPER★SOUL」。トロッコに乗って感謝を込めながら手を振る宮野に、観客はペンライトとタオル、そして「SUPER★SOUL」のコールで盛り上がる。
本編最後に披露された「WONDER LOVE」では、「みんな心を一つにこの曲を歌いましょう!」と曲紹介した宮野がファンとの絆を確かめ合うように歌いあげ、名残惜しそうに一旦ステージを後にした。
鳴り響く「マモ」コールに応えて再登場した宮野は、アンコール1曲目に「そっと溶けてゆくように」をドロップ。切なくも繊細な歌声と表情、そして情熱的なダンスで見るものを魅了し、曲のラストには感動的な拍手が巻き起こる。
「最高に盛り上がりたいと思うんですけどいいですか?」と最後に披露されたのは、10周年を記念して制作された楽曲「EXCITING!」。キレのあるダンスと左右に指を差す振り付けで会場がひとつになり、最高のフィナーレを迎えた。
「宮野真守アニバーサリーライブ ~REQUEST II~」
カメラマン:上飯坂一
《仲瀬 コウタロウ》
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