アカツキがハリウッドに子会社設立 日本コンテンツを映像化してグローバル市場へ
10月3日、モバイルゲームなどを手がける「アカツキ」は、アメリカに子会社の「Akatsuki Entertainment USA, Inc.(AE)」を設立した。AEはゲーム事業に加えて、アニメ、実写、デジタル映像を製作する映像事業も展開し、グローバル市場をターゲットにする方針を明かした。
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アカツキは『ドラゴンボールZ ドッカンバトル』などのスマートフォン向けゲームを送り出してきた企業。AEは日本国内のマンガやアニメなどのコンテンツの映像制作をハリウッドで行い、グローバル市場への橋渡し役を担うことを目的として設立された。
製作においてはAEが投資機能を持ち、映像化の実現を資金面からもサポートする。それによって日本のクリエイターやコンテンツホルダーが海外展開を目指せる機会を提供していくという。将来的には映像事業だけにとどまらず、アカツキのモバイルゲーム事業と連携によって、さらなる展開を行っていく予定だ。
AEの代表取締役プレジデントには、映画企画会社でシニアバイスプレジデントを務め、日本の作品をハリウッドで映像化してきたアンマリー・ベイリーが就任。グローバル市場に適した日本の作品を発掘することに長けており、製作チームとのマッチングを実現してきた実績も持つ人物なだけに、期待が集まる。
そのほか、戦略およびクリエイティブを管轄するキャット・マクフィー、リサーチマネージャーにはニコラス・ザバリー、アドバイザーにはサンディ・クライマンと、ハリウッドでの映像化に特化した専門家集団が揃った。日本側はアカツキの鈴木萌子が責任者を務め、国内の出版社や著作者の窓口となって作品を送り出していく。
[アニメ!アニメ!ビズ/animeanime.bizより転載記事]
《高橋克則》
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