これは、ニッポン放送でオンエア中の『ミューコミ+プラス』(毎週月~木曜 24:00~24:53)の人気コーナー「変態音響監督」と、開局20周年を迎えるアニメ専門チャンネル・アニマックスによるコラボレーションによるトークイベントだ。
この日はそれに先駆けたプレイベントということで、番組MCであるニッポン放送吉田尚記アナウンサーと、ゲストとして声優・福山 潤が登場。平日の夕方という時間帯にもかかわらずに訪れた熱心な来場者がステージ前を取り囲む中で、公開トークを繰り広げていった。

ちなみに「変態音響監督」とは、吉田アナがリスナーから寄せられたセリフを即興で演出して、ゲスト声優に演じてもらうというもの。
妄想を最大限に膨らませて生み出される萌えシチュエーションを、声優たちが戸惑いながらも演じる様子が“ごく一部の方”(吉田アナ談)にとっては、身悶えするほどの人気を博している。

イベント前半は、吉田アナと福山によるゆる~いトークが展開。時節柄なサッカーの話題(両者ともフワッとした興味)から、メロンパンのどの部位が好きかといった話題が、両者の軽妙なトークと時折のダジャレにて転がされていくと、来場者からは自然と笑顔がこぼれていた。

後半となりメインコーナーの開始が告げられると、来場者からは大きな拍手と歓声が沸き起こる。これまでも5年間の間に名だたる声優たちが「疲れた顔をして帰っていきました」(吉田アナ談)というコーナーだけに、福山は「オレになんの恨みがあるんだ」と苦笑いしつつも、全力で演じようという気構えを見せる。

吉田アナによる事細かな妄想演出を受けた福山が、年下の義理の妹を抱きしめる義兄や、バーでMな彼女にささやくドS男性、ネコ(?)などを演じるたびに、女性来場者からは「キャー!」という歓声や、「はぁ……」というため息混じりの声が上がり、生配信のコメントはまたたく間に増加。
気がつけば、あっという間の1時間が過ぎてイベントは終了した。



なお、11月24日に開催されるイベント本番に参加するには、7月31日までにアニマックスに加入して公式サイトから応募する、またはツイッターでの企画参加が必要。さらなるゲスト声優も控えていて、もしかしたらここでしか聴けない掛け合いがあるかも……とのことなので、ふるって応募したい。
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