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同作はプレイヤーがマスターとなり、歴史上の偉人や伝説上の存在、神霊といった「英霊」をサーヴァントとして従えて戦う『FGO』の世界観をそのまま再現。さらにアーケードならではの特徴として、ゲーム内に登場するサーヴァントや概念礼装を、初の物理カードとして入手することができます。
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ゲームのプレイデータを管理するAimeカード、もしくは対応する携帯電話で筐体にタッチ。それから、一定時間安心して遊べるGPを使って(1クレジット100円で300GPと3クレジット300円で900GPを選べます)プレイ開始です。
プレイヤーの分身であるマスターの性別と名前を登録すると、初めてプレイする人向けのチュートリアルで、マシュが操作方法を教えてくれました。チュートリアルが終わるとマシュのカードが排出されます。
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■簡単な操作なので初めてでも迷わない
フィールドは美麗な3Dグラフィックで描かれており、プレイヤーは360度全方向にサーヴァントを動かすことが可能。攻撃する際は、ターゲットに対して赤い線がナ
ビゲートしてくれるので見失うことがありません。
ゲームの基本的な操作は、サーヴァントをスティックで動かし、攻撃ボタンを押して攻撃するという分かりやすいもの。戦闘中にNPゲージが溜まったら、宝具ボタンを長押ししてチャージすることで、強力な宝具を発動できます。また攻撃は、「バスター」「アーツ」「クイック」というコマンドカード(3種類、全15枚からランダムにドロー)の組み合わせによって、攻撃パターンやダメージ量が決まります。
■宝具演出
ゲーム中は、『FGO』の顔であるセイバーことアルトリア・ペンドラゴン固有のスキル「カリスマ」と宝具「エクスカリバー」も3Dでしっかり再現。2Dのスマホ版とはまた違った表現で、リアルな迫力を体感できました。
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■ストーリーモード「グランドオーダー」をプレイ
本作には、マスター同士が育てたサーヴァントを使って戦う3VS3形式バトル「グレイルウォー」と、ストーリー「グランドオーダー」の 2つのモードがあります。今回は一人用の、ストーリーモードをプレイしました。
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まずはサーヴァントと概念礼装のカードをセットして読み取り、3騎のサーヴァントとステータスなどを補助する効果がある概念礼装のパーティーを編成。サーヴァントが3体以下の場合は、サポートのサーヴァントが活用できます。
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「グランドオーダー」のストーリーはスマホ版をなぞっていますが、アーケード版ではステージをクリアする度に、選んだ3騎のサーヴァントが順番に切り替わります。あくまでも1騎だけを操作しての戦闘というわけです。
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■カードの入手
サーヴァントや概念礼装はガチャでしか手に入りません。「クエストをクリアした際にもらえる呼符、または聖晶粒を一定数集める」、もしくは「10クレジットを消費する」ことでガチャが行えます。1回ガチャができる呼符はクエスト入手直後に使わなければ失ってしまい、2,500個貯めることで10連ガチャができる聖晶粒は使わなければそれ以上貯められません。
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つまり、都度ガチャをすることが奨励されているわけです。カード1枚の排出には100円が必要で、10連ガチャだと一度にまとめて排出されないのでカード枚数を確認して取り忘れがないように注意しましょう。
■サーヴァントや概念礼装の進化
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サーヴァントを強化
サーヴァントのステータスはスマホ版とは異なる、アーケード独自の値になっていました。クエストクリアで入手できるアイテムを使って、サーヴァントのレベルアップ、スキルレベルのアップ、霊基再臨(レベル上限解放)をすることができます。
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霊基再臨ごとに新しいカードが排出され、見た目の変化を楽しむことができます。ただし、自分がゲーム中に引き当てたカードでなければ、霊基再臨はできません。
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サーヴァントの宝具レベルと概念礼装の最大解放について
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サーヴァントと概念礼装は、入手した同一カードを5枚まで重ねて読み込むことが可能。サーヴァントは宝具のレベルが枚数に比例して上がり、宝具チャージにかかる時間も短縮されます。この時に宝具レベル5の同一サーヴァントのカードを重ねると、宝具チャージの時間がさらに早くなります。対人戦においては相手と差をつける要素になりそうです。
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ただし、自分がゲーム中で引き当てたカードでなければ、重ねても宝具レベルは上がりません。概念礼装は5枚揃えることで最大解放となり、保有スキルの効果がより強力になります。
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自分がカードを引き当てることを重要視したシステムについて開発に聞いたところ、「サーヴァントとの一期一会の出会いを大切にしてもらいたかった」とのこと。ちなみに初稼動なのでユーザーが良いカードを当てられるように、「今回の概念礼装35枚に関しては星4と星5だけをピックアップ」しています。
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■宝具演出で興奮は最高潮に~マタ・ハリの“揺れもの”が本当にスゴかった~
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基本的にサーヴァントが自動で戦闘を行ってくれるスマホ版とは異なり、アーケード版は自身の操作によってサーヴァントが動いてくれるため、アクションが気持ち良いです。何よりサーヴァントの動きが活発に感じられて、スマホ版では気づかなかったサーヴァントの魅力に気づくことができます。それがマタ・ハリでした。
6月7日に開催されたファンミーティングにおいて、「FGO PROJECT」クリエイティブプロデューサーの塩川洋介氏が語っていた「マタ・ハリは“揺れものがスゴイ”」の言葉がずっと気になっていた筆者。是が非でも確認せずにはいられなかったわけですが、結論から言って想像以上の揺れでした。
ターミナルでも、戦闘でも揺れ続けていたマタ・ハリ。極めつけは宝具解放で、「先行プレイの感想=マタ・ハリの揺れの体感」「FGOアーケード=マタ・ハリの揺れを見る」と、脳内を書き換える強烈なインパクトがありました。タイムリミットギリギリまで宝具演出を見たいあまり、何度も宝具を連発するのを止められなかったです。それだけサーヴァントの動きが事細く描写されていると言えます。
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同日に確認したアルトリア、マルタ、マタ・ハリの宝具演出はどれも、「これまで見えない部分はこういう動きになっていたんだ!」という気づきと、心奪われるダイナミックさに何度も繰り返し見たくなります。これからプレイしようとしている方は宝具演出を楽しみにして頂きたいです。
また、スマホ版をプレイしたことがない方でも、アーケード版でしか味わえない楽しみがありますので、『FGO』の世界に触れる良いきっかけになるなと感じました。
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(c)TYPE-MOON / FGO ARCADE PROJECT
『Fate/Grand Order Arcade』公式サイト