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「妹さえいればいい。」連載インタビュー【第1回】原作・平坂読先生"伊月と春斗は両方とも自分"

TVアニメ『妹さえいればいい』連載インタビュー。第1弾は原作・平坂読先生に本作が生まれたきっかけや、アニメならではの魅力を深掘り。

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「妹さえいればいい。」連載インタビュー【第1回】原作・平坂読先生
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■キャラクターたちとお酒を飲んでいる感覚を味わおう

――お酒についてもうひとつ。劇中ではキャラクターたちがお酒を楽しげに飲んでる姿が印象的ですが、ファンの方が作品を見ながらお酒を飲むとすれば、どんなお酒がオススメでしょう?

平坂
作中でキャラクターが飲んでいるものと同じものを飲むのが、一番雰囲気にあっているのかなと。お花見の場だったらフルーティーなビールとか日本酒みたいな形で、一応シーンに合わせたお酒を選んでいます。基本的にはちゃんと現実で手に入るお酒ばかりなので、ぜひ調べてみてください。


【※本作に登場するお酒の情報は、公式コンテンツ「うまい酒があればいい。」でチェックできます。】

――ちなみに先生が一番好きなお酒は?

平坂
原作に出てくるんですが、グーデン・カロルスのケイゼル・レッドですね。

――作家にとって欠かせないのが「編集者」という存在ですが、4話で伊月が放った「やばい、編集者だ、逃げろ!」というセリフが衝撃的でした。いま、平坂さんのお隣に担当編集の岩浅さんが同席していらっしゃいますが、作中の土岐と伊月のようなエピソードはありますか?

平坂
う~ん……ロクな話が出てこないですね(笑)。岩浅さんとは『はがない』の時からの付き合いなのですが、『はがない』のアニメ放送当時はふたりして酒に溺れていました。

岩浅
僕は平坂さんに付き合ってたんですよ!

平坂
毎回放送日になると編集部にお酒を持って行って酔っぱらって……

――編集部でですか!?

岩浅
携帯に平坂さんが倒れて寝ている写真が入ってます。

――(笑)。話題は変わりますが、作中の伊月の部屋は、平坂先生が住んでいた部屋を元にしているとうかがいました。

平坂
ほぼそのままです。カントクさんに来て頂いて写真を撮って貰ったので、レイアウトや間取りも一緒になっています。コタツはなかったんですけれど、それ以外は大体同じです。


――当時は伊月のようにほかの作家さんを招いたりもしたんでしょうか?

平坂
ええ。

岩浅
友達は多いんですよ、残念ながら。

――原作第1巻には色々な作家さんからメッセージがありました。

平坂
あれは別に友達では……。

岩浅
そこは友達と言っておきましょうよ!

一同
(笑)。

岩浅
平坂さんの家はよくたまり場になっていますよね。本当に作中そのままです。遊びに来るのが美少女じゃないだけで。

――そのような作家同士の交流を発信することはあるんですか?

平坂
たまにボードゲームをしている写真をTwitterに上げたりしています。

岩浅
春斗みたいにホモアピールもたまにしていますよ、志瑞祐先生と。

――作中では伊月の部屋に集まってゲームしてましたが、先生が今一番ハマっているゲームは?

平坂
最近気にいっているのは『ダイスフォージ』です。ダイスの面を自分で入れ替えて強くしていくゲームです。

【本作に登場するゲームの情報は、公式コンテンツ「作中の登場ゲームで遊ぼう!」でチェックできます】

――作中のオリジナルゲーム「ラノベ作家の人生」についても聞かせてください? 先生もいくつかネタを提供されたそうですが。

平坂
すごろく的な要素があるゲームなんですけれど、マスの指示に「コミカライズでお金が増えた」とか「実写映画化されて幸福ポイントが下がった」みたいな作家あるあるネタを提供させてもらいました。
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《井の上心臓》

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