「けものフレンズ」たつき監督の降板は覆らず…ヤオヨロズ・福原Pが最終報告
12月27日、『けものフレンズ』騒動について、ヤオヨロズ取締役・福原慶匡氏が自身のTwitterを更新。「最終的な報告になりますが、2期を外れる事に関しては覆りませんでした」として、第2期の制作にたつき氏およびヤオヨロズが携わらないことを報告した。
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同騒動はたつき氏による「突然ですが、けものフレンズのアニメから外れる事になりました」との呟きから始まり、作品の今後を不安視するファンの反響から、製作委員会にあたる「けものフレンズプロジェクト」が経緯を説明する事態に発展。
「製作委員会のご意見とヤオヨロズ様のご意見に大きな溝がある」ことを把握したKADOKAWAの代表取締役専務執行役員・井上伸一郎氏と福原氏が、「今後のことについてどうするべきか相談に入った」ことを伝えていた。
今回はそれ以来の続報となったが、福原氏は決定が覆らなかったことを綴ったうえで「井上専務と共に皆様のご期待に応える為、精一杯取り組んで参りましたが、力及ばず大変申し訳ございませんでした」と謝罪。
「3月には2期の依頼があり実制作を続けておりましたが、8月頭にコアメンバーで行われた会議にてヤオヨロズに対して今後続投は無いと明言され、降板を宣言された」といい、然るべき手順を踏んでいたという12.1話や各企業とのコラボ動画、コミケにおける同人誌などについて、「疑義の対象になった事、一部はけものフレンズ公式でも触れていただけなかった事をとても寂しく思います」と記した。
一連の報告を「この様な残念な報告となり申し訳ありません。短い間でしたがご一緒できたことを誇りに思います」と締めた福原氏。Twitterにはファンによる無念のツイートがあふれたが、その一方で「でも誰が悪いわけでもないし、何よりけものフレンズという作品は何も悪くない」「監督が変わってもけものフレンズが好きだってことは変わらない」の声も。
「複雑だけど新しいスタッフさんが作る2期が、愛情を注いだいい作品になるといいなー、と思います」「なんだかんだ2期も楽しみにしてます」など、今後へのエールも寄せられた。
『けものフレンズ』
(C)けものフレンズプロジェクトA
《仲瀬 コウタロウ》
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