ヨン・サンホ監督「我は神なり」予告編公開 “信仰” をテーマとした社会告発アニメ | アニメ!アニメ!

ヨン・サンホ監督「我は神なり」予告編公開 “信仰” をテーマとした社会告発アニメ

9月1日の日本公開を控える映画『新感染 ファイナル・エクスプレス』でも活躍する韓国の映像作家、ヨン・サンホ監督が手がけるアニメ『我は神なり』の予告編が公開された。

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9月1日の日本公開を控える映画『新感染 ファイナル・エクスプレス』でも活躍する韓国の映像作家、ヨン・サンホ監督が手がけるアニメ『我は神なり』の予告編が公開された。

『我は神なり』は人間が持つ“信仰”というデリケートなテーマを独自の視点で追求した社会告発アニメ。
ダム建設に伴う立ち退き補償金に目をつけたインチキ教団と、不安や弱みにつけ込まれて盲目的に信仰に身を委ねる村人たち、そして教団に単身立ち向かう荒くれ中年男と、さまざまな立ち位置のキャラクターが登場する。複雑な人間模様を通して、人それぞれの価値観を描いていく。
メインキャラクターである“悪魔に憑りつかれた男”の烙印を押されてしまうミンチョル役には、『息もできない』『あゝ荒野』の個性派俳優ヤン・イクチュンが起用されているのも話題の作品だ。


予告編では本作のストーリーの一端を知ることができる。ダム建設によって水没予定地となった田舎の村で、若きカリスマ牧師ソンが熱狂的な信奉を集める様子から始まり、久しぶりに村へ帰ってきたトラブルメーカー・ミンチョルがインチキ教団の陰謀を察知し、村の人々に警告する。
ミンチョルの行動もあって教団を率いるリーダー格の男ギョンソクに疑念が持ち上がるが、村人たちは頑なに信仰心を曲げようとしない。そして徐々に、ミンチョルは四面楚歌に陥っていく。
嘘で庶民を惑わす牧師と、真実をまくし立てる悪魔のような男という対立構造が見て取れる映像だ。

映画『我は神なり』は10月21日より、ユーロスペースほか全国順次公開予定。実写映画の『新感染 ファイナル・エクスプレス』も含めて、2ヶ月連続でヨン・サンホ監督の最新作が公開されることとなる。

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《ユマ》

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