漫画「PET」アニメ化 三宅乱丈原作のサイキック・ロマン巨篇
三宅乱丈による漫画『PET』のアニメ化が決定した。監督は『デュラララ!!』の大森貴弘、シリーズ構成を『夏目友人帳』の村井さだゆきが務める。制作は『虐殺機関』などで知られるジェノスタジオが担当する。
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本作は、人の脳内に潜り込み記憶を操る能力を持つ「pet」と呼ばれる少年たちの生きざまを描いた愛憎劇。2003年に「ビッグコミックスピリッツ」で連載されていた。
監督を務める大森は「僕らの心に湧き起こる震えは、どこからくるのだろう。日々出会う人、出来事、それらに刺激される経験から沸き起こるもの、それらは本当に起きていることだろうか。それとも、自分の深い記憶の中にその起源があり、自分にだけ見えている幻影なのか。すべては仕組まれ、改変可能なことなのかもしれない。或いは、すべては僕ら次第なのか。その答えを見つけたくて、この作品の映像化を 15 年前の連載当時から、それこそ『ずうううぅっと、ずうううぅっと』夢見てきました。やっとその機会を得ることが出来ました」と強調。
また、シリーズ構成の村井は「この原作を映像化したいという大森監督の強い思いがあって実現した企画です。実際、難しい原作ですが、それだけ一緒に映像表現を考えていく作業が楽しい作品でもあります。表現の面白さだけでなく、主人公たちの関係性がとても魅力的なので、そこをうまく映像化で伝えていければなと思います」と意気込みを語っている。
メインキャストなど今後の続報を引き続き待ちたい。
《室園あ子》
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