たつき監督作品をまとめて紹介! 話題の「ケムリクサ」「傾福さん」など7作品 | アニメ!アニメ!

たつき監督作品をまとめて紹介! 話題の「ケムリクサ」「傾福さん」など7作品

2017年1月から放映されて大ヒットした、3DCGアニメーション作品『けものフレンズ』。その『けもフレ』を制作した「ヤオヨロズ」とたつき監督による新作アニメ『ケムリクサ』が近況トークイベントにて発表されました。

ニュース アニメ
「傾福さん」DVDパッケージビジュアル Amazon販売ページより
「傾福さん」DVDパッケージビジュアル Amazon販売ページより 全 2 枚 拡大写真
2017年1月から放映されて大ヒットした、3DCGアニメーション作品『けものフレンズ』。その『けもフレ』を制作した「ヤオヨロズ」とたつき監督による新作アニメ『ケムリクサ』が近況トークイベントにて発表されました。

【関連記事】たつき監督、新作TVアニメを発表! irodori制作「ケムリクサ」をTVシリーズ化

今もっとも注目されているクリエイターの一人、たつき監督は『けものフレンズ』以前から、irodoriという制作集団で、数多くのアニメーションを手がけています。TVアニメ『ケムリクサ』に先駆けて、たつき監督の過去作を改めて振り返ってみましょう。


■眼鏡


2008年から2009年にかけて、ニコニコ動画にて制作・発表された作品です。2010年には、第8回インディーズアニメフェスタでノミネート上映が行われました。

眼鏡っ娘大好き少年のめぐむが、眼鏡を大嫌いな少女のサツキに眼鏡をかけさせようと奮闘するお話です。あの手この手で眼鏡をかけさせようと画策しては、サツキに返り討ちにされてしまう。大笑いできるドタバタコメディになっています。

二人の戦いはヒートアップしていき、ついには空を飛びながら戦い始めるド派手な展開へ。激しい動きのあるバトルシーンも見事な出来栄えで、手に汗握る熱戦が描かれています。

「好きなものは好き」だとおおっぴらに公言する清々しさ。多感で傷つきやすい少女の心。ストレートなテーマ性も胸を打ちます。色々なパロディ要素も盛り込まれていて、愉快で楽しいエンタメが堪能できます。

■たれまゆ

2010年にニコニコ動画にて発表された短編ムービーです。

たつき監督といえば、『けものフレンズ』のような3DCGモデルのキャラクターの印象が強いです。しかし『たれまゆ』は全編が手描きによるもので、たつき監督にとっては初作画だったそうです。

可愛らしい巫女さんが、ダイナミックに水の塊を操る。そのギャップに驚かされます。ファンタスティックな画面作りと雄大な景観に思わず見入ってしまう、マジックショーを見ているような興奮が味わえます。

柔らかいタッチと淡い旋律で紡がれた映像が心地よくて、優しい気持ちにさせてくれる、夏の「彩り」を感じるフィルムになっています。

■ケムリクサ


2011年からニコニコ動画にて、月一で連載が開始。ちょうど1年間の制作を経て完成しました。2012年、「第24回CGアニメコンテスト」にて作品賞を受賞。同年3月には「東京国際アニメフェア(TAF)2012」の「クリエイターズワールド」にも出展。2018年2月11日、TVアニメ化が発表されました。

irodori作品の中でも、もっとも長い上映時間(28分10秒)になっている大作。『眼鏡』や『たれまゆ』から一転して、SFバトル・アクションになっています。

なお、『ケムリクサ』については、こちらの記事で詳しく紹介しています。【たつき監督新作「ケムリクサ」ってどんな作品? ストーリーや世界観を解説】

■らすとおんみょう


2013年にニコニコ動画とYoutubeにて第1話が公開されました。ニコニコ動画では第2話、第3話、第4.1話、第4.2話と連載が続いています。2013年8月の更新を最後に、現在のところ未完となっています。

たつき監督いわく「久々にアホをやろうとした」という、『眼鏡』以来のギャグがたくさん詰め込まれたコメディ作品です。

マイペースな雰囲気の陰陽師(見習い)の市丸と、やる気が空回りしてしまう魔女の英。二人のボケとツッコミの応酬が、思わず吹き出してしまうユーモアに満ちています。

irodori作品にしては珍しくシモネタも多いんですけど、下品ではなく、笑って和んでしまいます。この不思議な魅力につながっているのは、市丸のゆるいキャラクター性のおかげかもしれません。

■傾福さん

2017年、たつき監督が断続的にTwitterで投稿していた短編アニメーションです。同年12月28日、1本にまとめる形でYoutubeにて公開されました。2018年1月、AmazonのDVD予約ランキングで1位になるなど、注目度の高い作品です。

トゥーンレンダリングの3Dモデル、古びた廃墟、意味深なオブジェなど、『けものフレンズ』との共通点があちこちに散見されていて、ファンなら思わずニヤリとしてしまうこと間違いなし。
また、鳥居や水色を基調とした色使いは『たれまゆ』とも類似していて、たつき監督の作家性が強く出ている作品と言えます。

「こしょこしょ」しか喋らない、空中に浮遊するマンタっぽい生き物と、駅員姿の女の子。巨大なレールで運ばれてきた廃墟を探索して、エメラルドに輝く謎の物体を見つけ出す───。なんとも幻想的で、ミステリアスな世界観に浸れる作りになっています。

■駅長さん

『傾福さん』と同じ系統の作品として、『駅長さん』が2016年に公開されています。

こちらでも駅員の女の子と、浮遊する半透明の魚が登場します。少女は空中に浮かぶ島のレールを修復する役割っぽいですが、詳細は不明。
『けものフレンズ』にも言えることですが、過度に説明をしないことでイマジネーションを刺激する構造になっていて、ついつい目が離せません。

クライマックスでは、夕焼けを背景に無数の半透明の生物たちが舞い上がる、その神秘的な情景には感動を覚えます。


他にも『へんたつ』という、中野ブロードウェイを話題にした会話劇が2月1日にニコニコ動画で公開されたばかりです。

たつき監督の所属するirodoriのアニメーションを駆け足で紹介しましたが、いかがだったでしょうか。ギャグからシリアスまで幅広いジャンルで我々を楽しませてくれる、驚きに満ちたフィルムの数々。TVアニメ版の『ケムリクサ』も、ますます待ち遠しくなってきますね。

《かーずSP》

【注目の記事】[PR]

この記事の写真

/