「この世界の片隅に」実写ドラマ化決定! 原作者もコメント「重厚感のある傑作になる」 | アニメ!アニメ!

「この世界の片隅に」実写ドラマ化決定! 原作者もコメント「重厚感のある傑作になる」

累計120万部を突破したこうの史代の漫画『この世界の片隅に』。渕須直監督によって劇場アニメ化されたことも記憶に新しいが、この度、TBS7月期の日曜劇場枠にて実写ドラマ化が決定した。

ニュース 実写映画・ドラマ
注目記事
日曜劇場『この世界の片隅に』-(C)TBS
日曜劇場『この世界の片隅に』-(C)TBS 全 1 枚 拡大写真
累計120万部を突破したこうの史代の漫画『この世界の片隅に』。渕須直監督によって劇場アニメ化されたことも記憶に新しいが、この度、TBS7月期の日曜劇場枠にて実写ドラマ化が決定した。

本作の舞台は太平洋戦争の最中……広島県の江波から呉に嫁いだヒロイン・すずが、嫁ぎ先の北條家で暮らすかけがえのない日常が丹念に描かれる。

日曜劇場『この世界の片隅に』-(C)TBS
北條周作役の松坂桃李、すず役の松本穂香(左から)

ヒロイン・すず役を務めるのは、神木隆之介と共演する携帯電話会社のCMでも注目を集めている21歳・松本穂香。松本は、オーディションで約3,000人の中から選ばれ、出演が決まった後は広島・江波や呉を訪れ、“すずが生きた街”を五感で体験したそう。

また、普段から下駄を履いて歩いたり、大好物の洋菓子を一切食べないようにしたり、料理・裁縫を特訓したりと、すずに近づくために日々小さな努力を積み重ねているという松本。
本作への出演に対し「このドラマを観た方に、その方それぞれの何か大切なものを考えるきっかけになる作品になればいいなと思っています」と真っ直ぐな思いを明かした。

すずの夫・北條周作役を演じるのは松坂桃李。NHK連続テレビ小説『わろてんか』から映画『娼年』まで幅広い役を演じ分ける実力派俳優だ。松坂は「僕たちは戦争を知らない世代ではありますが、この世代でしか伝えられないことをいまの時代にきちんと生きて伝えていきたいと思っています」と力強く語る。

原作者・こうの史代は、脚本を呼んで嬉しくなったと明かし「飛行機が離陸する時のように力強く走り出し、悠然と飛び立ってくれたなと感じています。こんなに魅力的なキャストのみなさんに演じていただけるのも楽しみです。重厚感のある傑作になると確信しています!」と期待を寄せた。

そのほか、本作では尾野真千子、田口トモロヲ、伊藤蘭、伊藤沙莉、土村芳、久保田紗友らも出演決定。
また、脚本を担当するのは『ひよっこ』『ちゅらさん』の岡田惠和。演出は『カルテット』『逃げるは恥だが役に立つ』など、ヒット作を手がけてきた土井裕泰。音楽を担当するのは、1994年の『時をかける少女』以来、実に24年ぶりに民放連続に参加する久石譲。制作陣にも強力な面々が顔を揃えている。

日曜劇場『この世界の片隅に』は2018年7月、毎週日曜21時~TBS系にて放送。
-(C)TBS

《MINAMI》

特集

この記事の写真

/
【注目の記事】[PR]