本塁打世界記録を達成したプロ野球選手の王貞治さんを称えるために、1977年の同日に初の国民栄誉賞が授与されました。2018年は、将棋棋士の羽生善治さん、囲碁棋士の井山裕太さん、フィギュアスケート選手の羽生結弦さんの3人に授与される国民栄誉賞イヤーとなっています。
国民栄誉賞は「広く国民に敬愛され、社会に明るい希望を与えることに顕著な業績があったものについて、その栄誉を讃えることを目的とする」と定められています。もしアニメキャラクターに授与されるとしたら、一体誰が相応しいのでしょうか。
そこでアニメ！アニメ！では、「国民栄誉賞をあげたいキャラは？」と題した読者アンケートを実施しました。8月25日から8月31日までのアンケート期間中に90人から回答を得ました。
男女比は男性約27パーセント、女性約73パーセントと女性がメイン。年齢層は19歳以下が約57パーセント、20代が約30パーセントと若年層が中心でした。
■トップは「銀魂」坂田銀時 完結にありがとうの声
1位は『銀魂』の坂田銀時。支持率は約14パーセントでした。ファンからは「何もかもすごい。やる時はやる人だから尊敬してます」や「仲間思いなところがあって、何かを護るために戦っている姿がかっこいい」とのコメントが集まりました。
原作は9月15日発売の「週刊少年ジャンプ」42号で完結し、約15年の連載に幕をおろすことが明かされています。そのため「15年間笑いと涙と感動をありがとう」といった声も目立ちました。
2位は『名探偵コナン』の江戸川コナン。支持率は約8パーセントでした。こちらは「毎日のように起こる事件を解決して、絶対日本の役に立っていると思うから」や「犯人をいつも逮捕しているから」と、事件解決に貢献していることが賞をあげたい理由となっています。とくに映画版での活躍っぷりは凄まじく、爆破テロ事件まで解決したことに触れるコメントもありました。
3位は『ドラえもん』のドラえもん。支持率は約6パーセントでした。9月3日に誕生日を迎えたばかりのドラえもんには「日本中の子供たちに夢と希望を与えてくれたから」や「国民的キャラクターだから」との声が。多くの人に愛されていることが理由です。
今回のアンケートは長年オンエアされてきた国民的アニメへの投票が中心でした。そのほか『僕のヒーローアカデミア』ではNo.1ヒーローのオールマイト、『進撃の巨人』では人類最強の兵士と呼ばれるリヴァイが、主人公を差し置いてランクインしています。2人とも他を寄せ付けない圧倒的な強さが心に残るキャラクターです。
またアンケート期間中に訃報が伝えられた『ちびまる子ちゃん』のさくらももこさんにも票が寄せられています。ファンの記憶に残る名作が勢揃いする結果となりました。
■ランキングトップ5
[国民栄誉賞をあげたいキャラは？]
1位 坂田銀時 『銀魂』
2位 江戸川コナン（工藤新一） 『名探偵コナン』
3位 ドラえもん 『ドラえもん』
4位 うずまきナルト 『NARUTO -ナルト-』
4位 オールマイト 『僕のヒーローアカデミア』
（回答期間：2018年8月25日～8月31日）
次ページ：ランキング10位まで公開
