「パンダコパンダ」デジタルリマスターで復活! 若き高畑勲&宮崎駿による名作を特別上映 | アニメ!アニメ!

「パンダコパンダ」デジタルリマスターで復活! 若き高畑勲&宮崎駿による名作を特別上映

1972年にパンダ初来日を記念して公開された名作アニメ映画『パンダコパンダ』『パンダコパンダ 雨ふりサーカス』が、デジタルリマスター版の2本立てで配給されることが決定。若き日の高畑勲と宮崎駿が手掛けた作品が、2月17日より「45周年記念特別上映」で蘇る。

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『パンダコパンダ』45周年記念特別上映 ポスター(C)TMS
『パンダコパンダ』45周年記念特別上映 ポスター(C)TMS 全 9 枚 拡大写真
1972年にパンダ初来日を記念して公開された名作アニメ映画『パンダコパンダ』『パンダコパンダ 雨ふりサーカス』が、デジタルリマスター版の2本立てで配給されることが決定。若き日の高畑勲と宮崎駿が手掛けた作品が、2月17日より「45周年記念特別上映」で蘇る。

『パンダコパンダ』は、東京・上野動物園に中国から2匹のパンダ「ランラン」「カンカン」が来園し、日本中にパンダブームを巻き起こした1972年12月公開の中編アニメ映画。東京の郊外、お城のように素敵な小さな家に暮らす少女「ミミちゃん」の家族に、ある日パンダの親子「パンダコパンダ」が仲間入りを果たすというストーリーだ。

翌年3月に封切られた第2作『パンダコパンダ 雨ふりサーカス』を含む同シリーズは、若き日の高畑勲監督と宮崎駿監督、そして『ルパン三世』の大塚康生や『アルプスの少女ハイジ』の小田部羊一といった日本を代表するアニメクリエイターたちが制作。公開から45年が経ってなお、パパンダのユーモラスな動きやコパンダのパンちゃんの愛くるしい姿は、世代を超えて多くのファンに愛されている。

このたび上映されるデジタルリマスター版は、公開当時のネガフィルムより、1コマずつデジタルスキャンした上で傷消しを行うなど徹底した修正を施し、現代の鑑賞に堪えうるように生まれ変わらせたもの。過去にもフィルムによるリバイバル上映は実施されているが、DCP(デジタルシネマパッケージ)によるデジタル上映は初の試みとなる。

『パンダコパンダ』『パンダコパンダ 雨ふりサーカス』のデジタルリマスター版は、2月17日以降順次、全国のイオンシネマ68スクリーンにて限定上映。赤ちゃんパンダ「シャンシャン」誕生も話題の今、ファン待望のスクリーン復帰となりそうだ。



『パンダコパンダ』『パンダコパンダ 雨ふりサーカス』デジタルリマスター版
2018年2月17日(土)から全国イオンシネマ7スクリーンにて公開
2月24日(土)以降、イオンシネマシアタス調布ほか全国61スクリーンで上映予定
入場料金: 一般・高校生以上1,100円、中学生以下800円

<スタッフ>
原案・脚本・画面設定:宮崎駿
監督:高畑勲
作画監督:大塚康生、小田部羊一
美術監督:福田尚郎(パンダコパンダ)
     小林七郎(雨ふりサーカス)
撮影監督:清水達正
音楽:佐藤允彦
主題歌:水森亜土「ミミちゃんとパンダコパンダ」
アニメーション制作:東京ムービー
製作・著作・配給:トムス・エンタテインメント

<声の出演>
ミミ子:杉山佳寿子
パパンダ:熊倉一雄
パンちゃん:太田淑子(パンダコパンダ)
      丸山裕子(雨ふりサーカス)
トラちゃん:太田淑子(雨ふりサーカス)
おばあちゃん:瀬能礼子
おまわりさん・サーカスの団員:山田康雄
動物園の園長さん・サーカスの団長さん:和田文雄

(C)TMS

《仲瀬 コウタロウ》

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