「時かけ」先に制作されたのは挿入歌だった!? 奥華子ミニライブ開催レポ
細田守監督最新作『未来のミライ』公開を記念した角川シネマ新宿で開催中の「細田守フィルムフェスティバル」にて、アニメ『時をかける少女』の主題歌を担当した奥華子によるミニライブ付き上映会が8月4日に行われた。
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奥華子は『時をかける少女』にて主題歌と挿入歌を手掛けた女性シンガー。
ライブ会場では『時をかける少女』との出会いについて、当時の担当プロデューサーが同作に参加していたことをキッカケに、そこから細田監督の手にCDが渡ったことで主題歌に決定したと明かされた。
『ガーネット』の制作エピソードとしては「映画を観終わった後で青空を見上げたくなる作品に」というリクエストがあったと語り、また最初に制作されたのは挿入歌だったことも明かされると会場からは驚きの声が響いた。
ライブパートに突入すると、普段はキーボードでの弾き語りが特徴の奥だが、今回は映画音源と同じにしてハンドマイクで楽曲を披露。
物語のキーとなる千晶をイメージして制作された『変わらないもの』によって、切なく美しい音色で会場を包み込むと、続けて『ガーネット』を熱唱。ステージから客席に降り、観客一人ひとりと目を合わせながら優しく歌うメロディーには、感激して涙を流す観客が続出。ファンサービスの数々に観客も満足のまま幕を降ろした。
本イベントが行われた角川シネマ新宿の5階では、「細田守監督作品フィルムワークスギャラリー」が8月19日まで開催。作品上映と連動して、細田監督作品の過去から未来への足跡をめぐる展示が行われる。
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《MoA》
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