中国の3DCGアニメ映画「西遊記」宮崎吾朗が日本語版吹き替えを監修 公開日も明らかに
2015年に中国で公開され、興行収入約192億円を記録したアニメーション映画『西遊記 ヒーロー・イズ・バック』。日本公開の期待も高まる中、本作の日本語吹き替えをアニメ監督・宮崎吾朗が担当することになった。
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『西遊記 ヒーロー・イズ・バック』は、西遊記をモチーフに中国の田暁鵬監督が手がけた3DCG長編アニメーションだ。三蔵法師の前世である少年・江流児と、五行山の岩から500年ぶりに解き放たれた孫悟空による冒険を描く。
このたび本作の日本語吹き替えの制作監修を宮崎吾朗が務めることが決定。宮崎は『ゲド戦記』や『コクリコ坂から』などのスタジオジブリ作品を手がけ、最近では『山賊の娘ローニャ』で国際エミー賞のアニメーション部門の最優秀賞を受賞したアニメ監督だ。
宮崎は「生まれて初めて観た中国の3DCGアニメーション映画、『西遊記之大聖帰来』。それは、驚くほど面白かった。僕は目からウロコが何枚も落ちた」と本作を始めて見たときの衝撃をコメント。さらに「この日本語吹替版が、原語版の魅力を損ねず、日本の観客への橋渡しとなりますように」と意気込みを示した。
一方、監督の田は「中国の「西遊記」のファンは、長く赤いマントを首に巻き裾をたなびかせている悟空の姿を愛しています。この紅の布が日中両国の映画ファンの心をつなぐような絆になることを願っています」と日本のファンへメッセージを送った。
(c)2015 October Animation Studio,HG Entertainment
《ユマ》
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