「武道館ライブをSOLD OUTにしたい」女優のんが見据えるこれからの「挑戦」とはーーNetflix『この世界の片隅に』配信インタビュー | アニメ!アニメ!

「武道館ライブをSOLD OUTにしたい」女優のんが見据えるこれからの「挑戦」とはーーNetflix『この世界の片隅に』配信インタビュー

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「武道館ライブをSOLD OUTにしたい」女優のんが見据えるこれからの「挑戦」とはーーNetflix『この世界の片隅に』配信インタビュー
「武道館ライブをSOLD OUTにしたい」女優のんが見据えるこれからの「挑戦」とはーーNetflix『この世界の片隅に』配信インタビュー 全 5 枚 拡大写真
今回で第5回目となる東京・ビックサイトで開催されたAnime Japan 2018。数多くの企業がブース出展、ステージイベントを行い会場は大きな熱気に包まれていた。

そんなななか、ひときわ存在感を放っていたのがNetflixブース。アニメ!アニメ!では3月15日からNetflixでSVOD独占配信開始となった話題作『この世界の片隅に』の主演声優を務めるのん氏にインタビューを実施。本作に込める想いとご自身のこれからの挑戦について話を訊いた。
[取材・構成:森元行]

―――本日は宜しくお願い致します。Anime Japan 2018の参加はのんさんは初めてでしょうか

のん氏:初めてです。今回は『この世界の片隅に』以外にも、Netflixから作品を発表されている出演者の方とステージに出させてもらいました。すごい楽しい雰囲気で、ブースに足を訪れてくれているファンのみなさまに直接会える、ということが私にとってとても新鮮で刺激的でした。

―――アニメーション自体はもともと興味はあったのですか?きっかけは

のん氏:気になる作品があれば観る、という感じです。結構観ているほうだったとは思います。

―――劇場放映から1年以上経ってしまっていますが、改めて『この世界の片隅に』の見どころ、注目ポイントを教えてください

のん氏:広島の戦時下のお話ではあるのですが、主人公 すずさん達の生活にフォーカスされている作品です。すずさん達がその中で生活しているシーン、例えば毎日ご飯を作る時にいろんな工夫をしているところとか、日々の生活の中を一生懸命紡いでいく、というところを見ていくと改めて「普通の日々を送れていることは幸せだな」とほっこり思える作品だと思います。

―――2016年11月から現在までのロングランに続いて、今回Netflixでも配信がされます。本作がきっかけでのんさんの周りに変化などはありましたか?

のん氏:すごくありました。やはり作品自体も素晴らしいですし、私の中でもこれからずっと残っていく作品に出会えたな、というところがあります。周りの人からも「すずさんの声、良かったよ」といった言葉も頂くことも多く、すごくたくさん褒めてもらいました。

お仕事をする上でも、声の仕事も多くなってきていて、朗読をしたり、ナレーションのお仕事だったりとか、初めて挑戦するお仕事が増えたのが大きい変化でした。

―――ドラマや映画とは同じ演技でも声優は違うのでは?と感じています。すずさんを演じていく中で難しかったことや「これはアニメならでは」と感じた点はありましたか


のん氏:身体表現を使えないので、声だけで役を演じなければいけないという部分が一番難しかったですね。身体表現の部分は、監督や映像を制作されている方が作られているのですが、そこに声を入れていく、ということをすることで、また全然違う表現になったりしました。単純に動いたり、相手との演技のやりとり、ということではなくて。マイクがあってその前に立って、声だけで演技なければいけないというところが難しかったです。

―――私も昔アフレコを経験したことがあり「雨を嫌がるゾンビ」役を務めました。「あ“~あ”~」と言っていただけなのですが、監督とかに「もっと雨を嫌がるような声で!」など指示を出されて、やはり声優さんのお仕事は大変だなぁ、としみじみその時に痛感しました。

のん氏:それは声優だけでなく、実写で演じる場合も非常に難しいと思いますよ(笑)。「雨を嫌がるゾンビ」…。難しそうですね。

―――『この世界の片隅に』で声優挑戦をしたことで、その後の活動に大きな影響を与えている部分もたくさんありそうですね

のん氏:そうですね。今までは、声で表現をすることが下手だったので、役に集中して、感情を動かして、喋らなくてはいけないということでカメラの前に立っていたりしたのです。でも、第一声・第一音目から「こう入りたい」とか、声の大小だったり高低だったりでセリフを突き詰めていく、ということをすごく勉強できました。

――本作はクラウドファンディングを活用しての制作となりました。かなりの「挑戦」だっと思うのですが、今、のんさんの中で「挑戦」したいことはありますか

のん氏:今、音楽活動を行っており、ライブでステージに立って演奏をしていたりするのですが、将来的には武道館などの大きなところでSOLD OUTにしたいなぁ、と思っています。

―――2020年東京五輪までに叶うといいですね

のん氏:東京オリンピック…笑。楽しそうです。

―――『この世界の片隅に』のキャッチコピーが「私はここで生きている」なのですが、のんさんの中で「生きているな」と感じたりする瞬間はありますか

のん氏:お仕事をしている時は「生きてるなぁ」って、一番感じますね。演技をしていたり、ライブでステージに立っていたり、そうやって見てくれる人に向けて「こういう風にやればもっと楽しんでもらえるのではないか?」というのを、たくさんの人と協力してひとつの作品にしていく作業が一番自分の中で熱くなれるかなぁと思います。

―――読者に向けてメッセージをお願いします

のん氏:『この世界の片隅に』がNetflixでも視聴できるようになりました。まだまだご覧になっていない方にもすずさんに会って頂けたらなぁと思うので、ぜひ少しでも興味がある方はNetflixを開いて、『この世界の片隅に』を見つけてみてください。宜しくお願い致します。

―――ありがとうございました

のん氏:ありがとうございました。


クラウドファンディングでの資金調達、前代未聞の超ロングラン、日本国内のみならず、海外での支持も数多く得ている『この世界の片隅に』。まだご覧になられていない人はもちろん、映画館で見た方も、Netflixを通じてのん氏が演じるすずさんに会いに来てはいかがだろうか。

《森 元行》

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